この記事では、映画『映画大好きポンポさん』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『映画大好きポンポさん』の作品情報
出典:https://movies.yahoo.co.jp/movie/371803/schedule/
製作年 | 2021年 |
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上映時間 | 90分 |
ジャンル | アニメーション ヒューマンドラマ 青春 |
監督 | 平尾隆之 |
キャスト | 清水尋也 小原好美 大谷凜香 |
製作国 | 日本 |
映画『映画大好きポンポさん』の登場人物(キャスト)
- ジーン・フィニ(清水尋也)
- ポンポさんの映画制作アシスタント。一度見た映画は忘れない映画オタク。
- ポンポさん / ジョエル・ダヴィドヴィッチ・ポンポネット(小原好美)
- 映画プロデューサー。少女のような外見をしているが年齢不詳。映画作りの才能の全てを持った「銀幕の申し子」と呼ばれているが、普段はB級映画ばかり撮っている。
- ナタリー・ウッドワード(大谷凛香)
- 女優の卵。週7でアルバイトをしながら女優を目指している。
- ミスティア(加隈亜衣)
- 大注目の若手女優。スタイル抜群でポンポさんのB級映画の主演を務めている。
- マーティン・ブラドック(大塚明夫)
- 世界一の映画俳優。10年間映画界から姿を消していた。意外と気配りやな性格。
- アラン・ガードナー(木島隆一)
- ハイスクール時代のジーンの同級生。大手ニャリウッド銀行に勤めているが、上司に怒られてばかり。
- ジョエル・ダヴィドヴィッチ・ペーターゼン(小形満)
- ポンポさんの祖父。引退した元世界的映画プロデューサー。
映画『映画大好きポンポさん』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『映画大好きポンポさん』のあらすじ【起】
映画オタクの青年ジーン・フィニは、ニャリウッドで活躍する映画プロデューサー、通称「ポンポさん」の元で、いつか自分の映画を撮影することを夢見ながら制作アシスタントとして働いていた。
ある日、ジーンはポンポさんから「MEISTER」という映画の監督を任される。
ポンポさんが脚本を書いたその作品は「帝王」と呼ばれる傲慢な指揮者が挫折し、スイスの大自然や少女リリーとの触れ合いによって音楽への情熱を取り戻すという内容だった。
主演は10年ぶりに映画界に復帰する「世界一の俳優」マーティン・ブラドックが務め、ヒロインのリリー役には、オーディションで新人女優のナタリーが抜擢された。
ナタリーは女優を目指してニャリウッドに上京し、週7でアルバイトに励みながらオーディションを受け続ける日々を送っていた。演技は未熟だが、彼女に女優としての才能を見出したポンポさんは、ナタリーに人気若手女優のミスティアと生活やレッスンを共にするように命じるのだった。
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映画『映画大好きポンポさん』のあらすじ【承】
いよいよスイスでの映画撮影が始まった。
役者や撮影スタッフが一丸となって積極的に意見を出し合い、映画撮影は順調に進んでいった。
次の映画の撮影があるポンポさんは「この映画、間違いなくニャカデミー賞取っちゃうぜ」という言葉を残し、ニャリウッドに帰国する。
そんな中、ジーンはハイスクール時代の同級生アランと再開する。人気者だったアランは、大手ニャリウッド銀行に就職したが、仕事に情熱を持てず、上司から怒られてばかりの毎日を過ごしていた。
映画監督の夢を叶えたジーンは今のアランにはとても眩しく見えた。アランは「お前はずっと前だけ見てたんだな。お前の眼は輝いているよ」と声をかける。
映画は無事にクランクアップを迎えた。ジーンにはこれから編集作業が待っている。編集が何よりも好きなジーンは「今自分が地球上で一番幸せなのは間違いない」と息巻くのだった。
映画『映画大好きポンポさん』のあらすじ【転】
ポンポさんは90分以上の映画は美しくないというが、マーティンやナタリーの熱演を見ていたジーンはどのシーンも切り捨てられず、編集作業は行き詰ってしまう。
ポンポさんの祖父で、元世界的映画プロデューサーのペーターゼンの助言によって、ジーンは追加撮影が必要だとポンポさんに訴えるが、ポンポさんは「追加撮影をするということは、一度解散したキャストやスタッフを再度集めなければいけない。更に2週間後の試写会に間に合わなければスポンサーを降りられてしまうかもしれない」とジーンを諭す。
ジーンは「僕には映画しかない。僕の映画にはどうしても足りないシーンがあるんです」と頭を下げ、ポンポさんにはため息をつきながらも追加撮影の許可を出すのだった。
去っていくポンポさんの顔には楽しそうな笑みが浮かんでいた。
一方、アランはスポンサーが降りたことによりジーンの映画がピンチに陥っていることを知る。
ニャリウッド銀行は「MEISTER」の融資の依頼を断ろうとするが、アランはこの件を自分に任せてくれるように上司に頼むのであった。
映画『映画大好きポンポさん』の結末・ラスト(ネタバレ)
アランはニャリウッド銀行の役員に「MEISTER」への融資のプレゼンをするが相手にされない。「根拠が足りない。数字で納得させろ」という役員に対し「数字ならある」とアランはある動画を見せた。
実はこの会議は最初から中継で全世界に配信されており、同時に「MEISTER」へのクラウドファンディングを募っていたのだ。
無断で社内会議の様子を配信していたアランは荷物を纏めて出ていくように言われるが、そこに頭取が現れ、アランの覚悟と勇気を称えクラウドファンディングの10倍融資すると言う。
ニャリウッド銀行の融資により無事に追加シーンの撮影は終わった。
完成した「MEISTER」を見たポンポさんは「監督になったじゃない。君の映画大好きだぞ」と微笑む。
映画「MEISTER」はポンポさんの予言通り大ヒットを記録し、ニャカデミー賞5冠を受賞した。
授賞式で、映画で一番気に入っているところを聞かれたジーンは、ポンポさんのことを思い出しながら「上映時間が90分っていうところですね」とほくそ笑むのだった。
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映画『映画大好きポンポさん』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『映画大好きポンポさん』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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