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映画『エル・ドラド 黄金の都』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『エル・ドラド 黄金の都』の概要:詐欺師のトゥリオとミゲールは、黄金の都と言われているエル・ドラドの地図を手に入れる。だが、詐欺行為をして賭け事をしたのがバレてしまい、衛兵達に追われてしまう。トゥリオ達は樽の中に逃げ込むが、その樽が船の中に運ばれ、そのまま出航してしまう。

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映画『エル・ドラド 黄金の都』の作品情報

エル・ドラド 黄金の都

製作年:2000年
上映時間:90分
ジャンル:ファンタジー、アドベンチャー、アニメ
監督:ドン・ポール、エリック“ビーボ”バージェロン、デヴィッド・シルヴァーマン
キャスト:ケヴィン・クライン、ケネス・ブラナー、ロージー・ペレス、アーマンド・アサンテ etc

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映画『エル・ドラド 黄金の都』の登場人物(キャスト)

トゥリオ(ケヴィン・クライン)
詐欺師。頭脳派。主に犯行の計画を立てている。大金を手に入れるのが夢。
ミゲール(ケネス・ブラナー)
トゥリオの相棒。陽気で明るい性格。冒険がとにかく大好き。考えることは苦手。人が傷つくのを嫌う、優しい性格。
チェル(ロージー・ペレス)
エル・ドラドに暮らす少女。街の外に行くのが夢。トゥリオ達のことを詐欺師だと気づきながら、街を出るために協力関係を築く。
ゼケルカーン(アーマンド・アサンテ)
エル・ドラドの司祭。神のことを信じず、悪事を働く人間のことを何よりも嫌っている。神への信仰が強いあまり、街に暮らす民を殺そうと画策する。
タナボク(エドワード・ジェームズ・オルモス)
エル・ドラドの族長。ゼケルカーンと対立している。器が大きく、穏やかで優しい性格。
コルテス(ジム・カミングス)
冒険家。エル・ドラドを目指し、スペインから旅立つ。愛馬の名はアルティーヴォ。他人に厳しく容赦がない。

映画『エル・ドラド 黄金の都』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『エル・ドラド 黄金の都』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『エル・ドラド 黄金の都』のあらすじ【起】

1519年スペイン。新世界を征服するため、探検家達は船に乗って旅立つことにした。一方、指名手配犯のトゥリオとミゲールは、路上で賭け事をしてお金を稼いでいた。ある男がお金の代わりに、新世界の“奇跡”について書かれている地図を賭けて勝負がしたいと言い出した。それは、黄金の都と言われている、エル・ドラドへ行くための地図だった。トゥリオは興味がなかったが、ミゲールと男達に押し切られ、勝負を挑むことになった。トゥリオは勝負に勝つが、今までイカサマをしていたことが男にバレてしまう。衛兵に捕まりそうになったため、トゥリオ達は逃走した。樽の中に逃げ込むが、脱出する前にその樽の蓋が閉められてしまう。

トゥリオ達が樽の中から脱出すると、そこは探検家のコルテスが乗っている船の中だった。2人は拘束され、牢屋に閉じ込められる。ミゲールはコルテスの愛馬のアルティーヴォをリンゴで誘惑して、バールを持って来てくれと頼んだ。トゥリオは馬が人間の言葉を理解するはずないと呆れるが、アルティーヴォはバールの代わりに牢屋の鍵を持って来てくれた。トゥリオ達はその鍵を使い、夜中こっそり抜け出した。そして、ボートに乗って逃げ出そうとした。しかし、アルティーヴォがリンゴを追いかけて海に落ちてしまう。ミゲール達はアルティーヴォをボートに乗せて救った。

映画『エル・ドラド 黄金の都』のあらすじ【承】

トゥリオ達は空腹に耐えながらボートを漕ぎ、岸に辿り着く。そこの風景は、エル・ドラドへ行くための地図とぴったりと重なった。トゥリオは冒険することを嫌がるが、ミゲールからエル・ドラドには黄金があると説得され、探検することを承諾した。トゥリオ達はアルティーヴォを連れてジャングルの中を進んだ。

トゥリオ達はエル・ドラドに辿り着くが、遺跡の跡があるだけだった。トゥリオは遺跡に彫られていた言葉を読み、エル・ドラドが現地語で“偉大なる巨大岩”という意味だと知る。怒ったトゥリオは帰ろうとするが、走って来た少女とぶつかってしまう。少女は槍を持った男達に追われており、トゥリオ達も一緒に捕まってしまう。トゥリオ達が連れて行かれたのは、黄金色に輝く都市だった。そこが、エル・ドラドだったのだ。

馬に乗ったトゥリオ達は、神だと誤解を受ける。トゥリオ達はその誤解に乗っかり逃げようとするが、ミゲールが調子に乗り過ぎたため、神として力を示さなければいけなくなる。ミゲールはこの窮地を乗り切るためのアイデアを、トゥリオに求めた。トゥリオは必死に考えるが、足元で小動物が遊んでいたため、考えが纏まらなかった。トゥリオが“止めろ”と叫んだとき、火山の噴火が偶然収まる。人々はトゥリオ達のことを神と認めた。

映画『エル・ドラド 黄金の都』のあらすじ【転】

トゥリオ達が民衆達を騙す算段を話していると、先程の少女(チェル)が現れる。トゥリオ達は取り繕うが、時すでに遅く、神ではないことがバレてしまう。チェルはトゥリオ達が詐欺師であることを話さない代わりに、街から出るときに連れて行くことを求めた。トゥリオは嫌がるが、儀式のしきたりや暦の聖日など、“神”のことを何も知らなかったため、仕方なく協力関係を築くことにした。

族長のタナボクと司祭ゼケルカーンは、権力争いをしていた。タナボクは宴会を開いてトゥリオ達をもてなすが、ゼケルカーンは生贄を捧げようとしていた。トゥリオ達は“星の位置”が悪いと言って生贄を救った。タナボクは代わりに財宝を捧げるが、シバルバー(精神世界)へ贈るために湖の中に投げ入れてしまう。チェルは機転を利かせ、神が鑑賞したいと言っていると話し、財宝を神殿に運ばせた。

トゥリオ達は財宝を持って帰るため、タナボクに頼んで船を造ってもらうことにした。だが、完成するまでに3日はかかると言われてしまう。トゥリオはミゲールに大人しくしているよう伝えるが、ミゲールはエル・ドラドの美しい街並みを見るために出かけて行ってしまう。その時、ミゲールは兵士が民を街から追い出し、痛めつけているところに遭遇する。ゼケルカーンがトゥリオ達の名を使い、自分の良いように命令を出していたのだ。トゥリオはその民を助けるが、民は神であるミゲールを恐れて逃げてしまう。ミゲールは楽器を鳴らし、民達と交流を深めた。

ゼケルカーンはミゲールが民と親しくしていたことをトゥリオに報告した。そして、いかに人間が邪悪な生き物であるかを力説した。トゥリオはゼケルカーンの迫力に負けて頷いてしまうが、それをゼケルカーンは自分の気持ちが通じたと誤解してしまう。ゼケルカーンが生贄を捧げようとしたため、トゥリオはミゲールと話して来ると言ってその場を逃げ出した。

映画『エル・ドラド 黄金の都』の結末・ラスト(ネタバレ)

ゼケルカーンはトゥリオ達と屈強な15人の男達を、ボールゲームで競わせた。小さな穴にボールを入れなければならないため、トゥリオ達は戸惑うが、チェルの助けを借り無事勝利を掴む。ゼケルカーンは敗者の男達を生贄に捧げようとするが、それをミゲールが止め、ゼケルカーンを街から追放した。ゼケルカーンはミゲールの顔から血が流れるのを見て、その場は大人しく引き下がった。神は血を流さないと言われているため、ミゲール達が人間だということに気づいたのだ。ゼケルカーンは自ら街を浄化するため、黒魔術を使って民を排除することにした。

トゥリオはチェルに恋をし、一緒にスペインに来て欲しいと頼んだ。チェルはその申し出を受け入れ、トゥリオにキスをした。それを見たミゲールは、自分が蔑ろにされたと思い、不貞腐れた。ミゲールとトゥリオが口論していると、ゼケルカーンが黒魔術で呼び覚ました巨大な怪獣が現れる。トゥリオ達は逃げ惑った。そして、喧嘩している振りをして油断させ、ゼケルカーンを捕らえようとした。しかし、ゼケルカーンは怪獣を操り、トゥリオ達を襲おうとした。トゥリオ達は咄嗟に逃げたため、怪獣はゼケルカーンを巻き込んでシバルバーに落ちていった。その後、ゼケルカーンは奇跡的に助かり、岸に辿り着く。ゼケルカーンの目の前に立っていたのは、島に探検に来ていたコルテスだった。

ミゲールはトゥリオと袂を別ち、島に残ることを決める。トゥリオがチェルと船に乗り込んだその時、アルティーヴォが暴れ出した。島の遠方を見ると、煙が上がっていた。ミゲールはコルテスが来たことに気づく。タナボク達は攻め込まれないために兵士を向かわせようとするが、トゥリオがそれを止めた。そして、巨大な柱を壊して門を破壊する案を出した。トゥリオは自分が乗った船が門を出たところで柱を壊させようとするが、予想よりも早く柱が壊れたため、崩れた柱の下敷きになりそうになってしまう。トゥリオは急いで帆を張ろうとするが、ロープが絡まって動かなかった。ミゲールはアルティーヴォに乗って船に向かって走ると、絡まっていたロープを解いた。ミゲールはトゥリオと共に行くことを選んだのだ。

トゥリオ達の乗った船は荒波に巻き込まれた。何とか岸に辿り着くが、船は財宝を乗せたまま沈んでしまう。その時、コルテスがゼケルカーンと共に現れたため、トゥリオ達は急いで隠れた。ゼケルカーンはコルテスを門まで連れて行くが、そこは岩が崩れて何もなくなっていた。コルテスはゼケルカーンが嘘を言っていると思い、捕らえた。そして、来た道を戻って行った。トゥリオ達は新たな冒険に向けて、旅立った。

映画『エル・ドラド 黄金の都』の感想・評価・レビュー

トゥリオの相棒のミゲールが、何だか憎めないキャラクターで見ていて微笑ましかった。人が傷つくことを嫌ったり冒険が好きだったり、根は悪い人ではないのだと思う。
トゥリオとチェルの恋の行方よりも、ミゲールとトゥリオの友情の行方の方が気になった。ミゲールとトゥリオが途中で喧嘩したところはハラハラしたが、最終的には和解して、一緒に旅立つことになってほっとした。やっぱりトゥリオの相棒はミゲールしかいないと思う。男同士の絆が感じられる素敵な作品だった。(女性 30代)


舞台は1519年のスペイン。黄金の都「エル・ドラド」への地図を手に入れた2人の男がお宝を手にするため奮闘するお話。制作は『シュレック』や『カンフーパンダ』などを手掛けたドリームワークスです。
「エル・ドラド」という伝説の黄金郷を目指すトゥリオとミゲル。この2人のコンビが最高なんです。アニメーション作品なので子供も楽しめるストーリー展開でありながら、「友情」や「恋愛」と言ったメッセージ性もありました。
出てくるキャラクターが『塔の上のラプンツェル』にそっくりな所にも注目して欲しいです。(女性 30代)

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