この記事では、映画『波の間に』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『波の間に』の作品情報
出典：https://gyao.yahoo.co.jp/store/title/308794
| 製作年 | 2021年 |
|---|---|
| 上映時間 | 99分 |
| ジャンル | ヒューマンドラマ |
| 監督 | アナイス・ヴォルペ |
| キャスト | スエリア・ヤクーブ デボラ・ルクムエナ マチュー・ルグアット スベバ・アルビティ |
| 製作国 | フランス |
映画『波の間に』の登場人物（キャスト）
- マルゴ（スエイラ・ヤクブ）
- ２７歳。アルマと共に女優を目指す。カフェのアルバイトを掛け持ちしている。
- アルマ（デボラ・ルクムエナ）
- マルゴの親友。マルゴと共に女優を目指す。チーズのCMに出演していた。
- ニコ（マチュー・ルグアット）
- 劇団員。常にルイ１４世の衣装を着ている。
- クリスティーヌ（スベバ・アルビティ）
- 舞台の演出家。指導は厳しいが、根は優しい。
映画『波の間に』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『波の間に』のあらすじ【起】
あるオーディションの最中、マルゴとアルマは掴み合いの喧嘩をする。演出家のクリスティーヌは怒ってオーディションの中止を叫び、とばっちりを受けた参加者たちは不満をたれた。
マルゴは、外にいたアルマと合流する。クリスティーヌに印象付けるため、２人は喧嘩の芝居をしていただけだった。マルゴは、喧嘩の芝居をやりすぎたと笑うが、激しくやらないと意味がない、とアルマは興奮しながら話す。
アルマとマルゴは、１人芝居のオーディションに参加していた。
アルマはマルゴの働くカフェで、落ち着かない様子で結果を待っていた。アルマに電話があり、合格を伝えられ、２人は大喜びする。マルゴは自分のことのように喜んでいた。
アルマは家族からも祝福を受け、喜びを静かに噛み締めていた。マルゴも、アルマの代役での出演が決まる。
アルマは舞台の稽古をしている。代役を演じるマルゴも、稽古の様子をノートに取っていた。稽古中、アルマの携帯が鳴り続けている。稽古終わりのアルマは、留守電を聞いて呆然としていた。
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映画『波の間に』のあらすじ【承】
稽古の打ち上げに参加した２人。帰ろうとするマルゴを、アルマは引き止める。アルマは、帰ったら起きれなくなると話し、マルゴも結局最後まで参加した。２人は、他人の結婚式の二次会に侵入し、徹夜で朝を迎えた。
朝になり、２人は寝ればよかったと笑いながら後悔する。
前日は調子が良かったアルマだが、どこか様子がおかしい。そして、アルマは突然倒れてしまう。気が付いたアルマは、稽古を続けようとするが、クリスティーヌに断られ、代役のマルゴが稽古に参加した。
稽古を終えたマルゴは、アルマの見舞いに行く。アルマの姿を見たマルゴは愕然とする。アルマはガンを患っていたのだ。副作用で髪の毛を失っており、普段はウィッグを被っていたと知る。
マルゴは、衝撃を受け泣き出してしまう。アルマは、病気のことをクリスティーナには黙っていてほしい、とマルゴに頼んだ。アルマは、いつでも稽古に戻れるように、マルゴが書いていたノートを見せてほしいと話す。
映画『波の間に』のあらすじ【転】
マルゴの家に泊まっていたアルマは、体調を崩していた。咳き込むアルマを見て、マルゴは病院に連絡を入れる。病院に戻れば役を降ろされてしまうため、アルマは病院には戻りたくないと懇願した。
マルゴはクリスティーヌに、アルマの病状と、アルマが役を降りるなら自分も降りることを伝える。クリスティーヌは、代役が親友ならアルマも喜ぶ、と説得した。
アルマは入院することになるが、舞台を諦めてはいない。
２人の元に、衣装係が採寸をしにやってくる。マルゴは、アルマが降板したことがバレてしまうと焦るが、アルマは衣装係を部屋に入れてしまう。マルゴはどうにか取り繕うが、衣装係がマルゴを採寸するのを見て、アルマは察した。アルマは黙っていたことに怒り、静かに涙を流す。
マルゴは稽古に参加する。アルマの演技を思い出すよう、クリスティーヌは檄を飛ばす。
マルゴはアルマの病室に見舞いに行く。私のために芝居を続けてほしい、とアルマは話した。
映画『波の間に』の結末・ラスト（ネタバレ）
マルゴは、親しかった劇団員のニコと恋人関係になる。デートに夢中になってしまい、アルマとの稽古の約束に遅れてしまう。すでに、アルマは眠っていた。
マルゴは、誕生日にアルマをボートに連れ出した。ささやかなバースデーパーティーを喜ぶアルマ。
アルマの手術の結果を聞きに、マルゴは病室を訪れる。無事に腫瘍が摘出できたと知り、マルゴは安堵する。だが、暗い顔をしているアルマの母。腫瘍は全て取り除けなかったためアルマは死んでしまう、とアルマの母はマルゴに告げた。
マルゴは、アルマと出会った日のことを思い出していた。パリに来たばかりのマルゴを、明るく迎えてくれたのがアルマだった。
ついに、マルゴは舞台の初日を迎える。マルゴは緊張していたが、アルマの声と完全にシンクロし、舞台をやり遂げる。興奮冷めやらぬマルゴは、ニコに病院へ急ぐよう伝えられる。
マルゴは冷たくなったアルマに、役者を続けると誓い、別れを告げた。
映画『波の間に』の感想・評価・レビュー
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映画『波の間に』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『波の間に』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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