この記事では、映画『ゾンビ・プレジデント』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ゾンビ・プレジデント』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0067158
| 製作年 | 2020年 |
|---|---|
| 上映時間 | 95分 |
| ジャンル | ホラー |
| 監督 | ワン・イーファン |
| キャスト | ハー・ハオチェン メーガン・ライ フランチェスカ・カオ トゥオ・ツォンホァ |
| 製作国 | 台湾 |
映画『ゾンビ・プレジデント』の登場人物（キャスト）
- インイン（メーガン・ライ）
- 韓国の国会・立法院で議員を務める女性。有毒物質を発生する工場が、生まれ故郷に建設される計画に反対している。
- ヨウウェイ（ブルース・ハン）
- インインと同郷の青年。立法院で警備員をしている。
- グォチョン（ワン・チョンホアン）
- 多くの若手議員を手下に持つ、立法院の実力者。インインの故郷に工場を建設する計画の賛成派。
- ジョンチアン（ツンファ・トゥ）
- インインの父親。立法院の清掃員をしている。
- ファンホワ（フランチェスカ・カオ）
- 議会の人事を担当する女性責任者。
映画『ゾンビ・プレジデント』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『ゾンビ・プレジデント』のあらすじ【起】
若い女性議員・インインは、有毒物質を発生する恐れのある工場が故郷に建設されることを知り、この計画に反対するため台湾の国会・立法院に乗り込んでいく。しかし工場賛成派の議員・グォチョンとその取り巻きに挑発され、暴力行為を行なったことで議員を辞職するハメになってしまう。
インインは、故郷の幼馴染であり議会場で警備員をしている青年・ヨウウェイに、私の代わりに立候補し、故郷を救ってくれと依頼する。インインに押し切られる形で立候補したヨウウェイだったが、グォチョンはヨウウェイを巧みな口車に乗せ、自分の派閥に取り込む。
当選したヨウウェイが議会に出席する初日は、台湾の大統領にあたる総統が議会に出席する予定で、インインは工場反対をアピールする機会だと、ヨウウェイを説得する。その反面グォチョンは、議会で乱闘騒ぎを起こしてそのドサクサに工場建設法案を可決するつもりで、それを知ったヨウウェイは対立する陣営の板挟みになり悩んでしまう。
そこに総統がやって来るが、総統は以前工場を視察した際に有毒なウイルスに感染していて、議会の最中に凶暴化して暴れ始める。
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映画『ゾンビ・プレジデント』のあらすじ【承】
総統に襲われた者もまた、ウイルス感染によりゾンビのように凶暴化し、議会内はパニックに陥る。議員たちは凶暴化したゾンビから逃げようとするが、議会場の扉が閉ざされてしまう。議会の様子をモニターで見ていた疾病管理の責任者・チョーが、感染を封じ込めるため遠隔操作で議会を密閉したのだった。
インインはヨウウェイの助手という立場で、議会を行なう建物には来ていたものの、辞職していたため議会場に入れず、この惨劇を免れていた。2階の窓から議会場の惨状を知ったインインは、傍にいた人々の服を繋いでロープを作り、ヨウウェイを救出しようとする。
議会場には議会で清掃員として働くインインの父親・ジョンチアンと、議会の人事を担当する女性・ファンホワもいて、インインの下げたロープをつたい、ヨウウェイと共になんとか2階へよじ登る。しかし凶暴化したゾンビたちもまた、ロープを使って2階へ上がろうとしていた。
映画『ゾンビ・プレジデント』のあらすじ【転】
インインたちは2階の奥の部屋へ逃げようとするが、途中でヨウウェイがゾンビに捕まり、噛みつかれてしまう。するとヨウウェイに噛みついたゾンビたちが、次々に倒れていく。病弱で普段から薬を服用していた効果なのか、ヨウウェイの血液はゾンビ化した暴徒を撃退する力を持っていた。
ヨウウェイの血がゾンビに効くことがわかり、インインやジョンチアンはヨウウェイの血を自分たちの拳に塗り付け、ゾンビたちを撃退していく。ゾンビを退け議会場を脱出しようと考えるインインたちの前に、疾病管理のチョーが現れる。
チョーはインインたちを助けようとは思っておらず、ヨウウェイの血液に免疫があると知って、それを採取しようとだけ考えていた。チョーが連れて来た部下たちがヨウウェイに襲いかかるが、元特殊部隊の精鋭だったジョンチアンが、部下たちをなぎ倒す。
チョーが逃げて行ったあと、インインたちは地下にあるグォチョン専用の豪華な風呂場から、議会場を脱出することを決める。地下への入り口は、ゾンビが群がる議会場内にしかなかったが、ジョンチアンが自分の身を犠牲にして、インインたちを地下へと逃がす。
映画『ゾンビ・プレジデント』の結末・ラスト（ネタバレ）
インインたちが地下の豪華な風呂場にたどり着くと、そこにはグォチョンが待ち構えていて、そのグォチョンはすでにゾンビに噛まれて感染していた。グォチョンが密かに奪っていたヨウウェイの血液を自分の体内に注入すると、グォチョンはパワーアップしたゾンビに変化する。
ヨウウェイが必死にグォチョンを倒すものの、その前にファンホワが噛まれてしまう。ジョンチアンと愛人関係にあったファンホワは、ヨウウェイとインインを生き残らせるべく、風呂場に突入して来たゾンビたちに向かって行く。
インインとヨウウェイは、風呂場の壁に付いていた小さな窓から、なんとか外へと脱出する。するとその直後、議会場が大爆発を起こす。疾病管理のチョーが、感染を封じ込めるために、議会を爆破する時限スイッチを押していたのだった。
ヨウウェイは自分の血を、感染予防のため市民に無償で提供することを決断する。そしてヨウウェイは、議会は危険だから自分の助手を辞めるようインインに伝えるが、インインは「これからは、あなたが守ってくれるから」と、ヨウウェイに抱きつくのだった。
映画『ゾンビ・プレジデント』の感想・評価・レビュー
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映画『ゾンビ・プレジデント』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ゾンビ・プレジデント』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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