この記事では、映画『鳩の撃退法』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『鳩の撃退法』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0065171
| 製作年 | 2021年 |
|---|---|
| 上映時間 | 118分 |
| ジャンル | ミステリー サスペンス |
| 監督 | タカハタ秀太 |
| キャスト | 藤原竜也 土屋太鳳 風間俊介 西野七瀬 |
| 製作国 | 日本 |
映画『鳩の撃退法』の登場人物（キャスト）
- 津田伸一（藤原竜也）
- 直木賞作家だが、現在はデリヘル嬢の送迎の仕事をしている。
- 鳥飼なほみ（土屋太鳳）
- 津田の担当編集者。津田が架空の世界を書いたとした作品が、現実にあったことで訴訟問題に巻き込まれた。
- 幸地秀吉（風間俊介）
- 津田の通うカフェで、真夜中から明け方まで本を読み耽っている客。4歳の娘と妻の3人暮らし。
- 倉田健次郎（豊川悦司）
- 津田が暮らす街の裏社会のボス。冷酷非道。
映画『鳩の撃退法』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『鳩の撃退法』のあらすじ【起】
（現実世界）
直木賞受賞作家の津田は、現在は東京都でバーテンダーをしている。津田は自分の勤めるバーに、編集者の鳥飼を呼び、新作で未完の小説の原稿を見せた。鳥飼は未完の原稿を5万円で引き取る。
（小説の中の話）
津田は、富山のデリヘル会社「女優倶楽部」の送迎運転手をしている。津田は現在、古本屋を経営する房州から3万円借りているが、まだ返せていない。
津田が深夜、行きつけの喫茶店に行くと、よく見かける男性客がいた。深夜から朝まで一人、本を読んでいるその男性客に興味を持っていた津田は、彼に声を掛け、すんなりと打ち解けた。
男性客の名前は秀吉。妻と、血のつながっていない4歳の娘と3人で、幸せに暮らしているという。
秀吉と別れた津田は、デリヘル嬢のまりこに頼まれ、まりこの恋人・晴山を駅まで送る。津田が晴山を車から降ろすと、晴山はそこで待っていた女とイチャつき始めた。
その後、秀吉一家が失踪する。
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映画『鳩の撃退法』のあらすじ【承】
（小説の中の話）
房州が亡くなった。房州は身寄りがなく、遺産は津田に受け取ってほしいと遺言を遺していた。津田は房州の遺産としてスーツケースを受け取り、その中に3000万円と1冊の本が入っていることを確認した。本には3万円が挟まれていて、3万円のうち1万円を持って、津田は床屋に行った。
数日後、「女優倶楽部」の社長・川島から呼び出された津田は、津田が床屋で使った1万円札が偽札であったことを聞かされる。津田は、本に挟まっていた残りの2万円をATMに入れてみるとはじかれたことから、偽札だと理解する。
偽札について、街の裏社会を仕切る倉田が絡んでいることは明らかだった。倉田に目をつけられると命さえ危ないと分かっている津田は、房州の遺産である残りの3000万円も偽札の可能性があるので、処分することを決める。
（現実世界）
津田の新作の小説が更新された。鳥飼は偽札の話と秀吉一家の失踪事件に関連はあるか、疑問に思う。また、津田が創作で書いているか不安を覚える。
映画『鳩の撃退法』のあらすじ【転】
（小説の中の話）
まりこは、恋人の晴山が他の女と駆け落ちした後、晴山の所持品の処分を津田に依頼する。
津田が好奇心から、晴山のハンディカムの映像を見ると、そこには晴山と奈々美の性交の記録があり、その中で奈々美は、もし妊娠したら、秀吉を誘って性交し、秀吉の子を妊娠したことにすればいいと言った。
倉田が偽札の所持者として津田を狙っているという情報を、津田は川島から得る。
その後、倉田の手下に囲まれた津田は、スーツケースを差し出す。倉田は「つがいの鳩が飛ぶのを見たか？」と津田に訊ねるが、津田にはその言葉の意味が分からなかった。
（現実世界）
鳥飼は編集長に、津田が新作を書いていると伝え、編集長の指示で、津田の「この物語はフィクションだ」という主張が正しいか確かめることになった。津田の小説に登場する店や人物は実在し、津田の小説の中で、処分されたとされていた3000万円の行き先は孤児院への寄付と解明する。
映画『鳩の撃退法』の結末・ラスト（ネタバレ）
（小説の中の話）
倉田は3万円分の偽札を作り、秀吉がそれを受け取るように指示をしたが、行き違いで偽札は倉田の想定外のところにいってしまった。倉田が津田に言った「3羽の鳩」とは、倉田が創った3枚の偽の万札で、その行き先を倉田は知りたかったのだ。
倉田と秀吉は昔から交流があり、秀吉が家族を欲しがっていたことを、倉田は知っていた。
また、秀吉が無精子症と知る倉田は、奈々美の妊娠の報告を受け、怒りを覚えた。
倉田は晴山と奈々美、秀吉を呼び出し、手下によって制裁を受けさせる。
秀吉は、奈々美が身籠っている子供は自分の子ではないと分かりつつも、晴山と奈々美を守ろうとしている。
（現実世界）
津田は小説を書き上げる上で、晴山も奈々美も、秀吉も無傷であるような、ハッピーエンドにしようかとと考えている。
鳥飼が小説のタイトルを尋ねると、津田は「未定」と返答する。
エンドロールに、「鳩の撃退法」というテロップが表示される。
映画『鳩の撃退法』の感想・評価・レビュー
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映画『鳩の撃退法』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『鳩の撃退法』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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