この記事では、映画『インヘリタンス』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『インヘリタンス』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0060038
製作年 | 2020年 |
---|---|
上映時間 | 111分 |
ジャンル | ミステリー |
監督 | ヴォーン・スタイン |
キャスト | リリー・コリンズ サイモン・ペッグ コニー・ニールセン チェイス・クロフォード |
製作国 | アメリカ |
映画『インヘリタンス』の登場人物(キャスト)
- ローレン・モンロー(リリー・コリンズ)
- モンロー家の長女。検察官を務める彼女は真面目で誠実な性格である。父の遺産として、地下室の鍵を渡される。
- モーガン・ワーナー(サイモン・ペッグ)
- モンロー家の地下に閉じ込められていた謎の男。鎖に繋がれ、何年もの間、モンロー家の地下室で過ごしていたようだ。
- キャサリン・モンロー(コニー・ニールセン)
- ローレンの母。アーチャーを長年支えてきた。昔は弁護士として働いていたが、今は息子であるウィリアムの選挙戦の一員として支えている。
- ウィリアム・モンロー(チェイス・クロフォード)
- ローレンの弟。政治家を目指し、下院議員選挙に奮闘中である。
- アーチャー・モンロー(パトリック・ウォーバートン)
- ローレンの父。ニューヨークの財政界に絶大な影響力を持つ銀行家である。心臓発作を起こし、急死してしまう。
映画『インヘリタンス』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『インヘリタンス』のあらすじ【起】
検察官であるローレンの父は、ニューヨークの財政界に絶大な影響力を持つ銀行家のモンロー・アーチャーである。
弟のウィリアムは政治家を目指し、下院議員選挙に立候補をしている。
ある日、ローレンの父が心臓発作で急死してしまう。
親族が集められると、遺産相続について、父の友人であり弁護士であるハロルドから告げられる。父の遺言状によると、母には取締役会の議決権を相続し、ウィリアムには2000万ドル、ローレンには100万ドルをそれぞれ相続し、残りの5000万ドルは団体へ寄付するとのことであった。
ローレンはハロルドから他言無用と父からの手紙を預かる。中にはUSBメモリが入っており、中を確認すると父からのビデオレターであった。
そして父は、本当にすまない。この秘密は墓まで持って行ってほしい。真実は埋めたままにしておけとローレンに告げるのであった。
ローレンは、父のビデオレターの内容を頼りに、幼少期に秘密基地としていた森へ向かう。そこには地下へ通じる隠し通路があったのだ。父から預かった鍵を手に、ローレンは地下の通路へ足を進めるのであった。
映画『インヘリタンス』を無料視聴できる動画配信サービスと方法については、以下の記事をご覧ください。
映画『インヘリタンス』のあらすじ【承】
ローレンが階段を下りて行った先には1人の男が鎖で繋がれていた。驚いたローレンはその場を後にする。
翌日、ローレンはもう1度地下へ訪れ、寝ている男の指紋を採取し、目を覚ました男に父との関係を問いただすが、はぐらかすばかりでまともな答えは返って来ない。男は望みを叶えてくれたら真実を話すと言うのであった。
地下を後にしたローレンは、警察のサンチェスに男の指紋を調べるよう依頼する。そして、男から頼まれた買い物を済ませ、再び地下を訪れる。望みを叶えてもらった男は父との関係について話し出すのであった。
男の名はモーガン・ワーナー。アーチャーとはギャンブル仲間であった。ある日、アーチャーとモーガンは車の運転中に人を轢いてしまう。モーガンは逃げようと言ったが、動揺したアーチャーはトランクに積み込み、山に埋めたそうだ。協力しなかったモーガンはアーチャーに殴られて地下に閉じ込められたと。
またアーチャーにはソフィアという愛人が居て、その関係は死ぬまで関係は続いていた。遺産もわたっているはずだと語るモーガンに、怒ったローレンは、嘘だったらもう2度とここにはこないと立ち去るのであった。
映画『インヘリタンス』のあらすじ【転】
80年代の行方不明者にモーガン・ワーナーが居ないかとサンチェスに捜査を依頼する。
ローレンはソフィアの元を訪れる。父との関係は真実であり、父とソフィアの間には子供まで存在していたのであった。
ショックを隠し切れないローレンは、ハロルドの元へ駆けつけ問いただす。他に隠していることがあれば教えてほしいというが、秘密は墓まで持っていくから真実は放っておけというのであった。
選挙事務所を訪れたローレンは、母にモーガンのことを聞くが覚えはないそうだ。
再び地下を訪れたローレン。父はモーガンに何かあるたび全てを話してきたらしい。父の全てを知っているとモーガンは語る。
死体を埋めた場所を問うローレンに、モーガンは口では説明できないからと外へ連れ出すよう要求する。渋々首の鎖を外し、モーガンを外へと連れ出す。モーガンに言われた通り山道を進むローレン。ここだという場所を掘り起こすと、そこには本当に人骨が埋まっていたのであった。
自由にしてくれたら、マスコミにも警察にも行かずに姿を消し、静かに暮らすというモーガンに、ローレンはごめんなさいと告げてまた監禁するのであった。
映画『インヘリタンス』の結末・ラスト(ネタバレ)
ローレンはモーガンを逃がすことを決意する。ハロルドに極秘で戸籍と金を用意させると、モーガンを連れ出し、新しい戸籍と金を渡して解放するのであった。
サンチェスからモーガンの資料を郵送したと連絡が入る。ローレンは急いで家へ帰ると、母が資料を手にしていた。資料に目を通すと、モーガンの資料にある写真が地下の男と一致しない。母は、地下の男の写真を手に、これはモーガンではなくカーソン。根っからの悪人だと告げるのであった。
焦ったローレンは急いでハロルドの元へ戻るがハロルドは殺されていた。
ローレンはすぐに家に戻るが母の姿はない。地下へ行くと、怪我をした母が倒れているのであった。
カーソンはローレンを襲い、鎖に繋ぐと昔のことを語りだすのであった。
30年前、カーソンは母をレイプしていた。怒ったアーチャーは車内でカーソンと口論になり人を轢いてしまう。そしてカーソンが埋めたのであった。アーチャーはカーソンを背後から殴り、監禁した。お前の父親は俺だとローレンに向かって叫ぶカーソンを、母は背後から撃ち殺すのであった。
2人は地下ごと燃やすと、いつまでも炎を見つめるのであった。
映画『インヘリタンス』の感想・評価・レビュー
この映画の感想・評価・レビューはまだ投稿されていません。
映画『インヘリタンス』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『インヘリタンス』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
映画『インヘリタンス』を見逃した人やもう一度見たい人のために、以下の記事では映画『インヘリタンス』を無料で視聴できる動画配信サービスと方法について紹介しています。
ぜひ、以下の記事もご覧いただき、映画『インヘリタンス』を視聴してみてはいかがでしょうか。
みんなの感想・レビュー