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映画『ジャッキー・コーガン』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ジャッキー・コーガン』の概要:フランキーはジョニーからある仕事を任される。それは、マフィアの息のかかった賭博場から金を盗み出すことだった。フランキーは命を狙われることを危惧するが、金が必要だったため、友人のラッセルと共に強盗を決行する。

映画『ジャッキー・コーガン』の作品情報

ジャッキー・コーガン

製作年:2012年
上映時間:107分
ジャンル:アクション
監督:アンドリュー・ドミニク
キャスト:ブラッド・ピット、リチャード・ジェンキンス、ジェームズ・ガンドルフィーニ、レイ・リオッタ etc

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映画『ジャッキー・コーガン』の登場人物(キャスト)

ジャッキー・コーガン(ブラッド・ピット)
殺し屋。ディロンというマフィアの代理人。
フランキー(スクート・マクネイリー)
金が必要で賭博場強盗を行う。
ラッセル(ベン・メンデルソーン)
フランキーの友人。フランキーと共に賭博場強盗を行う。頭が悪くおしゃべり好き。
ミッキー(ジェームズ・ガンドルフィーニ)
ニューヨーク在住の殺し屋。ジャッキーの知り合い。妻とうまくいっておらず、酒と女に溺れる。
ドライバー(リチャード・ジェンキンス)
仕えている人物に頼まれ、ジャッキーに賭博場強盗の黒幕を探すよう依頼する。
ジョニー・アマート(ヴィンセント・カラトーラ)
賭博場強盗を思いつき、フランキーとラッセルに仕事を任せる。
マーキー・トラットマン(レイ・リオッタ)
賭博場の胴元。強盗被害を装い、賭博場の金を盗んだ過去がある。
ディロン(サム・シェパード)
あるマフィアに所属しており、問題を処理する仕事を担っていた。体調を崩して動けない状態だったため、賭博場強盗の件をジャッキーに任せる。
ケニー・ギル(スレイン)
ディロンの手下。ラッセルの友人。

映画『ジャッキー・コーガン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ジャッキー・コーガン』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ジャッキー・コーガン』のあらすじ【起】

フランキーは仕事を紹介してもらうため、友人のラッセルを連れてジョニーの元を訪ねた。だが、ラッセルが生意気な口を利くので、ジョニーは怒って昔のことを持ち出し、フランキーに別の奴と組めと忠告した。フランキーは仲間関係で揉めて、7年間刑務所に入っていた過去があった。話は纏まらず、木曜日に持ち越しとなった。

木曜日。フランキーは詳しい仕事内容を聞くため、ジョニーの元を訪ねた。ジョニーが紹介する仕事とは、マフィアの息のかかった賭博場から金を盗み出すことだった。フランキーはマフィアに命を狙われることを危惧するが、ジョニーは胴元のマーキーが狙われるから平気だと話した。4年前、マーキーは賭博場を仕切っていたときに強盗被害を装い、金を盗んで賭博場を閉鎖させた過去があった。マフィアのディロンがマーキーを疑って尋問したが、証拠がなく話は有耶無耶になった。しかし、賭博場が再開されたときに、マーキーは話のネタとして自らお金を盗んだことを仲間達に話した。そのため、マーキーが胴元のときにお金が消えれば、疑われるのは必然だった。

フランキーはラッセルと一緒に賭博場に向かった。フランキー達が緊張しながら賭博場に侵入すると、数十人のマフィアがいた。ラッセルがマーキーを脅して金を回収すると、フランキーはマフィア達の財布からも金を集めた。マーキーがマフィアを敵に回すと危険だから止めろとフランキー達を説得したが、フランキー達は聞き入れず金を持って車を走らせた。

映画『ジャッキー・コーガン』のあらすじ【承】

ディロンが体調を崩して動けない状態だったため、殺し屋のジャッキー・コーガンが代わりにドライバーと呼ばれるエージェントに会いに行った。ドライバーは賭博場強盗の件を話し、黒幕を見つけて欲しいと依頼内容を話した。現場にいたマーキーは、“ガキの服装で獣のニオイがした”と証言していたが、ジャッキーはマーキーを疑っていた。むしろ黒幕はどうでもよく、マーキーを殺せば賭博場が再開できると考えていた。ドライバーは依頼主の考えから、マーキーを殺さずに話を聞くだけに留めて欲しいと頼んだ。だが、2度目の強盗被害のため、マーキーは他のマフィアから命を狙われる可能性が高かった。ジャッキーは殺すことが救いになると説得するが、ドライバーの意見は変わらなかった。

マーキーは強盗犯の黒幕だと誤解を受け、他のマフィアから暴行を受ける。血を吐くが許してもらえず、雨の中放置される。

ラッセルは駅のロッカーで麻薬の販売を行い、金を増やしていた。フランキーは車を購入し、身だしなみを整えて金を使っていた。2人は金を手に入れたことで、今までの生活から大きく変わっていった。フランキーは家でラッセルの昔話を笑いながら聞いていたが、そこに出てきたケニーという男の名前に違和感を覚える。ケニーとはディロンの手下の男の名前だった。ジョニーは麻薬で朦朧としているラッセルを問い詰め、ラッセルがケニーに強盗の件を話してしまったことを知る。

映画『ジャッキー・コーガン』のあらすじ【転】

ジャッキーはケニーから聞いたジョニー達の話と、マーキー殺害の決行をドライバーに報告した。ドライバーは驚き、なぜマーキーを殺すのかジャッキーに問い掛けた。ジャッキーは丁寧にドライバーに説明した。マーキーは今回の件では無関係だったが、他のマフィアはそうは思わず暴行を繰り返す可能性があった。1度過ちを犯した男は、殺すしか助かる道がないのだ。

ジャッキーはジョニーと面識があったため、ニューヨークにいる殺し屋のミッキーを呼び寄せた。知り合いだと命乞いをされるので、そんな暇を与えることなく殺したかったのだ。ジャッキーはミッキーを空港まで迎えに行き、バーに立ち寄った。そこで、ミッキーから猟銃を所持していた罪で、捕まりそうになった話を聞く。ミッキーの友人が罪を被ってくれたのだが、もし猟銃の所有者がミッキーだとばれると、3度目の刑務所行きが決まってしまう。ジャッキーは話を聞きながら、ミッキーの妻のマージーを心配した。ミッキーは自分が何度も刑務所に行くため、それに耐えられなくなったマージーが浮気したことを話した。ミッキーが説得したことで現状は離婚せずに一緒にいることになったが、危うい状態でいるのは間違いなかった。

雨の降る夜、ジャッキーはケニーを500ドルで雇い、車を運転させた。マーキーの車に横付けさせると、運転席にいるマーキーを射殺した。3日後。ジャッキーはホテルにいるミッキーを訪ねて仕事の状況を確認した。だが、ミッキーはお酒を飲んで娼婦と遊び惚けているだけだった。ジャッキーは呆れ果て、明日仕事ができるか確認した。だが、ミッキーは泣きそうな顔で行けないと呟いた。ジャッキーは夜になっても来なければ警察に通報すると脅した。

ジャッキーはドライバーにミッキーの様子を報告した。注意したら一応やる気になったが、現場に来ないことを確信していた。ジャッキーはミッキーをニューヨークに送り返さずに、逮捕する計画を立てる。ジャッキーが直接警察に連絡を入れると、腹を立てたミッキーに今回の計画をばらされる恐れがあった。そのため、娼婦を雇ってミッキーと喧嘩をしてもらい、警察に通報してもらうのだ。ジャッキーはミッキーが酒に溺れていることを心配しており、刑務所に入れば少しでも酒から離れられると考えたのだ。娼婦を雇うために経費として500ドル~1000ドルかかることを伝えると、ドライバーは渋い顔をした。

映画『ジャッキー・コーガン』の結末・ラスト(ネタバレ)

ラッセルは麻薬売買の罪で逮捕される。ジャッキーはバーにいるフランキーに会いに行き、ジョニーの居場所を問い掛けた。フランキーは涙目になりながらも言うことを躊躇ったが、言わなければ殺されることがわかり白状した。次の日の夜、ジャッキーはフランキーを連れてジョニーの女の家に向かった。車で待っていると、ジョニーが女を連れて帰宅し、送り届けている姿が見えた。ジャッキーはフランキーが逃げないように車のキーを取ると、車から降りてジョニーを射殺した。

パトカーのサイレンが聞こえる中、フランキーは怯えながら車を走らせた。フランキーがあまりにもスピードを出すので、途中でジャッキーが運転を代わって地下駐車場に車を停車させた。ジャッキーは車から降りながら、逃げる手筈をフランキーに確認した。フランキーは運転席に移動しながら、ジャッキーの問い掛けに投げやりに返答した。ジャッキーはフランキーが油断している隙に、窓から頭を撃ち抜いて射殺した。指紋を全部拭き取ると、その場を後にした。

ジャッキーは報酬を貰うため、バーにいるドライバーに会いに行った。だが、渡された現金は3万ドルだけだった。ジャッキーはミッキーに1万5000ドルの報酬を出そうとしたことを持ち出し、報酬の値上げを要求する。しかし、ドライバーはディロンの代わりだから1人1万ドルだと譲らなかった。ジャッキーは腹を立て、金を払えと脅した。

映画『ジャッキー・コーガン』の感想・評価・レビュー

かなりダークなブラッド・ピットを楽しめる今作。『ジェイソン・ボーン』シリーズで殺し屋のことを「掃除屋」なんて呼んでいましたが、今作のジャッキー・コーガンはまさに掃除屋という言葉がぴったり。どんよりとした空気が漂う暗めの世界観と、静かでクールな雰囲気が観客の期待を高めてくれます。
アクションシーンもそれほど派手でなく、ストーリーもゆっくりでどちらかと言うと地味な作品なので「長い」とか「面白くない」と感じてしまう人もいると思いますが、私は大好きな作品です。(女性 30代)

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