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映画『JFK』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『JFK』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『JFK』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0056593

製作年 1991年
上映時間 188分
ジャンル サスペンス
ドラマ
ミステリー
監督 オリバー・ストーン
キャスト ケヴィン・コスナー
シシー・スペイセク
ジョー・ペシ
ゲイリー・オールドマン
製作国 アメリカ

映画『JFK』の登場人物(キャスト)

ギャリソン(ケヴィン・コスナー)
ニューオリンズ州の地方検事。ケネディ暗殺事件についてオズワルド犯人説に疑問を抱く。1度は諦めるが、3年後再び密かに捜査を始める。
オズワルド(ゲイリー・オールドマン)
ケネディ暗殺事件の犯人として逮捕された男。護送中に射殺されてしまう。彼が撃ったとされる3発の内の1発は7回も当たっており、魔術のようだと言われた。
フェリー(ジョー・ペシ)
オズワルドの航空隊時代の教官。事件の有力な証人であるが、発言に不審な点が多く、ギャリソンは疑いの目を向けている。

映画『JFK』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『JFK』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『JFK』のあらすじ【起】

ジョン・F・ケネディ上院議員はわずか10万票差の激戦で選挙の勝利を勝ち取る。妻のジャクリーンと共に、ケネディは60年代の自由の象徴であった。
キング牧師らは、人間は平等であると訴え、公民権運動は白熱した。そんな最中、ケネディは、心と精神の全てを捧げ、世界の平和に尽くしたいと訴えたのである。

ケネディはキューバとの秘密戦争受け継ぎ、CIAが亡命したキューバ人を戦わせていた。カストロによって起こされたキューバ革命は成功し、それによりアメリカの企業は脅かされた。侵攻作戦はピッグス湾に上陸したことで最高潮に達するが、この作戦の最終局面でケネディはアメリカ軍による爆撃を拒否したため、CAIや軍部から反感を買った。

1962年、核戦争一歩手前の危機であるキューバ危機が勃発する。ソ連の核ミサイルがアメリカに近付くも、最後の瞬間に引き返したことで世界中は安堵したが、ワシントンでは秘密協定説が流れ、それにより、ケネディは容共ではないかという疑いが生まれた。

当時はベトナムも戦争中であり、ケネディはケネディ政権を敵対視していた南ベトナムの大統領に対し、南ベトナムは世論を味方にしなければこの戦争には勝てないと意見した。

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映画『JFK』のあらすじ【承】

1963年、ケネディがパレード中に暗殺されるという大事件が起こる。その後、オズワルドという男が暗殺犯として逮捕されるが、護送される途中に射殺されてしまう。事件に使用されたライフルが彼のものであると断定され、犯人はオズワルドだと誰もが思っていた。しかし、地方検事であるギャリソンだけは違った。

ギャリソンは、オズワルドの航空隊の上司であったフェリーと会い、話を聞く。オズワルドのことを見たこともないと答えるフェリーに不信感を抱いたギャリソンは、彼をFBIに拘留させるが、すぐに釈放されてしまう。

次期大統領であるジョンソンが事件の真相究明のために、調査委員会を設置するが、そこでもオズワルドの単独犯だと結論付けたのである。

3年後、オズワルドは射撃が下手だと有名だったのにも関わらず、たった6秒間でケネディを撃ち抜いたことを知ったギャリソンは疑念を抱き、証言記録を何度も読み返すが、それは矛盾に溢れ、実にずさんなものであった。

ついにギャリソンはケネディ暗殺事件について密かに捜査を開始するが、事件に有力な証言をしたものは不審死を遂げていることなどが判明し、事件を調べるほど謎は深まっていくばかりであった。

映画『JFK』のあらすじ【転】

捜査を進めるギャリソンは、フェリーたちがケネディの暗殺を謀っていた事、その首謀者がクレー・ショーという人物であることを突き止める。するとギャリソンの周囲では、オフィスから盗聴器が発見されたり、有力な証人であったフェリーが何者かに暗殺されたりと不穏な空気が流れ始める。やがて政府からの脅しも始まり、ギャリソンの家族や私生活にも危険が迫る。

そんな時、ギャリソンの前にXと名乗る大佐が現れ、ケネディ暗殺は軍やFBI、CIA、ジョンソン大統領も巻き込んだクーデターであることを明かす。この暗殺を告発できるのは国家の安全機構に対して脅威であるギャリソンだけであり、疑問を持つ民衆の心に火をつけろ。民衆は真実を求めており、真実は君の側にあるとXに言われ、ギャリソンはついにクレー・ショーを暗殺共謀罪で逮捕、告訴したのである。

裁判の準備を進めていたギャリソンは、ケネディの弟であるロバートが凶弾に倒れたことを知り衝撃を受ける。アメリカ大統領選を戦っていたロバートは、当選確実とされていた最中の暗殺であり、ギャリソンは震撼する。

映画『JFK』の結末・ラスト(ネタバレ)

裁判が始まり、ギャリソンはクレー・ショーの悪事を立証するため、暗殺犯は複数であったことを証明することになる。そのために、長い間タイム・ライフ社の金庫に眠り、公表されていなかったザプルーダー・フィルムを見せる。それは多くを物語るものであった。

ギャリソンは収集した証言から、ケネディが三方向から撃たれたことを明らかにし、証言記録に書かれた1発の銃弾で7つの傷を与えたという虚偽を暴く。その上でオズワルドの犯人説を真っ向から否定し、ギャリソンは陪審員にアメリカの正義を訴えたのである。しかし、クレー・ショーは無罪に終わるのであった。

1979年、情報工作局長はクレー・ショーをCIAの一員を認めたが、クレー・ショーは1974年に亡くなり、その遺体は検視することも許されなかったそうだ。1978年、ギャリソンは上訴裁判所の判事に選出し、1988年に再選する。現在に至るまで、ギャリソンはケネディ暗殺の唯一の公的訴追者である。

1976年から1979年の議会の調査で陰謀の可能性を発見するが、司法省は動いていない。またケネディ暗殺事件の資料は2029年まで公開禁止である。

映画『JFK』の感想・評価・レビュー

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映画『JFK』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『JFK』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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