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映画『時間銀行』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『時間銀行』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

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映画『時間銀行』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0090528

製作年 2021年
上映時間 5分
ジャンル ショートフィルム・短編
SF
恋愛
監督 田中晋
キャスト 大和田麗有
山崎晴日
升田乃愛
製作国 日本

映画『時間銀行』の登場人物(キャスト)

タカシ(大和田麗有)
ごく普通の学生。授業中無駄な時間を貯めたいと考えている矢先、望み通りのアプリ「時間銀行」に出会う。時間銀行で貯めた時間を有意義に使いたいと考えているが、思っていたルールと相違する部分があり戸惑う。
美咲(山崎晴日)
タカシに思いを寄せる女の子。教室では、タカシの隣の席に座っている。やや地味で真面目そうな雰囲気の女子。授業中のタカシの様子を見て、心配そうに見つめる。時間銀行の存在を知らない。
銀行員(升田乃愛)
アプリを立ち上げると突然現れる、スーツを着た女性。タカシがスムーズに時間を貯めたり下ろしたりできるよう、時間銀行のルールを説明しながら誘導する。タカシ以外の人には見えないようである。

映画『時間銀行』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『時間銀行』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『時間銀行』のあらすじ【起】

退屈な授業時間、タカシは窓際の一番後ろの席に座っていた。彼は、無駄な時間を貯めて好きなときに使える、そんな銀行があったらいいなと思う。

実際、そのような銀行のアプリがあった。授業中だが、タカシはスマホで時間銀行のアプリを立ち上げ、ためるボタンを押す。するとスーツを着た女性銀行員が「ご利用ありがとうございます」と言ってタカシの目の前に現れ、何分間貯めるかを聞いてきた。タカシは「じゃあ授業の最後まで」と答える。

するとチャイムが鳴り、授業終了の時間になった。望みが本当に叶ったので、タカシは驚いて立ち上がる。すると教師や他の生徒たちが、一斉にタカシに注目した。隣の席に座っている美咲も真剣な眼差しで、じっとタカシを見ていた。

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映画『時間銀行』のあらすじ【承】

放課後タカシはバスを待っているのが面倒臭くなり、時間銀行でバスが来るまでの時間も貯めた。するとタカシは瞬間移動したように、なぜか廊下に横たわっていた。そして結局バスに乗り遅れてしまう。

帰宅後タカシは、時間を貯めるとロクなことがないなと思いながら、そのまま寝落ちした。深夜に目を覚ましたタカシは、宿題がまだ済んでいなかったので焦りはじめる。そこで時間銀行のアプリを立ち上げ、おろすボタンを押した。するとまた銀行員が現れ、引き出す時間を聞いてくる。そこでタカシは、昨日の授業の時間を下ろすことにした。

すると昨日の授業の時間にタイムスリップしたように、タカシは教室の自分の席に座っていた。銀行員の話では、時間と空間はセットになっているらしく、時間だけを下ろすことはできないようだった。それを聞いたタカシは少しがっかりする。

映画『時間銀行』のあらすじ【転】

仕方がないので、タカシは教室で宿題をはじめる。すると隣に座っている美咲がノートを差し出してきて、見ると「放課後、体育館の裏に来て」というメッセージが書かれていた。タカシは黒板を見て、その日がバレンタインだと気づく。だがここでチャイムが鳴り、タカシは強制的に自分の部屋に戻された。

せっかく美咲に誘われたのに、会いに行くことができない。タカシは悔しい思いをした。そこで昨日バスを待っていた時に貯めた時間を下ろし、美咲を探すことにする。

時間を下ろしたタカシは学校内で美咲を探す。だがようやく美咲を見つけた頃には貯めた時間がなくなり、話すことができなかった。厳密に言えばあと48秒残っていたのだが、時間は分単位でしか下ろせないと銀行員から説明される。

翌日タカシは事情を説明するため美咲に話しかけたが、冷たくあしらわれた。

映画『時間銀行』の結末・ラスト(ネタバレ)

それから月日が過ぎ、貯めた48秒に利子が付いて77秒になった。タカシは87歳になっていたが、その利子を下ろし美咲に会いに行こうと思う。タカシが時間を下ろすと学校内にいて、見た目は学生そのものだった。こうしてようやく美咲に会えたタカシだが、歳を取ったせいか口調がおじいさんのようになっていた。また美咲のことをうっかり「ばあさん」と呼び、彼女を怒らせてしまう。

残り20秒となり、タカシは黒板に美咲への思いを書いた。そして落ち込みながら帰る美咲を教室の窓から見かけ、彼女の名前を呼んだ。だがその声は年老いてか細く、美咲に届かない。廊下を走っていると転んだ。タカシは、無駄な時間などなかったのだと気づく。

タカシが時間を預けた翌日の2月15日。教室の黒板には「愛しているよ美咲、タカシ」と書かれている。クラスの生徒たちはそれを見て笑い、スマホで写真を撮った。このような経緯で、タカシはあの日美咲から冷たくあしらわれたのだ。

映画『時間銀行』の感想・評価・レビュー

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映画『時間銀行』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『時間銀行』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

映画『時間銀行』を見逃した人やもう一度見たい人のために、以下の記事では映画『時間銀行』を無料で視聴できる動画配信サービスと方法について紹介しています。

ぜひ、以下の記事もご覧いただき、映画『時間銀行』を視聴してみてはいかがでしょうか。

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