この記事では、映画『樹海村』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『樹海村』の作品情報
出典:https://www.fashion-press.net/news/58840
製作年 | 2021年 |
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上映時間 | 117分 |
ジャンル | ホラー |
監督 | 清水祟 |
キャスト | 山田杏奈 山口まゆ 神尾楓珠 倉悠貴 工藤遥 大谷凜香 塚地武雅 安達祐実 原日出子 國村隼 日置有紀 |
製作国 | 日本 |
映画『樹海村』の登場人物(キャスト)
- 天沢響(山田杏奈)
- 内に篭りがちで、言葉数の少ない少女。幼い頃からおかしなものが見えると言うなど、奇妙な言動が目立ち姉の鳴を悩ませている。YouTuberアキナのオカルト動画を見て「樹海村」に強い関心を抱く。
- 天沢鳴(山口まゆ)
- 響の姉。響とは正反対の性格。幼くして母を亡くし、響と共に祖母に育てられる。幼馴染の輝と美優の新居で「謎の箱」が見つかってから、不可解な出来事に巻き込まれていく。
- 阿久津輝(神尾楓珠)
- 響や鳴の幼馴染。同じく幼馴染の美優と結婚、引っ越した新居で「謎の箱」を発見する。
- 片瀬美優(工藤遥)
- 幼馴染の輝と結婚し、彼との子供を妊娠している。新居で見つかった「謎の箱」に触れようとしてから体調を崩す。
- 鷲尾真二郎(倉悠貴)
- 鳴の彼氏で寺の息子。幼馴染の4人とともに「箱」が引き起こす奇怪な現象に巻き込まれる。
- アキナ(大谷凛香)
- オカルト動画を配信する人気YouTuber。生配信のため単身樹海に入って行き消息を絶つ。
- 天沢琴音(安達祐実)
- 鳴と響の母親。13年前に謎多き自殺を遂げる。
- 出口民綱(國村隼)
- 樹海付近で自殺しようとしている人を保護するためパトロール活動をする監視員。鳴たちに樹海にまつわる言い伝えを話して聞かせる。
- 中田亜子(山下リオ)
- 出口の助手の監視員。かつて自らも自殺するため樹海に入り、出口に保護された過去がある。
映画『樹海村』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『樹海村』のあらすじ【起】
自殺の名所として知られる富士・青木ヶ原樹海。監視員の出口民綱は、自殺しようと樹海に入っていく人を保護するため、助手の中田亜子と付近をパトロールしていた。車を走らせていると、沿道脇から幼い二人の少女が出て来たので保護した。
2020年7月17日。オカルト動画を配信しているYouTuberのアキナが、生配信の企画で樹海に入って行く。彼女は樹海の奥で、自殺志願者と思しき人影を発見して追い掛けるが見失ってしまう。やがてアキナが集落のような場所に辿り着くと、配信を見た視聴者達が口々に有名な都市伝説の「樹海村」ではないかと呟き始めた。すると、急に奇怪な異音が響き、コンパスやスマホのGPSが制御不能になってしまう。アキナは恐怖を覚え、命綱として繋いでいたテープを辿って引き返そうとするが、その先には先程目撃した男の腐敗した首吊り死体があった。アキナの叫び声と共に配信は途切れてしまう。
アキナの配信を見ていた天沢響は、「樹海村」に強い関心を抱く。姉の鳴はオカルトには全く興味がなく、幼い頃から妙な言動が目立つ響を内心疎ましく思っていた。
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映画『樹海村』のあらすじ【承】
翌日、幼馴染で新婚の輝と美優の引っ越しを手伝うため、姉妹は彼らの新居にやって来る。鳴の彼氏の真二郎も手伝いに来て作業をしていると、響が縁の下に小さな穴を見つける。輝が穴の中を調べると、古びた風呂敷に包まれた不気味な箱が置いてあった。ネットで調べると、有名な怪談に出てくる呪いの道具「コトリバコ」だと分かる。丁度家の管理人がやって来て、処分すると言って箱を持ち帰ろうとした直後、管理人はトラックに撥ねられて死んでしまう。
その夜には、輝との子供を妊娠していた美優が、荷物を運んでいる最中に怪我をして流産してしまった。不幸な出来事が続き、鳴たち5人は実家が寺である真二郎の父にお祓いを頼むが、響は寺の中で大量の亡霊を目撃する。
樹海村の存在を確かめるため、アキナの動画を見た視聴者達とともに響は樹海へ入る。探索の途中、突如樹木が命を持ったように響の手に絡みついて来た。驚いた響は一人で樹海を抜け出す。
その夜、真二郎の家の寺が全焼し、真二郎は一命を取り留めたものの、住職の父は焼死してしまう。次の日、警察が押収した防犯カメラの映像から、寺に火を付けたのは響だったことが判明し一同は絶句する。
映画『樹海村』のあらすじ【転】
結局響は統合失調症と診断され、入院することになる。鳴は担当医から、13年前に自殺した母親の琴音のことを響が口にしていると聞く。
鳴は輝から美優が行方不明になったと知らされ、彼女のスマホのGPSが指し示している樹海に向かう。現地に着くと出口と中田がおり、夜の暗闇では捜索が困難だと鳴たちに告げる。そして、障害を持った人々が樹海に連れて行かれ、社会から抹殺されていた「口減らし」という悪しき風習があったことを語った。
響の病状はさらに酷くなり、隔離病棟に移されてしまった。その直後、響の担当医が飛び降り自殺し、それに巻き込まれた輝も死んでしまう。また、樹海で美優の遺体も発見され、真二郎まで自殺未遂を図り病院に搬送された。
次々起こる身内の不幸に絶望する鳴は、響の部屋の床に描かれた樹海村の地図と箱を発見する。次の日、鳴は呪いの連鎖を断ち切るため樹海村に向かい、祭壇に箱を置いてその場を去る。引き返す道中でアキナや動画の視聴者達と遭遇するが、彼らは実は亡霊で鳴はショックで気絶してしまう。
映画『樹海村』の結末・ラスト(ネタバレ)
鳴が目を覚ますと、蔦で縛られて身動きが取れなくなっていた。そこに輝と美優の亡霊が現れ、あの世に連れて行かれそうになる。その時、鳴の前に母の琴音が助けに現れた。鳴は琴音に拘束を解いてもらい樹海村を脱出。しかし逃げる途中、深い落とし穴に転落してしまう。その時、鳴の脳裏に過去の記憶が蘇る。琴音の死は自殺ではなく、幼い鳴と響を箱の呪いから救うために自分が犠牲になったのだった。
追って来た輝と美優、樹海村の亡霊達が、鳴に再び襲い掛かって来た。一方隔離された病室にいる響も樹海村の亡霊に襲われていた。彼女は意識だけを樹海に飛ばし、鳴を助けにやって来る。しかし、意識の限界を迎えた響は、最後に自らを犠牲にして亡霊達と同化し巨大な樹木になった。それと同時に、病室にいた響の実体も息を引き取った。何とか樹海から脱出した鳴は、出口に保護される。
数年後、鳴は真二郎と結婚、ねねという娘を授かり平穏に暮らしていた。ある日、ねねがおかしなことを呟き始める。そして、家の車庫に導かれたねねの目の前にあったのは、何と鳴が樹海に置いてきたはずの箱だった。その瞬間、響の声が聞こえてきた。「来ちゃだめ」
映画『樹海村』の感想・評価・レビュー
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映画『樹海村』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『樹海村』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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