映画『ザ・シェフ悪魔のレシピ』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ザ・シェフ悪魔のレシピ』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『ザ・シェフ悪魔のレシピ』の作品情報
映画『ザ・シェフ悪魔のレシピ』の登場人物（キャスト）
映画『ザ・シェフ悪魔のレシピ』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『ザ・シェフ悪魔のレシピ』の感想・評価・レビュー
映画『ザ・シェフ悪魔のレシピ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

映画『ザ・シェフ悪魔のレシピ』の作品情報

出典：https://video.unext.jp/title/SID0036144

製作年	2015年
上映時間	120分
ジャンル	ホラーサスペンス
監督	ダン・プリングル
キャスト	ジアド・アバザスコット・ウィリアムズダーレン・モーフィットリース・ノイ
製作国	イギリス

映画『ザ・シェフ悪魔のレシピ』の登場人物（キャスト）

サラール（ジアド・アバザ）: クルド人移民。父が経営していたケバブ店を引き継ぐことになる。
ジェイソン・ブラウン（スコット・ウィリアムズ）: 実業家。次々と物件を買い取り、クラブを立ち上げる。
スティーヴ（ダーレン・モーフィット）: サラールのケバブ店を訪れた泥酔客。
マリク（リース・ノイ）: 大学生。サラールが雇うことになる。
サラ（クリスティン・アザートン）: トルコ人移民。ホテルの支配人。

映画『ザ・シェフ悪魔のレシピ』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）

映画『ザ・シェフ悪魔のレシピ』のストーリー（あらすじ）を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ザ・シェフ悪魔のレシピ』のあらすじ【起】

トルコ系移民のサラールが、イギリスのサウスコートにやってきた。
彼の父親はケバブ店を経営していたのだが、最近は体調が悪いらしい。
大学の卒業論文を書きつつ店を手伝うため、サラールはやってきたのだった。

街は薬物に依存する者、酒に酔う者で溢れていた。
そんな劣悪な環境を耐え、父はいつかレストランを経営したいらしい。
しかしケバブ店を訪れるのは、移民を差別するような者ばかり。
とうとう父親は、客の1人に突き飛ばされて死んでしまう。

ケバブ店は残されたが、建物自体はジェイソンという金持ちが買い取る。
そして「スラッシュ」というクラブが立ちあげられ、治安はさらに悪化した。

サラールは仕方なく1人で店の経営を続けるが、ある日、客の1人が勝手に厨房に入り込む。
止めようとしたサラールは客と揉み合いになり、客は勢いあまってフライヤーに突っ込んでしまった。
サラールは彼を助けようと地下室に運ぶが、まもなくして死んでしまうのだった。

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映画『ザ・シェフ悪魔のレシピ』のあらすじ【承】

サラールは、男の死体をケバブにして売ることに。
するとそのケバブは客から絶賛された。
とはいえ依然として客層は悪いままで、訪れる客は移民のサラールに酷い言葉を投げかける。
サラールは耐え切れなくなり、ろくでもない人間を殺して、その肉をケバブにして売るという復讐を誓うのだった。

7年後。
父の死後、大学卒業を諦めたサラールは1人で店を切り盛りし続けていた。
店のケバブの評判は良いものの、やはり客層は良くならない。
クリスマスが近づく頃になると、ブラウンは新たに「ハッシュ」というクラブを立ち上げようとする。
そんな時期のある夜、サラールの店に麻薬密売人のビリーが来店した。
サラールは彼を殺し、ケバブ用の肉に変える。
彼の持ち物の中には「ハッシュ」のチラシと、麻薬が入っていた。

また別の夜は、サラールは食い逃げ犯を追っていた。
その中で彼はトルコ系移民でホテルの支配人を生業としているサラヤ、マリクという大学生と知り合う。
サラールは、クリスマスまでマリクを店で雇うことにするのだった。

映画『ザ・シェフ悪魔のレシピ』のあらすじ【転】

ある日、スティーヴという酔っ払いがケバブ店にやってくる。
いつもの客のように酷い態度をとる彼を、サラールはいつものように殺そうとする。
ただ、スティーヴを地下室に拘束したところで、あることに気づく。
彼の体には、スラッシュのスタンプが押されていたのだ。
経営者のジェイソンこそ、諸悪の根源であることに気づくサラールだった。

後日、サラールはジェイソンを尾行して彼のスキャンダルについて撮影する。
別の日にジェイソンがケバブ店を訪れ、『この店を売れ』と持ちかけてきた。
サラールはそれを拒否した上で、ジェイソンに唾を吐きかける。
それだけでは収まらない彼はマリクをクビにし、全ての客も店から追い出した。

その後、サラが店を訪れる。
サラールは父のレシピから肉料理を作り、サラに食べさせる。
サラはそれを褒めてくれるのだった。
サラの帰宅後、サラールは地下に拘束中のスティーヴと話す。
それぞれの父親について教えると、サラールはスティーヴに謝った。
そして、彼の拘束を解いたのだった。

映画『ザ・シェフ悪魔のレシピ』の結末・ラスト（ネタバレ）

サラールは準備中のハッシュに侵入し、自らが殺した人間の遺品を残す。

年が明けると、ケバブ店をジェイソンとその部下が訪れた。
そしてサラールは暴行を加えられ、地下室でブラウンと2人きりにされる。
『自分の国に帰れ』というジェイソンに対し、サラールは『一番に醜いのはお前だ』と返した。
やがて2人のやり取りは殴り合いに発展し、最終的にサラールが刃物で腹を刺されてしまう。
ジェイソンは店を去り、サラールがその後を息も絶え絶えに追う。

ニュースでは、ジェイソンの店から薬物が発見されたと報道。
さらにサラールが拡散させた写真や動画が決め手となって、ジェイソンは逮捕された。
その傍らでジェイソンも静かに死んでいき、物語の幕が閉じる。

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