映画『カイジファイナルゲーム』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『カイジファイナルゲーム』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『カイジファイナルゲーム』の作品情報
映画『カイジファイナルゲーム』の登場人物（キャスト）
映画『カイジファイナルゲーム』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『カイジファイナルゲーム』の感想・評価・レビュー
映画『カイジファイナルゲーム』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

映画『カイジファイナルゲーム』の作品情報

出典：https://video.unext.jp/title/SID0049269

製作年	2020年
上映時間	128分
ジャンル	ヒューマンドラマ
監督	佐藤東弥
キャスト	藤原竜也吉田鋼太郎福士蒼汰新田真剣佑
製作国	日本

映画『カイジファイナルゲーム』の登場人物（キャスト）

伊藤開司（藤原竜也）: 通称「カイジ」。普段は無気力な青年ながらも、窮地に陥ると本領を発揮するギャンブラー。お人好しな性格でよく騙される。
高倉浩介（福士蒼汰）: 財政担当大臣。日本が財政難から脱するために、新円を発行した上で国民の預金封鎖を画策する。
桐野加奈子（関水渚）: 「ラッキーガール」と呼ばれるギャンブラー。カイジと共に東郷の依頼を受けることになる。
東郷滋（伊武雅刀）: 「バベルの塔」の開催者。高倉の企みを阻止できる実力者を募る。
廣瀬湊（新田真剣佑）: 東郷の秘書。
黒崎義裕（吉田鋼太郎）: 通称「派遣王」。帝愛グループの派遣会社社長。抜け目のない性格。

映画『カイジファイナルゲーム』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）

映画『カイジファイナルゲーム』のストーリー（あらすじ）を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『カイジファイナルゲーム』のあらすじ【起】

伊藤カイジ（通称カイジ）は、かつて自らが損害を与えた帝愛グループに低賃金で雇われていた。
そんな彼は一発逆転のギャンブルの開催を知り、参加することに。

ギャンブルの名前は「バベルの塔」
無数に立つ長い棒の頂上に取りつけられたカードを、参加者が取り合うという内容だった。
カードが取りつけられた棒は一本だけだが、カイジはカードの指紋認証機能を逆手に取り、勝利を掴む。
「極秘情報権」を得た彼は、開催者・東郷の家に招かれることに。
そこには、別の場所で開催されていたギャンブルの勝者・桐野加奈子もいた。

東郷は、高倉という財政担当大臣の企みを阻止したいようだった。
高倉は財政難対策として、増税・年金カット・生活保護廃止を考案。
さらに新たな円を発行し、預金口座の封鎖を企んでいたのだ。
その阻止のために必要な資金を増やすよう、東郷はカイジ・加奈子に依頼。
帝愛も関与していることを知ったカイジは、それを引き受けるのだった。

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映画『カイジファイナルゲーム』のあらすじ【承】

カイジは秘書の廣瀬から、東郷の愛人や隠し子について聞かされる。
しかし捜索先で、彼女が故人であることを知ったのだった。

その帰りにカイジは、「バベルの塔」の参加者たちにさらわれる。
菅原をはじめとする彼らもまた、無一文だったのだ。
カイジは彼らと分かり合い、結束を固めることに。

カイジは、東郷・加奈子と共に「帝愛ランド」へ。
そこで東郷は「最後の審判～人間秤～」に参加することに。
参加者の二人が全財産を黄金に換え、天秤の計りに乗せて重さを競うというギャンブル。
「Family・Friend・Fixer・Fan」の四種類の支援者を募り、相手の支援者をいかに説得するかがポイントとなるようだった。
対戦者は、カイジが勤めていた派遣会社の社長・黒崎義祐。
この勝負で東郷は、自分の隠し子が廣瀬だったと知る。
彼は、自分たちを捨てた東郷を恨んでいた。
それを知る黒崎は廣瀬を味方につけ、東郷の情報を流させることで有利に立った。

映画『カイジファイナルゲーム』のあらすじ【転】

絶体絶命の中で東郷は廣瀬や、廣瀬の母に対する本当の愛を語る。
二人は和解するが、東郷の窮地は変わらなかった。

ピンチの東郷を救うべく、カイジは資金を稼ぐために帝愛ランドを奔走する。
やがて旧知の仲である遠藤凛子と再会し、「ドリームジャンプ」というギャンブルについて聞く。
10本あるロープを1本選んだ後に高所から落とされるが、1本だけある当たりのロープを引いていれば生存。
しかし、残りの9本を選べば落下死するというものだった。
カイジは遠藤から得たヒントや、加奈子・廣瀬との協力でこれを攻略。
資金を得て、カイジは東郷のもとへ戻った。

だが東郷が倒れ、さらにタイムリミットが訪れてしまう。
黒崎は勝利を確信したが、実はカイジは会場の時計を五分だけ進めていた。
その間に現れたのは、かつての仲間・坂崎孝太郎だった。
彼の言葉により、会場にいる者は次々と東郷に出資。
東郷に代わりカイジが天秤に乗り、ついには勝利を掴む。

映画『カイジファイナルゲーム』の結末・ラスト（ネタバレ）

東郷は息を引き取るが、カイジは賄賂を使って「高倉がいる建物の入り口」「新通貨が入っているコンテナ」「その中のトランク」のパスワードを変えていた。
それを賭け、カイジは高倉に「ゴールドジャンケン」で挑む。
3回勝負のうち1回は純金を握り、グーを出さなければならないジャンケンだった。

2回目までは高倉が勝利、コンテナと入り口のパスワードを教えることに。
3回目では、高倉の思い込みを利用したカイジが勝利する。
だが高倉は『自動解除されるトランクだからパスワードは不要』と言うのだった。

しかしトランクの中身は旧札だった、生前の東郷がすり替えていたのだ。
そのカモフラージュと時間稼ぎのために、カイジは高倉へ挑んだのだった。

さらに菅原たちが、新通貨を持つ政治家の動画を拡散。
カイジは得た金を仲間と山分けするが、彼の取り分は加奈子や遠藤にすり替えられていた。
ビールを飲みつつ、『悪魔的だ』と叫ぶところで物語の幕は閉じる。

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