この記事では、映画『殺人漫画』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『殺人漫画』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0019124
製作年 | 2013年 |
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上映時間 | 104分 |
ジャンル | ホラー |
監督 | キム・ヨンジュン |
キャスト | イ・シヨン オム・ギジュン ヒョヌ ム・カヨン |
製作国 | 韓国 |
映画『殺人漫画』の登場人物(キャスト)
- カン・ジユン(イ・シヨン)
- 人気WEB漫画家。自分の描いた漫画が次々と現実化されていることに気が付き戸惑う。また、身に覚えのないところに傷が出来ているなど不思議な現象に悩まされている。
- ギチョル刑事(オム・ギジュン)
- 担当した事件をはじめは自殺と断定するも、ジユンの漫画と殺害現場が酷使していることに気が付き殺人事件として捜査をする。ジユンが怪しいとふんでいる。
- ヨンス刑事(キム・ヒョヌ)
- ギチョルの後輩。妊娠中の妻がおり、捜査中であっても妻の様子を気に掛けている。ギチョルとともにジユンを疑い捜査を進めていく。
映画『殺人漫画』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『殺人漫画』のあらすじ【起】
ジユンから送られてきた原稿を確認する編集者のミスク。醜い顔を黒いベールで隠し、世間からは化け物と気味悪がられた女が自殺する。それはミスクの母の話であった。ミスクは電話で母の秘密をなぜ知っているのかとジユンに問う。
しかし、その瞬間に明かりが消える。慌ててカッターを構えたミスクであったが、その様子も漫画に描かれていた。背後に気配を感じ、振り向いたミスクは惨殺される。
翌日、現場に駆け付けた刑事のギチョルはパソコンに映された殺人現場とそっくりの漫画を見て驚き、殺人事件として捜査を進める。
一方ジユンは自分の見た悪夢を漫画化しつつ、カウンセラーに相談をしていた。自分で運転した記憶がないのに知らない場所で目を覚ましたりすることがあると言うと、それは漫画の世界と現実を混同するアリス症候群というものであると指摘される。
ジユンのもとへギチョルたちが訪ねてくる。殺害方法が漫画と酷似していることを指摘し、ミスクの最後の通話相手がジユンであることを問い詰めるも携帯を切っていったから知らないとジユンは言う。2人が帰ったあと、ミスクの留守電を確認したジユンは自分の悪夢が現実化していることに気が付くのであった。
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映画『殺人漫画』のあらすじ【承】
その頃、チョは遺体の処理をしていた。するとタブレットが起動し、ジユンの漫画が映し出される。そこにはチョが妻の遺体処理の際に、介護を思い出して遺体に血が滲むほど包帯を巻きつける姿が描かれていた。
ジユンはチョの漫画の舞台である病院を割り出し、遺体処理室へと駆けつける。錯乱状態のチョにジユンが声を掛けると、チョは妻の亡霊に怯え自分の首を折って死亡する。その瞬間にギチョルたちが現れ、ジユンは現行犯逮捕される。
取り調べで、漫画の筋書き通りに殺したのだろうと問い詰められるも、私が作った話ではないと大声で否定するジユン。アイデアに煮詰まったジユンのもとに、届いた宛先不明のメールに漫画が添付されており、盗作したそうだ。
ジユンの証言をもとに、メールの送り主の居場所を割り出した女刑事は、そのマンションにチョが娘のソヒョンと一緒に住んでいて、ソヒョンは行方不明であること、またジユンもそこに住んでいたことをギチョルに報告する。
ギチョルがジユンにソヒョンのことを確認すると、苛められていたソヒョンを助けたことから知り合ったと打ち明ける。ソヒョンは一度絵を描き始めると意識を失うまで描き続ける少し変わった子だったと。
映画『殺人漫画』のあらすじ【転】
ソヒョンは姉妹のような大切な存在だったとジユンは語る。ある日放火があり、行方不明となったソヒョンが犯人と疑われた。それ以来離ればなれだそうだ。
ジユンの携帯にソヒョンから連絡が入る。ジユンが言われた通りの場所へ行くと、駆け寄ってきた誰かに襲われる。次にジユンが目を覚ますと椅子に拘束された状態で、目の前に刑事のヨンスが居た。少女の絵を見せられ、ソヒョンと一緒に描いたのかと問い詰められる。知らないというジユンに、ヨンスはどうして6年前のことを知っているのだと過去を思い出す。ヨンスは過去にひき逃げ事件を起こしていた。ヨンスの車の下で血だらけになり助けを求める少女を見捨てたのだ。
秘密を知ったジユンにヨンスが斧を振りかざした瞬間、少女の亡霊が現れ、ヨンスは自分の頭に拳銃を向け、助けてくれと叫びながら自殺する。駆けつけたギチョルも一部始終を目の当りにしていた。
後日、ギチョルはジユンの過去の漫画を調べ、そこに描かれた事件が、実際に起こった事件と全て一致していることに気が付き、ジユンのもとへと向かう。
その頃、ジユンのもとにはメールが送られてきており、中を確認するとそれはソヒョンとジユンの話であった。
映画『殺人漫画』の結末・ラスト(ネタバレ)
幼い頃、父によって霊安室に閉じ込められることがあったソヒョンは、死者の話が聞こえるようになり、それを絵に描くようになった。ジユンはそれを盗作し、漫画の出版を勝ち取る。
しかし盗作に気付いたソヒョンは、絵を全て燃やすため、部屋に火を放っていた。これは死者の話であり、怨霊は人を殺すとジユンを説得しようとするが、ジユンはソヒョンの首を絞めて殺す。
そして絵を持出し、火事に駆けつけた住民にソヒョンのことは見ていないと嘘をつくのであった。ジユンは、ソヒョンを殺害したあとから、直接死者の話が聞こえるようになり、それにより制作を続けていたのだ。
ソヒョンがジユンにより殺害されたことを知ったギチョルは、ジユンのもとを訪れ、お前の欲が全ての始まりだと言い放つ。するとジユンは不適な笑みを浮かべ、壁を見つめる。そこにはヨンスが死亡した日のことが描かれていた。
ギチョルはヨンスから拳銃を取り上げるも、誤って発砲しヨンスを銃殺してしまっていた。取り乱したギチョルがジユンに銃を向けると、ヨンスの亡霊が現れギチョルの頭を銃で撃ちぬく。その様子を振返ることもなく突き進む彼女の背後には無数の怨霊が迫っていた。
映画『殺人漫画』の感想・評価・レビュー
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映画『殺人漫画』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『殺人漫画』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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