この記事では、映画『82年生まれ、キム・ジヨン』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『82年生まれ、キム・ジヨン』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0055339
製作年 | 2019年 |
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上映時間 | 118分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
監督 | キム・ドヨン |
キャスト | チョン・ユミ コン・ユ キム・ミギョン コン・ミンジョン |
製作国 | 韓国 |
映画『82年生まれ、キム・ジヨン』の登場人物(キャスト)
- キム・ジヨン(チョン・ユミ)
- 33歳の主婦。1歳になる娘がいる。
- デヒョン(コン・ユ)
- ジヨンの夫。妻の心配をしているが、どうすればいいか分からないでいる。
- ミスク(キム・ミギョン)
- ジヨンの母。3人の子を育てるため、自分を犠牲にし、苦労をしてきた。
- キム・ウンシル(パク・ソンヨン)
- ジヨンの元上司。会社を立ち上げ、ジヨンを誘ってくれる。
映画『82年生まれ、キム・ジヨン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『82年生まれ、キム・ジヨン』のあらすじ【起】
専業主婦のジヨンは、朝から家事に忙しかった。幼い娘を見ながら家事をこなしていくジヨン。ふと、ベランダに立ち尽くし、ただどこか遠くを見つめる時もある。娘と散歩をするジヨン。コーヒーを飲みながらのんびりと公園で休んでいると、「いいよな、俺も夫の稼ぎでのんびり過ごしたい」と嫌味が聞こえた。
正月がきて、夫・デヒョンの実家に向かったジヨンだったが、家事ばかりに追われ、寝る暇もなかった。自分ばかりにきつくあたり、家事をさせる義母に、ジヨンは何かが乗り移ったかのように話し始める。「うちのジヨンを実家に帰して。」と言うジヨン。異様な光景にデヒョンの家族は混乱する。デヒョンは「ジヨンは体調が悪いんだ。」と言って、ジヨンの手を引いて逃げるように家を後にする。その後、ジヨンは、実家に行く車の中や、実家のベッドで意識を失ったように眠るのだった。後日、デヒョンは、心配していた自分の母親にジヨンのことを話すのだった。
最近すぐにイラついたり、物忘れをしたりすると話すジヨンに、デヒョンは病院に行くように勧めるが、ジヨンは上の空な返事をする。
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映画『82年生まれ、キム・ジヨン』のあらすじ【承】
男性優位の社会で、女性は結婚したら家庭に入るのが常だった。男性は昇進を促される一方で、女性の昇進は遅かった。ジヨンも少なからず不公平さを実感しながらも、抵抗できずにいたのだった。
結婚後家庭に入り、家事に追われる中、少しでも社会に出たいという思いは消えなかったジヨン。バイト募集のチラシを見て、仕事を探してみるが、なかなか見つからない。
ジヨンの憑依症状を本人に伝えることができないでいるデヒョン。夜中音がして目が覚めたデヒョンは、ジヨンがお酒を飲んでいるのを見る。ジヨンは「ジヨンは疲れているわ。」と、また何かが乗り移っているかのように話すのだった。デヒョンは抑えきれず涙を流す。
次の朝、デヒョンはジヨンに必ず病院に行くようにと念を押すのだった。
映画『82年生まれ、キム・ジヨン』のあらすじ【転】
小さなきっかけから、ジヨンは過去のことをよく思い出すようになっていた。小さい頃言われたことや働くようになってからのこと、女性だったことでできなかったことや傷ついたこと。
ある日、ジヨンは元上司・ウンシルに連絡をする。ウンシルは独立し、起業していた。ジヨンも一緒に頑張ろうと誘われ、張り切るのだった。働くためには娘をベビーシッターに預ける必要もあり、準備を頑張っていたジヨンだったが、なかなかベビーシッターが見つからない。そんなジヨンにデヒョンは、育児休暇を取るから大丈夫だと話す。しかし、それを知った義母は、ジヨンに「息子に育児休暇を取らせるなんて。」と怒ってしまう。義母はジヨンのことをミスクに話し、ミスクは急いでジヨンの元に向かう。そこでミスクはジヨンが憑依状態になっているのを目の当たりにするのだった。
映画『82年生まれ、キム・ジヨン』の結末・ラスト(ネタバレ)
家に戻ったミスクは、部屋で悩み込んでいた。そこへ夫が息子の漢方を持って帰ってくる。ジヨンがこんなにも苦労しているのに、どうして息子ばかり可愛がるのかと泣きながら訴えるのだった。社会だけでなく、家族という小さな社会にも不公平さは存在しているのだった。
ウンシルと働くことを延期するしたジヨン。しかし、デヒョンに自分だけしたいことができず、悩んでいると愚痴をこぼす。そんなジヨンに、デヒョンは「君は体調が悪い。」と話し始める。やっとの思いで、デヒョンは憑依している時の動画をジヨンに見せるのだった。
自分の状態を知ったジヨンは、精神科に行くことを決意する。病院に通うようになったジヨンは、病院に通いながら、働き始めるのだった。少しずつ、社会に抵抗することができるようになったジヨンは、先生に、誰かの母であり、誰かの妻であることにも幸せを感じると話すのだった。
自分のことを文章にして出版しようと考えたジヨンによって、この物語は生まれた。
映画『82年生まれ、キム・ジヨン』の感想・評価・レビュー
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映画『82年生まれ、キム・ジヨン』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『82年生まれ、キム・ジヨン』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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