この記事では、映画『きさらぎ駅』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『きさらぎ駅』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0073043
製作年 | 2022年 |
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上映時間 | 81分 |
ジャンル | ホラー |
監督 | 長江二朗 |
キャスト | 恒松祐里 本田望結 莉子 寺坂頼我 木原瑠生 |
製作国 | 日本 |
映画『きさらぎ駅』の登場人物(キャスト)
- 堤春奈(恒松祐里)
- 卒業論文のテーマにするため「きさらぎ駅」について取材する大学生。
- 葉山純子(佐藤江梨子)
- かつて「きさらぎ駅」に行ったとされる女性。
- 宮崎明日香(本田望結)
- 純子が「きさらぎ駅」で出会った女性高校生。純粋な性格。
- 松井美紀(莉子)
- 純子が「きさらぎ駅」で出会った若者。
- 飯田大輔(寺坂頼我)
- 純子が「きさらぎ駅」で出会った若者。
- 岸翔太(木原瑠生)
- 純子が「きさらぎ駅」で出会った若者。
- 花村貴史(芹澤興人)
- 純子が「きさらぎ駅」で出会ったサラリーマン。酒好き。
映画『きさらぎ駅』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『きさらぎ駅』のあらすじ【起】
大学生の堤春奈は、「現代の神隠し」とされる『きさらぎ駅』をテーマに卒業論文を書こうとしていた。
「はすみ」という女性が「きさらぎ駅」という存在しない駅に到着し、その様子をリアルタイムで匿名掲示板『2ちゃんねる』に書き込み、やがて消息を絶ってしまった。
一時期はネットでも話題になった出来事だった。
春奈は、「はすみ」と思しき女性・葉山純子と会うことに。
純子の家を訪れると、彼女の姪の凛がもてなしてくれた。
純子は自分が「はすみ」だと認め、当時の詳細を語り始めた。
当時、高校教師の仕事を終えた純子は西鹿島行きの最終便に乗った。
気づけば電車は、全く知らない風景の中を走っている。
他に乗客はいたものの、全員眠り込んでいた。
車掌室は確認ができず、乗客を起こす純子。
誰も状況を理解できないまま、「きさらぎ駅」という見知らぬ駅に到着した。
サラリーマンの花村、女子高校生の明日香。
岸・飯田・美紀の若者3人組。
そして純子も加えた六人は、全員降車することに。
その駅は他の電車があるのかも、トイレがあるのかも分からなかった。
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映画『きさらぎ駅』のあらすじ【承】
純子の勤め先は、明日香が通う学校でもあるようだ。
誤ってカップ酒を転ばせてしまった花村は、ベンチで寝た。
岸と美紀は外に出かけていったが、『飯田の異変を見た』とすぐに戻ってきた。
結局、飯田以外の全員が線路沿いを歩いて移動することに。
美紀に事情を聞くと、飯田の全身に血管が浮かび上がったのだと言う。
やがて、太鼓の音が聞こえてきた。
その瞬間、花村の頭が破裂したのだ。
その直後いきなり現れた老人が一行に話しかけつつ、杖を突きながら追いかけてきた。
さらに前方から走り寄ってきた飯田に、美紀が抱きつかれる。
その瞬間、2人とも燃えてしまった。
それを見た岸はナイフを取り出し、純子か明日香を生け贄に捧げて脱出すると言う。
岸を振り切った2人は、「伊佐貫トンネル」に入るのだった。
そこでも岸は襲ってくるものの、血管のようなものに吊るされてしまう。
負傷した純子を明日香が支え、やがて前方に車が停まった。
運転手の提案で、車に乗ることにした2人。
『まっすぐ進む』とのことだったので、安心した2人は後部座敷で眠り込んだ。
映画『きさらぎ駅』のあらすじ【転】
目が覚めると、2人は運転手に襲われそうになっていた。
逃げた2人は神社に行き着き、明日香は神社に現れた輝く扉に入る。
扉は消えたが、純子も気づけば現実世界に戻っていたのだった。
ただ、7年が経過していた。
明日香が助かったのかも分からなかった。
春奈は、純子と詳しい状況を探る。
当時の純子は2度寝過ごし、1往復する形で電車に乗り続けていた。
つまり「電車が1往復してから最終電車に乗ること」が、「きさらぎ駅」に行く条件かもしれない。
春奈も「きさらぎ駅」に行くことを決意した。
同じ手順で西鹿島行きの最終電車に乗った春奈。
気づけば、電車は見知らぬ風景を走っていた。
サラリーマン、女子高校生、若者3人組。
純子の話通りの光景だったのだ。
やがて電車は「きさらぎ駅」に到着した。
明日香は純子のことを覚えていないが、全員の行動は純子の話通り。
花村がカップ酒を転ばすことも事前に知っていたから、キャッチすることができた。
3人組は外に出ようとする。
純子の話通りなら、まず飯田が襲われるはず。
阻止するため、春奈も彼らを追いかけた。
映画『きさらぎ駅』の結末・ラスト(ネタバレ)
3人組を説得できたが、なぜか岸が血管の化け物に襲われる。
結局、一行は線路沿いを歩くことに。
老人や岸の出現も知っていた春奈は、見事に対処。
事情を話しつつ、一行を伊佐貫トンネルに案内した。
現れた車の運転手も石で殴り、車を花村に運転させるのだった。
しかし追いかけてきた運転手に、花村はやられる。
さらに神社ではなく、洋館が現れた。
そこで飯田が燃やされるものの、春奈は光る扉を見つけた。
明日香を先にくぐらせる春奈。
純子の話によれば、それが元の世界に戻る条件だ。
しかし、いつまで経っても戻れない。
春奈の叫び声が、異世界に響き渡るのみだった。
明日香が現実世界に戻り、純子が彼女を迎えに来ていた。
純子は、春奈に嘘をついていた。
扉は確かに、最初に通った者だけを現実世界に戻す。
しかし最初に通ったのは、明日香ではなく純子だったのだ。
純子は、今度は明日香を最初に扉に入らせることを考えた。
その引き換えとして、春奈が異世界に残るよう仕向けたのだった。
春奈の身元調査結果を純子が捨てるところで、物語の幕が閉じる。
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映画『きさらぎ駅』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『きさらぎ駅』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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