この記事では、映画『戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 最終章』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 最終章』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0038193
製作年 | 2015年 |
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上映時間 | 89分 |
ジャンル | ホラー SF |
監督 | 白石晃士 |
キャスト | 白石晃士 大迫茂生 久保山智夏 宇野祥平 |
製作国 | 日本 |
映画『戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 最終章』の登場人物(キャスト)
- 工藤仁(大迫茂生)
- 映像制作会社で、現代に起こる様々な怪奇現象を追うビデオシリーズ「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」を制作していたディレクター。前作の劇場版で、呪われた「タタリ村」の謎を追ったあげく、異世界に捕らわれてしまう。
- 市川実穂(久保田智夏)
- 工藤の元で、「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」シリーズの1作目からADとして参加している若い女性。前作となる劇場版の最後で、工藤と共に異世界に捕らわれてしまう。
- 田代正嗣(白石晃士)
- 工藤の元で、「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」シリーズの1作目からカメラマンを務めている男性。前作で異世界に捕らわれてしまった工藤と市川を助ける方法はないかと模索している。
- 江野祥平(宇野祥平)
- 異世界に捕らわれた工藤と市川の行方を追う田代の前に現れた、謎の男。田代には「別の世界」で恩があるからと、工藤と市川を現世に呼び戻す方法を田代に指南する。
- 工藤の父(大蔵省)
- 工藤の父親で、工藤がまだ幼少の頃に、母親と共に通り魔に殺害された。現世で巻き起こった事件を解決するための重要なキーパーソンとなる。
- 工藤の母(西山真來)
- 工藤がまだ幼少の頃に、父親と共に通り魔に殺害された。父親と同じく、現世で起きた事件を解決するためのキーパーソンとなる。
映画『戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 最終章』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 最終章』のあらすじ【起】
映像制作会社のディレクター・工藤仁は、現代に起こる様々な怪奇現象を追うシリーズ「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」を制作していたが、その劇場版で呪われた「タタリ村」の謎を追ったあげく、ADの市川実穂と共に、異世界に捕らわれてしまう。
「コワすぎ」のスタッフであるカメラマンの田代正嗣は、自室で動画配信を行い、工藤と市川が行方不明になった「その後」の様子を語り始める。田代は、タタリ村から出現した巨人のような姿の影=鬼神兵が、新宿の上空にポッカリと浮んでいる状況をリポートする。
鬼神兵はそのまま上空に停止し、いつしか人々はそれを空に浮ぶ雲のような、「通常の出来事」と考えるようになる。そして鬼神兵の出現と時を同じくして、新宿の街角に、ゴミ袋を集めて作ったような人形が幾つも置かれ始めていた。そして田代はその人形の周囲で、何か祈りを捧げるような人々がいるのを発見する。
更に祈っていた人々の中に、以前「コワすぎ」シリーズの「震える幽霊」に出演した上村早苗という女性がいるのに気付く。上村は口汚く田代を罵り、その場を立ち去っていく。
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映画『戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 最終章』のあらすじ【承】
田代は鬼神兵の謎を追うことで、工藤と市川をなんとか現世へ連れ戻せないかと考えていたが、突然部屋の窓から江野祥平という男が訪ねて来る。江野は、「別の世界」で田代に恩があると言い、工藤たちを連れ戻したいなら俺の言うことを聞けと、田代に無理難題のような指令を与え始める。
田代は江野に言われるままに、夜道を歩いている女性の下着を奪ったり、ホームレスが抱えている2体の「ゴミ袋の人形」を奪い取ったり、上村を拳銃で射殺するなど、次の段階へ進む度に過激さを増す指令を必死にこなしていく。最後に田代は自分の指を2本切り落とし、2体の人形それぞれに切断した指を埋め込む。
江野の計画では、それで工藤と市川が「現世に蘇る」はずだったが、田代がそれまでに指令に難を示すなど時間がかかってしまったため、「因果律」に変化が生じ、工藤と市川の身体が現世に戻ったものの、その魂が入れ替わってしまっていた。
工藤の魂が入って乱暴な言葉使いで話す市川と、市川の魂が入って女言葉で喋る工藤に戸惑いながらも、田代は上空に浮いている鬼神兵が、巨大化していることに気付く。
映画『戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 最終章』のあらすじ【転】
そこで江野は、鬼神兵を止める手段はなく、今に至るきっかけになった過去の時間まで戻るしかないと語る。工藤の両親は、工藤が幼少の頃に通り魔(前作のコワすぎ!劇場版で明かされるが、実は未来から来た工藤自身)に殺害されていたが、それ以前はタタリ村で鬼神兵を作り出す研究に没頭していた。
今から鬼神兵を止めることが出来ないなら、両親が鬼神兵を作り出す前の時間へ行き、研究を辞めるよう両親を説得するしかない。工藤もその案に賛同し、江野と共に時間をさかのぼる旅に出る。
工藤たちは時間の狭間の中で、これまでの「コワすぎ」シリーズで出会った様々な霊たちに遭遇しながら、両親がタタリ村へ行く前の家、母親が工藤を妊娠中の時間へとたどりつく。
市川の姿をした工藤は、お腹にいる子供のためを思うなら、鬼神兵の研究を今すぐ止めてくださいと両親に訴える。そこで江野から、鬼神兵が出現した未来の映像を見せられた両親は、研究を辞めることを決断する。
映画『戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 最終章』の結末・ラスト(ネタバレ)
しかしそこで異世界の勢力により、工藤たちは現代の時間に引き戻されてしまう。工藤と市川の魂は元に戻ったものの、研究を辞めた両親の時間は、その時点でストップしてしまっていた。
江野は両親の時間を再び動かさないと、鬼神兵が作られない「別の歴史」も生まれないと察し、自らを弾丸にして、上空に浮ぶ鬼神兵に打ち込むしかないと語る。工藤は自身の中に埋め込まれていたパワーを用いて、右手をバズーカ砲に変身させる。
工藤のバズーカを市川が支え、弾丸代わりになった江野が、上空へと発射される。江野の身体は、鬼神兵の前にポッカリと開いた巨大な裂け目の中に吸い込まれて行き、異世界の勢力は押し返され、止まっていた両親たちの時間が動き出す。
こうして鬼神兵が作られなかった「別の世界」が生れたため、工藤たちはそれまでの記憶をなくし、新しい人生を歩み始める。記憶をなくす直前、市川は「もう工藤さんと仕事をするのはまっぴらです」と語っていたが、工藤は「執念でお前たちを見つけ出してやる、それでまた一緒に怪奇現象を追うんだ!」と叫ぶのだった。
映画『戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 最終章』の感想・評価・レビュー
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映画『戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 最終章』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 最終章』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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