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映画『蜘蛛巣城』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『蜘蛛巣城』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『蜘蛛巣城』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0036763

製作年 1957年
上映時間 109分
ジャンル アクション
ヒューマンドラマ
時代劇
監督 黒澤明
キャスト 三船敏郎
山田五十鈴
志村喬
久保明
製作国 日本

映画『蜘蛛巣城』の登場人物(キャスト)

鷲津武時(三船敏郎)
一の砦の大将。老婆の予言を受けたのち、北の館・蜘蛛巣城の主となる。
浅茅(山田五十鈴)
鷲津武時の妻。老婆の予言を実現すべく鷲津をそそのかす。
三木義明(千秋実)
二の砦の大将。老婆の予言を受けたのち、一の砦の大将となる。主君亡き後、鷲津を後継者に推す。
都築国春(佐々木孝丸)
蜘蛛巣城の城主。
小倉田則保(志村喬)
都築国春に仕える軍師。

映画『蜘蛛巣城』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『蜘蛛巣城』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『蜘蛛巣城』のあらすじ【起】

時は戦国。蜘蛛巣城の城主である都築国春は、北の館を治める藤巻に謀反を起こされる。籠城やむなしと覚悟を決めた都築であったが、臣下である鷲津武時と三木義明が反乱を鎮圧。二人は主君に戦果を報告すべく蜘蛛巣城へと向かう。

城への道中、二人は蜘蛛手の森へと入る。稲光に襲われた二人は、森の奥深くへと迷い込み、不気味な老婆と出会う。老婆は「鷲津は北の館の主になり、やがて蜘蛛巣城の城主となる。三木は一の砦の大将となり、さらにその子は蜘蛛巣城の城主となる」と予言し、消え失せる。その夜、着いた二人に、主君から老婆の予言通りの褒美が与えられる。

鷲津から老婆の予言のことを聞いた妻・浅茅は、予言のとおり都築を討って城主となるよう夫へ熱心に勧める。

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映画『蜘蛛巣城』のあらすじ【承】

そんな折、突如として都築が北の館へとやってくる。隣国にいる謀反の黒幕、乾を討伐するため北の館に陣を張るのだという。

その夜、浅茅から謀反を起こすよう再び説得された鷲津。ついに都築暗殺の決心をする。浅茅が見張りの兵士を薬入りの酒で眠らせると、鷲津は自らの手で眠る都築を殺害。その後、浅茅の計画通り、軍師・小田倉則保に主君殺しの濡れ衣を着せる。

小田倉は都築の嫡男・国丸を伴い蜘蛛巣城へと戻るが、留守を任された三木は小田倉を謀反人と考え開門を拒否。さらに弓で射たため二人は他国へと逃げおちる。

その後、鷲津は三木が他の家臣を説得したこともあって都築国春の後継者、蜘蛛巣城城主となる。浅茅との間に子がいなかった鷲津は、三木の息子、義照を養子にしようと考える。しかし、浅茅はそれに猛反発。突然、子を身ごもったと告げる。

映画『蜘蛛巣城』のあらすじ【転】

鷲津と義照との養子縁組を祝うため宴を開くが、三木親子の姿はない。

宴の席で鷲津は三木義明の亡霊を見出し、家臣の前で取り乱してしまう。半狂乱のようになった鷲津に家臣は驚きのあまり口をつぐむ。やがて、浅茅の命により家臣は退出させられ宴は中止となる。

そこへ甲冑に身を包んだ武者が姿を現し、三木義明の暗殺には成功したが、息子・義照は取り逃がしたと告げる。武者は宴の前に鷲津が三木親子に向けてはなった刺客であった。その後、刺客は鷲津の手により口封じのため刺殺される。

ほどなくして鷲津に浅茅の死産、乾の軍勢が蜘蛛巣城に迫っていること、が知らされる。追い込まれた鷲津は蜘蛛手の森へ入り、老婆に助けを求める。老婆は「蜘蛛手の森が城へ近づいてこない限り戦に敗れることはない」と告げる。

映画『蜘蛛巣城』の結末・ラスト(ネタバレ)

老婆によって立ち直った鷲巣は、かつて自分が城主になる前に授かった予言と、今回の「森が近づいてこない限り負けない」という予言を語り家臣たちを鼓舞する。しかしその夜、無数の鳥の群れが城内に飛び込むなど、蜘蛛巣城には不吉さが漂う。

翌日には浅茅が発狂し「手についた血が取れない」と言いながら手を洗い続ける。そして、城外からは兵士たちが騒ぐ声が聞こえてくる。そこには、城に寄せてくる蜘蛛手の森があった。

恐怖のあまり逃げまどう兵士に鷲津は持ち場に戻るよう指示する。だが、予言が外れ忠誠心を失った兵士たちは、鷲津に反乱を起こす。味方の兵から矢で射られる鷲津。その攻撃は苛烈を極める。無数に矢を射かけられ体に数本の矢を受けながら、なおも叫び、逃げまどう鷲津。

ついに一本の矢が鷲津の首を貫く。それでもしばらく歩き続ける鷲津であったが、刀を抜こうとしたところでついに力尽きる。

実は、蜘蛛巣城を混乱へ陥れた動く森の正体は、木々でその身を隠しながら進軍する敵軍の姿なのであった。

映画『蜘蛛巣城』の感想・評価・レビュー

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映画『蜘蛛巣城』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『蜘蛛巣城』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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