この記事では、映画『葬儀屋の秘密』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『葬儀屋の秘密』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0064995
製作年 | 2020年 |
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上映時間 | 85分 |
ジャンル | ホラー |
監督 | マウロ・イヴァン・オヘダ |
キャスト | ルイス・マシャン セレステ・ゲレズ カミラ・ヴァッカリーニ スサナ・バレラ |
製作国 | スペイン |
映画『葬儀屋の秘密』の登場人物(キャスト)
- ベルナルド(ルイス・マシャン)
- 自宅で葬儀屋を営んでいる。妻であるエステラには浮気を疑われ、義理の娘であるイリーナとは心を通わせることが中々できず、常に暗い表情を浮かべている。
- エステラ(セレステ・ゲレズ)
- ベルナルドの妻。ベルナルドとは再婚であり、事故で亡くした元夫には暴力を振るわれていた。イリーナが慕っている祖母はエステラの義母であり、元夫の暴力を知りながらも見て見ぬふりをされたことからあまりよく思っていない。
- イリーナ(カミラ・ヴァッカリーニ)
- エステラの連れ子。父を事故で亡くし、心の傷を負っている。母の再婚相手であるベルナルドには心を開けず、いまだに父が忘れられずにいる。日々超常現象に悩まされ、この家で暮らしていくことに限界を感じている。
映画『葬儀屋の秘密』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『葬儀屋の秘密』のあらすじ【起】
葬儀屋を営みながらそこを自宅としても使っているベルナルドと妻のエステラ、そしてエステラの連れ子であるイリーナ。食事を囲む3人の表情は暗く、会話も喧嘩のような言い合いばかりであまり良い雰囲気ではない。
夜も更け、エステラがベッドに入ると閉まっていたはずのカーテンがひとりでに開く。何事もなかったようにカーテンを閉めるエステラであったが、エステラがカーテンに背を向けると、またカーテンが勝手に開く。
同じ頃、イリーナも超常現象に見舞われていた。自分の部屋で不気味な男を見かけたのである。怯えるイリーナはベッドに潜りこみ、必死に息を潜める。
翌朝、イリーナは霊が部屋に入り込んだことをベルナルドに言うと、もう限界だから祖母の家で暮らしたいと懇願する。しかし、エステラと祖母には確執があり、あまりよく思っていないエステラは反対する。
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映画『葬儀屋の秘密』のあらすじ【承】
専属の霊媒師であるラモナには、葬儀屋を営む以上、幽霊とは共存しなくてはならないと言われているようだ。
ある日、ベルナルドはイリーナに諭すように話かける。生前の父を事故で亡くして辛いのはわかるが、家のルールは守って欲しいと。それにパパはママを殴る最低なやつだったとベルナルドが言うと、侮辱されたと感じたイリーナは、私を追い出せばいいと声を荒げるのであった。
その夜、イリーナはベルナルドが見えない何かと話しているのを見かける。不気味に感じながらもイリーナはトイレへと向かう。トイレの最中にドアノブが何者かによって開けられようとする。怯えるイリーナは母に電話をするが、眠ってしまっていて気付いてもらえなかった。
何とかトイレから出て部屋へ戻ろうとしたイリーナは、今度は亡くなった祖父の部屋のドアをこじ開けようとする不気味な手を見る。パニックになったイリーナは母の部屋へ逃げ込むが母は起きない。イリーナの声を聞いたベルナルドが駆けつけ、心配するが、イリーナは全部あんたのせいだと罵倒し、ついに家を出て行った。
映画『葬儀屋の秘密』のあらすじ【転】
次の日の夜、目を覚ましたエステラが家の外のトイレで用を足していると、天井に義父が飼っていた鳥の死骸が叩きつけられ、血しぶきが天井にこびりつく。パニックになったエステラは家へと駆け戻る。
エステラの話を聞いたベルナルドは、翌日すぐにラモナを呼び出した。ラモナは早速儀式を始めると、過去の記憶を辿りはじめる。そこにはエステラが義父に家を出て行かせるように仕向ける姿が映し出された。ラモナがベルナルドに義父の死因を聞くと、施設を飛び出し公園のベンチで凍死したと答えた。
ラモナが最初にこの屋敷を訪れたときには、数体の幽霊しかおらず、居場所を与える代わりに大人しくするよう交渉したそうだ。しかしその中の1体が他の幽霊たちに乗り移った。それは幽霊ではなく悪魔だったのだ。
義父は家を追い出された恨みからエステラとイリーナの殺害を企て、悪魔と契約を交わしたのだそうだ。エステラとイリーナを殺すのであればここに留まってもよいと。
ラモナは身の安全のためにイリーナをここへ連れてくるよう指示する。
映画『葬儀屋の秘密』の結末・ラスト(ネタバレ)
悪魔祓いの儀式が始まると、家中の家具が四方八方に散乱し始める。儀式の途中に亡き父の姿を見たイリーナは勝手に自分の部屋へと閉じこもってしまう。
すると家に誰かがやってくる。それは悪魔に取り憑かれたイリーナの祖母であった。イリーナの祖母は包丁を片手に暴れまわり、部屋にこもったイリーナにもベルナルドやエステラの悲鳴が聞こえてくるほどだった。
泣き叫ぶイリーナの側には亡き父が寄り添い、優しく抱きしめてくれた。父の姿が見えなくなった時、意を決してイリーナがリビングへ向かうと、棺の中に鍵があると窓に書かれているのを見つける。
棺の中にはベルナルド、エステラがそれぞれ死体となって寝かされていた。最後の棺の中から鍵を持った祖母が飛び出しイリーナに襲いかかる。何とか鍵を奪い取り、ラモナの指示で外のトイレへと身を隠す。
ラモナと悪魔は死闘を繰り広げ、悪魔が消え去った時、イリーナが外に出るとラモナは最後に微笑む家族の幻想を見せてくれた。幻想が消えた瞬間、あちこちに倒れ込む死体を見ながらイリーナは茫然と立ち尽くすのであった。
映画『葬儀屋の秘密』の感想・評価・レビュー
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映画『葬儀屋の秘密』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『葬儀屋の秘密』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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