この記事では、映画『ペイン 魂の叫び』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ペイン 魂の叫び』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0062210
製作年 | 2011年 |
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上映時間 | 81分 |
ジャンル | サスペンス |
監督 | ロバート・セレスティーノ |
キャスト | リック・ゴメス フランク・ジョン・ヒューズ ヴィネッサ・ショウ ロン・リヴィングストン |
製作国 | アメリカ |
映画『ペイン 魂の叫び』の登場人物(キャスト)
- ヘンリー(リック・ゴメス)
- 小説家をしている男性で、毎晩同じ悪夢にうなされるようになり、精神科医の治療を受けている。精神科医のアドバイスを受けて、別荘で1人の時間を過ごすことを決める。
- クリス(フランク・ジョン・ヒュー)
- ヘンリーが別荘へ向かう途中に立ち寄ったダイナーで、出会った青年。あてもなく各地を旅していると語るが、なぜかヘンリーのことを知っているらしい。
- エミリー(ヴィネッサ・ショウ)
- ヘンリーの妻で、毎晩悪夢に悩まされている夫が1人で別荘に行くと聞き、それを快く了承する。
映画『ペイン 魂の叫び』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ペイン 魂の叫び』のあらすじ【起】
小説家のヘンリーは、毎晩同じ悪夢にうなされる日々を送り、精神科医の治療を受けていた。その夢とは、自宅に忍び込んだ何者かに襲われ、暴行を受けた上でナイフを刺されて殺されるという、恐ろしい内容だった。
精神科医は、気分転換に旅でもするといいかもとヘンリーに助言し、ヘンリーは以前購入した別荘へ向かうことにする。妻のエミリーにもその旨を告げ、しばらくは1人きりになり、久しぶりに新作小説の執筆に取りかかるつもりだった。
ヘンリーは別荘へ向かうためハイウェイを走り、途中でトイレを使用するため、無人の休憩所に立ち寄る。車に戻ると、フロントガラスのところにダイナーのチラシが挟まっていた。
ヘンリーがチラシに書かれたダイナーに行ってみると、カウンターの中で1人の青年が掃除をしていて、客は誰もいなかった。ヘンリーが青年にコーヒーを注文すると、青年はコーヒーをヘンリーに持って来る。続いてヘンリーが食事を注文しようとすると、青年は「俺は客だ」と答える。
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映画『ペイン 魂の叫び』のあらすじ【承】
青年の話によると、店主は奥でゲームをしていて、常連客の自分が店番代わりをしているのだという。ヘンリーが何気に青年と会話をしていると、青年はあてもなく各地を旅しているのだと語り出す。
しかし次第に青年は、ヘンリーが作家であることを知っていたり、果てはヘンリーがまだ名乗っていないのに名前で呼びかけたりしてくる。不審に思ったヘンリーが君は何者だと尋ねると、青年は手首にある小さな入れ墨を見せる。それは、21年前に死んだはずの、ヘンリーの兄がしていた入れ墨と一緒だった。
ヘンリーが、兄は19歳の時に溺死したはずだと問うと、青年は21年前に、遺書を書き薬物を吸って海に入ったあと、どこか見知らぬ場所に打ち上げられていたと語る。ドラッグ中毒だった自分は、このまま家族の前から姿を消すべきだと考えたと青年は主張するが、ヘンリーは青年の言葉が信じられずに、1人でダイナーを立ち去る。
映画『ペイン 魂の叫び』のあらすじ【転】
しかしヘンリーは途中で車を停め、ダイナーまで引き返すと、道端を歩いていた青年を見つけ、車に乗せる。青年はこれまで行方を知らせずにいたことを謝罪し、やり直すチャンスをくれとヘンリーに語る。ヘンリーも、「ずっと兄さんに会いたかった」と答え、青年が兄のクリスであることを認める。
ヘンリーはクリスと共に別荘へ向かい、久しぶりに酒を交わす。ヘンリーはこの1年でクリスのことをよく思い出していて、恐らく胃がんの診断を受け、半年前に手術を受けたせいだろうと語る。
そしてクリスは居間でジグソー・パズルを見つけ、木の葉が舞い落ちるパズルの絵柄を見て、好きな詩の一篇を呟く。
「木の葉は信念をもって枝から離れ、堂々と地面に落ちる。」
2人は一緒にパズルを始め、ヘンリーは胃がんと診断された時は本当に怖かったと、切々とクリスに語り出す。それを聞いたクリスは、「お前は乗り越えたよ」とヘンリーに告げる。
その夜ヘンリーは、久しぶりに悪夢を見ずに睡眠を取るが、目覚めると治療を終えたはずの胃が猛烈に痛み出す。
映画『ペイン 魂の叫び』の結末・ラスト(ネタバレ)
そこにクリスがやって来て、痛みを訴えるヘンリーに、「大丈夫、これは工程の一部だ」と告げる。ヘンリーがなんのことかと聞き返すと、クリスは「死への工程だ」と答える。そして、「お前が俺を作り、お前の望むことを言った」と語り、夢の中で誰に襲われたかをヘンリーに尋ねる。
ヘンリーは、襲撃者がかざしていたライトが眩しくて顔を見ていなかったと答えるが、そのライトが手術室の照明だったことに気付く。ヘンリーが夢で見ていたのは襲撃者ではなく、手術を担当した医師で、ナイフではなくメスをヘンリーの体に刺していたのだった。
実は胃がんが発見された時には手遅れで、手術は失敗に終わっていた。現実のヘンリーは危篤状態で自宅のベッドに横たわり、エミリーに見守られていた。ヘンリーはそれを受け入れられず、手術のことを夢の中の出来事だと考え、妄想の中で旅を始め、会いたかった兄と再会していたのだった。
クリスは「生という枝にしがみつかず、堂々と落ちろ」とヘンリーに告げる。ヘンリーは現実を受け入れ、自分を見つめるエミリーの前で、静かに息を引き取るのだった。
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映画『ペイン 魂の叫び』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ペイン 魂の叫び』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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