この記事では、映画『ムード・インディゴ うたかたの日々』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ムード・インディゴ うたかたの日々』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0070857
製作年 | 2013年 |
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上映時間 | 94分 |
ジャンル | ドラマ ファンタジー |
監督 | ミシェル・ゴンドリー |
キャスト | ロマン・デュリス オドレイ・トトゥ ガド・エルマレ オマール・シー |
製作国 | フランス |
映画『ムード・インディゴ うたかたの日々』の登場人物(キャスト)
- コラン(ロマン・デュリス)
- マンションに住む裕福な若者。これまでに1度も働いたことがない。デリケートな感性と、純粋な心を持つ男。パーティで出会ったクロエに一目惚れする。
- クロエ(オドレイ・トトゥ)
- 若くて美しい女性。イジスの飼い犬の誕生日パーティでコランと出会う。知的で陽気な人。会ったその日から、コランに惹かれていく。
- シック(ガド・エルマレ)
- コランの親しい友人。哲学者ジャン・ソール・パルトルの熱狂的な信者。アリーズと出会い、つき合うようになる。
- ニコラ(オマール・シー)
- コランから雇われている料理人。コランと親しく弁護士兼導師でもある。アリーズの叔父にあたる人物で、コランやシックたちより年上。知的でダンスも得意。イジスとつき合っている。
- アリーズ(アイサ・マイガ)
- ニコラの姪。哲学者ジャン・ソール・パルトルシックを好きなことからシックと出会い、彼に惹かれる。クロエとも仲が良い。
- イジス(シャルロット・ル・ボン)
- ニコラの彼女。華やかな雰囲気を持つ女性。裕福な暮らしをしており、コランとも顔なじみである。愛犬の誕生パーティを開き、ニコラ、コラン、シック、アリーズ以外にも大勢の人々を招いた。
映画『ムード・インディゴ うたかたの日々』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ムード・インディゴ うたかたの日々』のあらすじ【起】
大勢の職員が、横一列に並んだタイプライターの前に座っている。そして流れ作業で物語の内容を打ち込み、決めていた。
フランスのパリ。若い男性コランは、働かなくても充分生活できるほどの金持ちだった。ニコラを料理人として雇い、悠々自適な暮らしをする。ニコラは、毎日テレビの中から話しかけてくるシェフの助言通りに、料理を作った。コランの住むマンションにはネズミも住んでおり、ニコラはそのネズミにも親切だった。
コランはピアノを弾くとカクテルができるカクテルピアノを発明し、友人シックとその酒を飲んだ。哲学者パルトルの熱狂的なファンであるシックは、最近アリーズという女性と知り合い恋に落ちたと話す。偶然にもアリーズはニコラの姪だった。
ある日ニコラの彼女のイジスが、飼い犬の誕生日パーティを開いた。そのパーティに出席したコランは、美しい女性クロエと出会い恋に落ちる。パーティにはシックやアリーズも来ていた。
別の日コランはクロエとデートをした。コランとクロエはクレーンにぶら下がった白鳥型の乗り物に乗り、夢のような時間を過ごす。
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映画『ムード・インディゴ うたかたの日々』のあらすじ【承】
コランはクロエと交際を始め、結婚のプロポーズをした。またアリーズがシックと結婚したがっていると知り、シックに結婚資金を渡す。
コランとクロエ、シックとアリーズの結婚式が合同で行われた。大勢の人に祝福されたコランとクロエは、ニコラの運転する透明なリムジンに乗り込みハネムーンへ向かう。その後、野原でピックニックをしてニコラが見つけたホテルに泊まった。その晩、寝ているクロエの口の中に、白い綿のようなものが入った。
それ以降クロエは肺が痛くなり、体調不良の日々が続く。クロエの具合が良くなると、皆で遊びに出掛けた。クロエやアリーズ、ニコラ、イジスはショッピングを楽しみ、コランとシックはスケートをした。だがスケート場にクロエが失神したと連絡が入り、コランは急いで帰宅する。無事だったクロエだが、咳は止まらないようだった。
翌日コランは医者を呼んだ。医者はクロエの肺で妙な音楽が鳴っているから、病院まで来て精密検査を受けるようにと言った。処方された薬は銀色の玉で、気味悪く動いていた。クロエは仕方なくその薬を飲む。
映画『ムード・インディゴ うたかたの日々』のあらすじ【転】
シックに会ったコランは、彼が結婚資金のほとんどをパルトルの本や講演会に費やし、アリーズとはまだ結婚していないとを知る。
コランは、クロエを昨日の医者に診せるため病院へ連れていった。検査によると、クロエの左の肺の中に睡蓮の花があると分かる。コランはショックで腰を抜かしそうになった。事情をニコラに話すと、彼は一緒に乗り越えようと言い2人を励ました。クロエは1日にスプーン2杯分の水しか飲んではいけないと言われる。また病気を治すためには、常にたくさんの花で囲まれ、睡蓮を脅かす必要があった。
貯金は少なくなり、コランは仕事を探す。だが働いたことのないコランには、銃を体で温めながら育てるという妙な仕事しかなかった。
コランは毎日大量の花を買い込み、クロエの元へ運ぶ。だが花代がかさみ、生活は苦しくなっていった。コランの家には蜘蛛の巣ができ、ニコラは苦悩で老け込んだ。アリーズが見舞いに来て、クロエの体に花束を乗せると花が枯れた。枯れることで治療になるのだとクロエは話す。
クロエは花のたくさんある山へ療養に行った。
映画『ムード・インディゴ うたかたの日々』の結末・ラスト(ネタバレ)
コランたちの食事はいよいよ貧しくなった。ニコラの腕前が落ちることを心配したコランは、彼を無理矢理解雇する。そしてカクテルピアノを売って、クロエの手術費用に充てた。手術は上手くいったように思えたが、実際は左肺の機能が停止した上、右側にも花が咲いていると分かった。医者はコランに謝罪し、治療費をいくらか返した。銃を作る仕事は上手くいかず、コランは仕事をやめる。
シックはパルトルの虜になっていき破産した。アリーズはパルトルを殺し、彼の本も燃やす。コランはタイプライターの流れ作業に加わり、クロエの明るい未来のシナリオを必死に打ち込んだ。
だがクロエはとうとう亡くなり、コランは悲しみから叫び声を上げる。貧しさのせいで、クロエの葬式はひどく質素なものになった。コランの住むマンションは取り壊され、そこに住んでいたねずみが、クロエの手帳を必死に運ぶ。クロエは手帳に、コランとの思い出の絵をたくさん描いていた。
手帳の絵はタイプライターの職員の元に運ばれ、それらの絵が繋がりアニメーションになった。
映画『ムード・インディゴ うたかたの日々』の感想・評価・レビュー
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映画『ムード・インディゴ うたかたの日々』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ムード・インディゴ うたかたの日々』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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