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映画『メダリオン』あらすじとネタバレ感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『メダリオン』の概要:2003年の香港・アメリカ合作の映画(原題:The Medallion・飛龍再生)。主演ジャッキー・チェンで贈る最新VFXとカンフーの融合した作品に仕上がっている。

映画『メダリオン』 作品情報

メダリオン

  • 製作年:2003年
  • 上映時間:89分
  • ジャンル:アクション
  • 監督:ゴードン・チャン
  • キャスト:ジャッキー・チェン、クレア・フォーラニ、リー・エヴァンス、ジュリアン・サンズ etc

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映画『メダリオン』 評価

  • 点数:60点/100点
  • オススメ度:★★☆☆☆
  • ストーリー:★★☆☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

[miho21]

映画『メダリオン』 あらすじ(ストーリー解説)

映画『メダリオン』のあらすじを紹介します。

香港警察の刑事エディ(ジャッキー・チェン)はインターポールのワトソンと相棒を組んでいる。
2人の目的は密輸犯罪組織の頭、スネークヘッドの逮捕であった。
実はスネークヘッドは香港に古くから伝わる聖なるメダルの秘密を追っていた、その秘密とはメダルには人間を超人的なパワーへと導く力があるということであった。
そのためメダルの鍵を握る少年ジャイを誘拐しアイルランドへ向かうことを知ったエディも同じくアイルランドに向かった。

そこでかつての恋人ニコルと元相棒のワトソンに再会。
3人は上司の命令によりコンビを組むことになる。
あらゆる手を尽くして捜査を続ける3人であったが、エディは少年ジャイの救出に何とか成功。

しかしそれも束の間、2人はコンテナの中に閉じ込められ水中に沈められてしまう。
ジャイを庇って死んでしまうエディであったが、ジャイの持っているメダルの力で不死身の体となり蘇ることができた。

そして、同じく不死身のパワーを得たスネークヘッドと対決することに。
必死の攻防の中エディはスネークヘッドに勝利。
戦いに巻き込まれたニコルもメダルにより蘇ることができたのであった。

映画『メダリオン』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『メダリオン』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

ジャッキー映画は香港制作が一番

ジャッキーは今や世界を代表するアジアスターであることは周知の事実。
もちろん台詞を英語で話し、舞台を世界に広げることで欧米の人たちはより一層親しみを感じ人気がでることは間違いないであろう。

しかしジャッキー映画の舞台はやはり香港が最高である。
一見狭く感じるがその狭い地域や空間を有効活用し、アクティブに動けるのがジャッキー映画の魅力なのである。
ワールドワイドになりすぎると彼の面白みが薄れ、なんだか残念な映画だという気持ちが残ってしまう。
本人の人気や地位はワールドワイドであるが映画の中身は香港を舞台にしたものでも十分に楽しめるという異例のスターは、後にも先にも彼だけかもしれない。

実写版ドラゴンボール!?

カンフーの世界観を楽しみにしていたのに、見てみたらアクションファンタジーでびっくり。
ジャッキーは不死身であって欲しいが、それはあくまでも生身の人間として強く本当に死なないということでは無い。

しかし本作はVFXを駆使して本物の不死身ジャッキーを作り上げてしまった。
これはファンにとっても非常に残念では無かったろうか。
ストーリー性が新しく、新鮮であることは認めるがジャッキー映画に期待する要素ではないのである。
ファンタジー感はまるで実写にしたドラゴンボールを観ているようであった。

もう少しアジア人を起用して欲しい

あくまでカンフーを中心にアクションを展開してくのであれば、周囲もアジア人で固めて欲しい。
イメージとしてカンフーが頭に入りやすいからだ。
反対に銃など武器を中心にするのであれば今回のようなキャスティングでも違和感無く楽しむことができたのかもしれない。

映画『メダリオン』 まとめ

やはりジャッキー映画は香港舞台が最高であると思い知らされた映画であった。
また近年様々なジャンルに挑戦する彼の映画は面白く、興味深いものであるが昔の人気作ほどの味わい深いものが少ない。
アクションに命をかけてコメディ要素にこだわり抜いたストーリー展開は、カンフー映画のくせに大人でも子供でも見ることができるように暴力描写が無い。
銃で殺されることも、血まみれで倒されることも少ないのだ。
それがジャッキー映画の最大の魅力であり、こだわりである。
その全てにおいて計算しつくされた彼のこだわりが、世界中に受け入れられスターになったはずである。
世界をまたにかけて活躍することは素晴らしいが、舞台が大きくなればなるほど以前の小さなこだわりが大きく捉えた映像のこだわりに変わっていくのが残念で仕方ない。

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