映画『新トレマーズ モンゴリアン・デス・ワームの巣窟』の概要:2010年製作のアメリカ映画(原題:Mongolian Death Worm)。地面の中から巨大なイモムシのようなモンスターが現れるパTVパニックムービーである。
映画『新トレマーズ モンゴリアン・デス・ワームの巣窟』 作品情報
- 製作年:2010年
- 上映時間:90分
- ジャンル:SF
- 監督:スティーヴン・R・モンロー
- キャスト:ショーン・パトリック・フラナリー、ドリュー・ウォーターズ、ジョージ・チェン、ヴィクトリア・プラット etc
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映画『新トレマーズ モンゴリアン・デス・ワームの巣窟』 評価
- 点数:50点/100点
- オススメ度:★★☆☆☆
- ストーリー:★★☆☆☆
- キャスト起用:★★★☆☆
- 映像技術:★★☆☆☆
- 演出:★★★☆☆
- 設定:★★★☆☆
映画『新トレマーズ モンゴリアン・デス・ワームの巣窟』 あらすじ(ストーリー解説)
映画『新トレマーズ モンゴリアン・デス・ワームの巣窟』のあらすじを紹介します。
舞台はモンゴルの砂漠。
ジンギスカンの秘宝が墓にあると探し続けているトレジャーハンターのダニエル。
中々お目当てのお宝に出会えずに、貧乏暮らしの日々。
そんな時、他の場所にある村に至急物資を届けなければいけないというアメリカ人医師のアリシアと出会った。
目的の村では原因不明の伝染病が蔓延し大勢の村人が亡くなっているという理由で、彼女は人道支援のボランティア団体から派遣されてきたのであった。
車の故障で立ち往生していた彼女たちを金銭目的で村まで送り届けることにしたダニエル。
しかしその道中宝探しの件で地元のヤクザに目を付けられていたダニエルはヤ、クザに車を止められアリシアとアシスタントと共に拉致されてしまう。
拘束され身動きのとれない彼らだったが、そんな時地中から巨大なイモムシモンスターが現れた。
次々と人を襲うモンスターのパニックの中、便乗し何とか逃げ切ることができた3人。
しかし、別の場所でも同じような事件が起きていた。
迷信深いモンゴルの人々こがこれは祟りだと言い始めた。
ダニエルが探し求めていた秘宝の守り神がこの巨大イモムシであるというのだ。
このパニックを何とかおさめるべく、金銭にしか興味が無かったダニエルが仲間を助けるために人肌脱ぐのであった。
映画『新トレマーズ モンゴリアン・デス・ワームの巣窟』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『新トレマーズ モンゴリアン・デス・ワームの巣窟』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
ストーリーに無駄が多いまとまりの無い映画
巨大イモムシを登場させるまでに巻き起こるエピソードがあまりに無駄な話が多く、そして長く、意味があるものなのかどうか謎である。
バックグラウンドを描いているわけでも無く、ただあまりストーリーに意味を持たせないエピソードが多いのでもう少し違ったストーリー構成は無かったものかと思ってしまう。
トレジャーハンターであることは良いとしても、伝染病のくだりなどもストーリーには直接関係も無く地元のヤクザとのやり取りも特に必要ではない。
タイトルはモンゴリアンといついているがモンゴルである必要性も大して感じないため、全体的にどこを強調したかったのかわかりづらい映画という印象が残る。
意外にもモンスターのクオリティが高い
気持ちの悪さを想像して見ただけに、そんなにグロテスクではないということに驚いた。
恐らく大きさが良かったのだろうか。
小さければ逆にリアルであったかもしれないイモムシの姿だが、大きくすることにより多少可愛さのようなものが生まれていた。
さらにCG効果が上手く使われているのも特徴で、昆虫嫌いの女性でもみることができる人が多い映画に仕上がっているであろう。
面倒くさがらずに恐ろしい登場をお願いします
せっかくクオリティが高いイモムシモンスターだったのに、登場の仕方が非常に残念である。
地中からうわっと出てくるモンスター役のはずなのに、気がついたら後ろにいてびっくりするというようなシーンばかり。
地中から出てくるのがこの映画の醍醐味なのに、予算の関係なのかそれともスタッフが面倒くさくて手を抜いたのか。
いずれにしてもここが残念だったために映画全体が「やっぱりね」という出来になってしまっていることは否めない事実である。
『トレマーズ』に惹かれた人は見てはいけない作品です。完全に邦題詐欺ですね。むしろ、UMAが好きな方、モンゴリアンデスアームが好きな方は面白く見られるでしょう。
パニックムービーなのでB級でも、最悪C級でも面白く見られるのですが今作はかなり薄っぺらい内容なので、頭を空っぽにして見た方が良さそうです。
CGが全く馴染んでいないので巨大な芋虫ばかり強調されて苦手な方はかなり苦痛だと思います。
個人的には意外と楽しめた作品だったので、興味のある方は鑑賞してみても良いかもしれません。(女性 30代)
映画『新トレマーズ モンゴリアン・デス・ワームの巣窟』 まとめ
パニック映画は大抵面白く鑑賞できる。
それがどんなに安っぽくでも、クオリティが低くてもそれなにの大衆娯楽には仕上がっているからだ。
本作もその1つで、色々とツッコミどころが満載ではあるがそれなりに楽しめた。
発想も演出もB級ではあるが許せる範囲のものであるし、暇な時間になんてことなく見ることが出来る。
パニック映画の良いところは疲れた頭を駆使しなくて見ることができるし、ただボーっとしながら見ているだけで良いので楽なのである。
ぜひこれをお薦めしますとは言えない。
時間も心も余裕があるのであれば見てみたらどうですか?と提案できるくらいのものである。
気持ち悪さも多少あるので昆虫嫌いなのであれば止めた方が無難であろう。
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