映画『Mothers マザーズ』は、5人の脚本家が「母」をテーマに描くオムニバス作品。無差別傷害事件の息子を持つ母、母にコントロールされる娘など、様々な「母」の姿を通して家族の絆や人生を問いかける。豪華キャストが彩る、笑い・涙・感動に満ちた珠玉の物語となっています。
映画『Mothers マザーズ』の作品情報
出典:https://mothersfilm.studio.site/
- タイトル
- Mothers マザーズ
- 製作年
- 2024年
- 日本公開日
- 2025年1月下旬
- 上映時間
- 115分
- ジャンル
- オムニバス
- 監督
- 武田恒
高橋郁子
木内麻由美
野田麗未
難波望 - 脚本
- たかはC
進藤きい
高橋郁子
武田恒
難波望 - 総合プロデューサー
- 難波望
- キャスト
- ◆『BUG』出演
小沢まゆ
上田雅喜
悦永舞
垣内健吾
吉牟田眞奈
◆『夜想』出演
大島朋恵
加藤亮佑
◆『いつか 母を捨てる』出演
外山史織
山野海
秋本奈緒美
久保田秀敏
岡見時秀
◆『だめだし』出演
アキラ100%
高橋明日香
川越諒
EMA
大島祐也
黒木美結
高遠るきの
◆『ルカノパンタシア』出演
嶋村友美
森山みつき
藤井太一
映画『Mothers マザーズ』の作品概要
映画『Mothers マザーズ』は、映画やテレビで活躍する5人の脚本家が、「母」をテーマに製作・配給するオムニバス映画です。本作は、様々な角度から「母」を描いた5つの短編で構成されています。
『BUG』は、無差別傷害事件を起こした息子を持つ母親の葛藤を描いた作品。『夜想』は、子育て幽霊の怪談をモチーフに、高橋郁子監督独自の演出スタイルで創られた一編。『いつか、母を捨てる』は、母親にコントロールされ続けた娘の哀しみを描くサスペンス。『だめだし』は、聖夜に巻き起こる子育て反省コメディ。そして『ルカノパンタシア』は、娘と死別した母親の喪失と再生を描く愛の物語です。
出演陣には、アキラ100%、小沢まゆ、山野海、秋本奈緒美、久保田秀敏、高橋明日香、森山みつき、藤井太一など、映画やテレビ、舞台で活躍する実力派キャストが名を連ねています。
映画『Mothers マザーズ』は、2024年10月27日(日)から11月16日(土)まで開催される第13回茅ヶ崎映画祭で特別招待上映(上映日は11月4日のみ)され、また、2024年11月15日(金)から11月17日(日)に開催される十三下町映画祭2024に入選し、上映されることが決定しています。
母親と子供の関係性を、喜怒哀楽様々な側面から描き出すオムニバス映画『Mothers マザーズ』。私たちの身近にある「母」の姿を通して、家族の絆や人生の意味を問いかける作品となっています。
映画『Mothers マザーズ』の予告動画
映画『Mothers マザーズ』のあらすじ(ネタバレなし)
『BUG』
出典:https://mothersfilm.studio.site/
母親の鳴海は息子の聖がなぜ無差別傷害事件を起こしたのか、分からずにいた。
しかし、鳴海は息子と距離を置こうとする夫や、被害者家族のキャバ嬢の朋絵と話す中で、聖ともう一度、向き合おうとしていく。
『夜想』
出典:https://mothersfilm.studio.site/
――いちばんそばにあった光、それがあなた。闇を引き裂き、あなたは現れた――。
飴屋の男のもとを毎夜訪ねる美しくもか細い女。しかし、その訪問は草木も寝静まる深夜ばかり。なぜこんな時間なのか男が尋ねると、女は一人抱えていた過去を語り始めた。
『いつか、母を捨てる』
出典:https://mothersfilm.studio.site/
母にコントロールされ努力を強いられてきた娘・晶子。息をひそめ、母の機嫌を損ねないよう生きている。だがある夜、母の望む大手商社に就職できたという嘘がバレそうになり、心の奥底に隠れていた思いが動き出す。たとえ実体がなくなっても母から逃れられない娘の哀しみを描くサスペンス。
『だめだし』
出典:https://mothersfilm.studio.site/
12月24日。映像監督を生業にしている純也。年末は忙しく、編集作業に追われている。
帰省中の妻から「あれ忘れないでね」という連絡が。純也は娘との約束をすっかり忘れてしまっていた……。聖夜に巻き起こる子育て反省コメディ。
『ルカノパンタシア』
出典:https://mothersfilm.studio.site/
郊外の一軒家で暮らす原田路佳と娘の海凪。一見、なんの変哲もない暮らしを送る母娘のもとに、ただならぬ決意を秘めた元夫、茂が訪ねてくる。彼にはどうしても打ち明けなければならない想いがあった。茂の思いがけない告白を受け、母娘のかりそめの幸せは くずれてゆく。目を背け続けた本当の記憶――。路佳は想い出の海へ向かう。
映画『Mothers マザーズ』のコメント
今回のオムニバス映画を企画する発端は、オリジナル脚本を発表する場の少なさにあります。
脚本家たちの多くは、オリジナル脚本が認められてデビューしています。しかし、原作や原案に沿って書く仕事が多く、脚本家による意欲的なオリジナル脚本を発表できる環境がたいへん少ないのが現状です。そこで、脚本家が自らのオリジナル脚本をもとに監督、あるいはプロデューサーとなって映画を製作し、さらには配給や宣伝を含む業務も担って劇場公開しようと立ち上げたのが本企画です。
脚本家の存在意義をしばしば問われる昨今、他にないチャレンジだと自負しています。
インディペンデント映画界では、近年監督や俳優が自ら企画を立ち上げ、意欲的な作品を次々と国内外に発表しています。私たち脚本家にだって出来ないはずがない、そんな想いで進めてまいりました。2023年に撮影、2024年に完成させた本作は、すでに2025年1月に新宿K’s cinemaでの上映が決定しています。しかし東京だけでなく地方の劇場にも広げ、少しでも多くの方にご覧になっていただきたいと思っています。そのためには、どうしても皆さまのご支援が必要です。
私たちが作品に込めた、愛、悲しみ、優しさ、微笑みを広く届けさせてください。よろしくお願いいたします。 難波望(総合プロデューサー)
映画『Mothers マザーズ』のクラウドファンディング
クラウドファンディングサイト「MotionGallery」にて、10月21日23時59分までの期間限定で、映画「Mothers マザーズ」の支援プロジェクトが実施されています。
集められた支援金は、映画『Mothers マザーズ』を多くの方々に知っていただくためのチラシ・ポスター制作や、上映に欠かせないDCP(デジタルシネマパッケージ)の作成など、宣伝・上映活動に必要な費用に充てられることとなっています。
支援者の方には、特別なリターンが用意されており、先行オンライン試写会への参加権、オリジナルデザインのポストカードやTシャツなど、映画のファンにはたまらないアイテムが満載です。さらに、オムニバス形式の本作の魅力を存分に味わえる、各話にフォーカスを当てたリターンも用意されています。
映画『Mothers マザーズ』のクラウドファンディングに興味のある方は、クラウドファンディングサイト「MotionGallery」をご確認ください。
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