この記事では、映画『ネメシス』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ネメシス』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0052116
製作年 | 1992年 |
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上映時間 | 96分 |
ジャンル | SF アクション |
監督 | アルバート・ピュン |
キャスト | オリヴィエ・グラナー ティム・トマーソン マージョリー・モナハン ケイリー=ヒロユキ・タガワ |
製作国 | アメリカ |
映画『ネメシス』の登場人物(キャスト)
- アレックス・レイン(オリヴィエ・グラナー)
- ロス市警の警官。元々は囚人だったが、ファーンズとジャードからスカウトされた。人体の85%をサイボーグ化している。銃の扱いが上手いタフガイとして評価されているが、治安の悪いロスで、珍しく愛情を持った警官でもある。恋人はジャード。
- ジャード(マージョリー・モナハン)
- ロス市警の警官だった女性サイボーグ。人類の味方で、恋人アレックスを愛している。
- ファーンズ・ワース長官(ティム・トマーソン)
- ロス市警長官。ジャードやアレックスの上司だった。
- マリッツ(ブライオン・ジェームズ)
- ファーンズの部下。常にファーンズと行動を共にしている。
- アンジー=リブ(ケイリー=ヒロユキ・タガワ)
- サイボーグ反対派で反逆者らのボス。
- マックス・インパクト(マーレ・ケネディ)
- 観光ガイドだと名乗るショートヘアの若い女性。反逆者たちの一員。
- ヨシロー・ハン(ユウジ・オクモト)
- シャングルー・ホテルの受付をしているアジア系男性。反逆者たちの一員。
- ジュリアン(デボラ・シェルトン)
- ジャードの部下の女性。二流サイボーグと言われているが、忠誠心や正義感があり人類の味方である。
映画『ネメシス』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ネメシス』のあらすじ【起】
2027年、近未来では人体の一部をサイボーグ化するのが主流となっていた。これにより、サイボーグ技術を利用した犯罪が多発する。
ロス市警のサイボーグ人間アレックスは、ホテルでデータチップを盗んだサイボーグ女を殺した。しかしその直後、彼女の仲間のテロリスト集団がアレックスを襲う。アレックスは彼らを次々と射殺するが、最後に生き残った女性ロサリアに、瀕死の傷を負わされた。その後ロス市警のヘリがやってきて、アレックスは救済される。
アレックスがサイバー移植を受け、復帰するまで半年間かかった。彼は無事復活すると、ロサリアのいる酒場へ行き「体の大部分が機械」と言われた恨みから彼女を殺した。そこへ上司であり恋人のジャードが到着し、ファーンズ長官からの新しい任務を伝える。だが精神的に疲労していたアレックスは、この仕事を引退した。
1年後、アレックスはニューリオデジャネイロにいた。密売組織で働いたアレックスだが、仕事は上手くいかない。そんな折、長官の部下マリオンがやってきて、アレックスは再びロス市警へ連れ戻された。
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映画『ネメシス』のあらすじ【承】
長官は、ジャードがロス市警を裏切り、日米の外交に必要な警備プランを盗んだと話す。ジャードを探すため、アレックスは連れ戻されたのだ。心臓には時限爆弾を埋め込まれており、シャングルーでの任務をクリアしなければ作動すると言われる。
仕方なくシャングルーへ向かったアレックスは、ホテルでチェックインを済ませた。受付の男ヨシローは商売上手なアジア人を装っていたが、実は反逆者の一員だった。
ヨシローが部屋番号を仲間に伝えたため、アレックスの部屋へアンジーの率いる反逆者らが押しかける。しかし、彼の体に爆弾が仕掛けてあると知ると、皆顔色を変え出ていった。
ジャードの部下であるジュリアンがアレックスを訪ね、ジャードに会わせてあげると言う。彼女はアレックスの心臓が爆発しないよう、妨害電波の発信装置を取り付けてくれた。さらにアレックスにデータチップを渡す。肉体は死に絶えたジャードだが、魂のデータはメモリバンクに転送されているのだ。アレックスは、ジュリアンから「これを日没までに反逆者集団ハンマーヘッズに渡して欲しい」と頼まれる。
映画『ネメシス』のあらすじ【転】
すぐに2人の元へ部下を率いた長官がやってきて、激しい銃撃戦が始まった。アレックスは、マシンガンで床を丸く打ち抜き脱出する。残されたジュリアンは殺害された。
誰もこない場所まで逃げたアレックスは、ジュリアンから渡されたチップで、ジャードと会話をする。彼女の話から本物のファーンズ長官は殺され、今は全身が機械のサムが長官に成りすましているのだと知った。サムは人間を支配しようとしており、サイボーグ人間を含めた人類の敵なのである。ジャードは、長官を複製した研究所も調査済みだった。事情を知ったアレックスは、ジャードに協力することにする。しかし、ハンマーヘッズについての情報はない。
その後もアレックスは偽長官たちから追われるが、彼をつけ回す謎の女マックスに助けられる。マックスはアレックスを、先ほどの反逆者アンジーの元へ連れて行った。このアンジーこそが、ハンマーヘッズのリーダーだったのだ。彼は人類の味方であり、アレックスと手を組もうとするが、マックスはこれに反対する。彼女は、アレックスが殺したロサリオの妹だったからだ。
映画『ネメシス』の結末・ラスト(ネタバレ)
内輪揉めをしていると偽長官がやってきて、アンジーを射殺した。このせいで、マックスはアレックスと共に逃げるしか方法がなくなる。
2人はヨシローと落ち合うため火口へ向かう。どこまでも追ってくる偽長官ファーンズは、全身がサイボーグなので、何発弾を撃ち込まれてもビクともしない。逃亡中、マックスはアレックスから何度も助けられ、彼を許す気持ちになった。その後大打撃を受けた偽長官は、鉄の骨格だけになってしまう。
火口まで辿り着いた2人は、ヨシローが待機していた飛行機に乗り込み無事離陸した。しかし機体に張り付いてきた偽長官が、荷物室でアレックスを襲う。アレックスはサイボーグ化した手を犠牲にし、偽長官を振り落した。
ヨシローの手術を受けたアレックスは、ジャードから生前に長官が送った手紙が届いているはずだと聞かされる。ジャードの魂が消える直前のことだった。
完全に回復し手紙を読み終えたアレックスは、マックスと陽気に階段を駆け上る。この様子を遠くから眺めていた女が「今殺します?」と質問する。「もちろん」と偽長官は答えた。
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映画『ネメシス』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ネメシス』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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