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映画『ミッドナイト・マーダー・ライブ』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ミッドナイト・マーダー・ライブ』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ミッドナイト・マーダー・ライブ』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『ミッドナイト・マーダー・ライブ』の結末までのストーリー
  • 『ミッドナイト・マーダー・ライブ』を見た感想・レビュー
  • 『ミッドナイト・マーダー・ライブ』を見た人におすすめの映画5選

映画『ミッドナイト・マーダー・ライブ』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0077247

製作年 2022年
上映時間 104分
ジャンル サスペンス
監督 ロミュアルド・ブーランジェ
キャスト メル・ギブソン
ウィリアム・モーズリー
ケヴィン・ディロン
アリア・セロール・オニール
製作国 アメリカ

映画『ミッドナイト・マーダー・ライブ』の登場人物(キャスト)

エルヴィス(メル・ギブソン)
ラジオの人気深夜番組「オン・ザ・ライン」のDJを務める男。番組の中でいつも通りにファンからの悩み相談に答えていたが、ゲイリーという男から自分の妻と子を人質に取ったと脅迫めいた電話が入り、妻子を救うために奔走することになる。
メアリー(アリア・セロル・オニール)
「オン・ザ・ライン」のスタッフを長く務めている女性で、エルヴィスとは馴染みの仲。番組中にエルヴィスを脅迫するような内容の電話が入り、妻子を救おうとするエルヴィスに協力することになる。
ディラン(ウィリアム・モーズリー)
「オン・ザ・ライン」の新人スタッフ。初めて関わった番組中に、DJであるエルヴィスを脅迫する電話が入り戸惑うものの、エルヴィスと共に姿の見えない犯人に立ち向かっていくことになる。
ゲイリー(ポール・スペラ)
「オン・ザ・ライン」の放送中に、エルヴィスの妻と子を人質に取ったという脅迫電話をかけてきた男。恋人が以前番組のスタッフを務めていて、エルヴィスのいじめに遭って自殺したことで、エルヴィスに恨みを持っていると語る。

映画『ミッドナイト・マーダー・ライブ』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『ミッドナイト・マーダー・ライブ』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ミッドナイト・マーダー・ライブ』のあらすじ【起】

深夜ラジオの人気DJ・エルヴィスは、今夜も担当番組「オン・ザ・ライン」のためにラジオ局に到着する。馴染みの女性アシスタント・メアリーと、新人スタッフのディランが見守る中、深夜0時から番組がスタートする。

番組は視聴者からの悩み相談に、エルヴィスが辛口の回答をするのが人気だったが、そこでゲイリーという青年から、「これからヤバいことをする」という電話が入る。これは怪しいと察したエルヴィスはゲイリーを説得しようとするが、ゲイリーは電話を繋いだまま、どこかの家へと侵入する。

ゲイリーは忍び込んだ家で、母親と幼い娘を人質に取ったと語り始める。それはエルヴィスの妻と子供で、押し入ったのはエルヴィスの自宅だった。ゲイリーは以前番組のスタッフだった女性の恋人で、その女性はエルヴィスのいじめに遭った末に自殺したのだと、ゲイリーはエルヴィスを責める。

電話口に出た妻と娘の声を聞かされたエルヴィスは、これはイタズラではないと判断し、ゲイリーの指示に従うことにする。ゲイリーはエルヴィスに、ラジオ局の屋上へいくよう指示する。

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映画『ミッドナイト・マーダー・ライブ』のあらすじ【承】

エルヴィスが放送用の手持ちマイクとヘッドフォンを持って屋上へ行くと、ゲイリーはそこから飛び降りるよう命令する。そこでエルヴィスは飛び降りるフリをして、傍にいたディランに驚くよう指示する。

しかしゲイリーは屋上にドローンを飛ばしていて、エルヴィスがフリをしただけだと気付く。ラジオ局から通報を受けた警官隊がエルヴィスの自宅に駆け付けるが、ゲイリーは妻と娘に向かって拳銃を発射する。

警官隊がエルヴィスの自宅へ突入すると、そこには誰もいなかった。ゲイリーは自宅にいると見せかけて、妻と娘を拉致し、警備員を殺害してラジオ局内に侵入していたのだ。そしてラジオ局の出入り口に爆弾をしかけたゲイリーは、エルヴィスに「ゲームをしよう」と呼びかける。

エルヴィスは局内の監視カメラをゲイリーが見ていると察し、ディランと共に管理室へ向かうが、そこにはエルヴィスの前の時間帯で番組を担当していたDJの死体があった。

映画『ミッドナイト・マーダー・ライブ』のあらすじ【転】

ゲイリーは放送ブースに潜入し、メアリーを人質にとって自らがDJとなり放送を始める。エルヴィスは監視カメラを避けながらディランと共にブースへ接近し、ディランは死んだ警備員から奪った拳銃をゲイリーに突きつける。

しかしゲイリーは爆弾の起爆装置を持っていて、これを押せば妻と娘に取り付けた爆弾が爆発するとエルヴィスに告げ、ディランから拳銃を奪う。妻と娘は局の屋上にいて、爆弾処理班が屋上に駆け付け、ゲイリーの指示に従って妻と娘の爆弾を外す。

するゲイリーはエルヴィスと一緒にいたディランに、その爆弾を取り付けるよう処理班に指示する。起爆装置を持ったゲイリーに逆らえず、処理班は爆弾をディランに取り付ける。そこでゲイリーは処理班を射殺し、「こんなはずじゃなかった」と、起爆装置を床に落とす。

ディランに取り付けた爆弾が爆発するかと思われたが、起爆装置が床に落ちても、何も起きなかった。そこへ死んだはずのDJや他のラジオ局員が現れ、全ては新人のディランを騙すためのドッキリだったと明かされる。

映画『ミッドナイト・マーダー・ライブ』の結末・ラスト(ネタバレ)

ゲイリーはゲストで来る予定だったコメディアンが演じていて、人質となったエルヴィスの妻と娘の声も、女性の声優が演じていた。上手くいったと喜ぶエルヴィスやメアリーを見て、自分1人が騙されたと知ったディランは怒りを露わにして、その場を立ち去る。

エルヴィスがディランを慰めようとすると、反論しようとしたディランは階段で足を踏み外し、転げ落ちて後頭部を強打、そのまま死亡してしまう。以前からエルヴィスの悪ふざけを注意していたラジオ局の上司は、「最悪のことが起きた」とエルヴィスを責める。

エルヴィスが、もうDJは出来ないと呟いて家に帰ろうとすると、マスコミが張っているから車で送ると上司が告げる。そして上司の車に乗ったエルヴィスは、車内のラジオから「ハッピーバースデー、エルヴィス」の声が流れて来るのを聞く。

この日はエルヴィスの誕生日で、ディランの死はエルヴィスを騙すための二重のドッキリだったのだ。生きていたディランやメアリー、上司たちに囲まれ祝福を受けたエルヴィスは、「今度は俺が仕掛けるぞ、覚えておけ」と笑顔で語るのだった。

映画『ミッドナイト・マーダー・ライブ』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

メル・ギブソン主演のワンシチュエーションスリラー。深夜ラジオの生放送中、DJエルヴィスがリスナーからの脅迫電話を受け、家族が人質に取られたと告げられる。緊迫した展開が続くが、実は全てが新人スタッフへのドッキリであり、さらにそのドッキリ自体もエルヴィスへのサプライズだったという二重のどんでん返し。予想外の展開に驚かされたが、ラストのオチには賛否が分かれるだろう。個人的には楽しめた作品だった。(20代 男性)


映画の序盤は緊張感があり、犯人とのやり取りに引き込まれた。しかし、終盤のドッキリオチには納得がいかず、観客を置き去りにした印象。特に新人スタッフが階段から落ちて死亡する展開は、悪趣味と感じた。全体的に、観る人を選ぶ作品だと思う。(30代 女性)


メル・ギブソンの演技はさすがで、彼の存在感が作品を引き締めていた。ストーリーは、ラジオ番組中の緊急事態という設定で、観客を引き込む力があった。しかし、終盤のどんでん返しが多すぎて、少し混乱した。もう少しシンプルな展開でも良かったのではないかと思う。(40代 男性)


作品全体のテンポは良く、緊張感が持続していた。しかし、ラストのオチがあまりにも現実離れしており、感情移入が難しかった。ドッキリの連続は、観客を驚かせる意図があるのだろうが、やりすぎ感が否めない。もう少しリアリティのある結末を期待していた。(50代 女性)


映画の設定や演出は興味深く、特にラジオ局内での出来事がリアルに描かれていた。しかし、終盤の展開が急すぎて、ストーリーについていけなかった。ドッキリの連続は新鮮だったが、もう少し伏線を張っておいてほしかった。全体的には楽しめたが、ラストにもう一工夫欲しかった。(60代 男性)


メル・ギブソンの演技は圧巻で、彼の存在が作品を支えていた。ストーリーは斬新で、ラジオ番組中の緊急事態という設定が新鮮だった。しかし、終盤のどんでん返しが多すぎて、少し疲れてしまった。もう少しシンプルな展開でも良かったのではないかと思う。(20代 女性)


映画の序盤は緊張感があり、犯人とのやり取りに引き込まれた。しかし、終盤のドッキリオチには納得がいかず、観客を置き去りにした印象。特に新人スタッフが階段から落ちて死亡する展開は、悪趣味と感じた。全体的に、観る人を選ぶ作品だと思う。(30代 男性)


メル・ギブソンの演技はさすがで、彼の存在感が作品を引き締めていた。ストーリーは、ラジオ番組中の緊急事態という設定で、観客を引き込む力があった。しかし、終盤のどんでん返しが多すぎて、少し混乱した。もう少しシンプルな展開でも良かったのではないかと思う。(40代 女性)


作品全体のテンポは良く、緊張感が持続していた。しかし、ラストのオチがあまりにも現実離れしており、感情移入が難しかった。ドッキリの連続は、観客を驚かせる意図があるのだろうが、やりすぎ感が否めない。もう少しリアリティのある結末を期待していた。(50代 男性)


映画の設定や演出は興味深く、特にラジオ局内での出来事がリアルに描かれていた。しかし、終盤の展開が急すぎて、ストーリーについていけなかった。ドッキリの連続は新鮮だったが、もう少し伏線を張っておいてほしかった。全体的には楽しめたが、ラストにもう一工夫欲しかった。(60代 女性)

映画『ミッドナイト・マーダー・ライブ』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ミッドナイト・マーダー・ライブ』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

フォーン・ブース

この映画を一言で表すと?

電話ボックスに閉じ込められた男が、見知らぬ脅迫者と命をかけた心理戦を繰り広げる極限スリラー!

どんな話?

ニューヨークの街角にある電話ボックスで電話を取った広告マン。相手は「電話を切れば命はない」と告げるスナイパーだった。男は逃げ場のない状況で、巧妙な心理戦と嘘に追い詰められていく。90分間ほぼ電話ボックス内で展開される、濃密なスリルが味わえる名作。

ここがおすすめ!

「ミッドナイト・マーダー・ライブ」のように限定空間と音声だけのやりとりで緊迫感を演出するスリラーが好きな人にはぴったり。脚本の巧妙さと演技の迫力、何より展開の緊張感がクセになる一本です。

グッド・ナイト&グッド・ラック

この映画を一言で表すと?

放送の自由を懸けたジャーナリズムVS権力、実話に基づいた重厚なメディアドラマ!

どんな話?

1950年代のアメリカ、反共主義が高まる中で、人気キャスターのエド・マローが政府の圧力に屈せず真実を伝えようとする姿を描く。スタジオの中だけで展開されるドラマながら、政治や報道の倫理を巡る濃密な対立が魅力。

ここがおすすめ!

「ミッドナイト・マーダー・ライブ」のラジオ局の臨場感に惹かれた人に、テレビ報道の現場での緊張感や葛藤が味わえる本作は非常におすすめ。モノクロ映像の美しさと、静かな熱量が心に刺さります。

ナイトクローラー

この映画を一言で表すと?

報道の闇に堕ちていく男の狂気が暴走する、刺激的なメディア・スリラー!

どんな話?

職探し中のルーは、夜のロサンゼルスで事件現場を撮影しテレビ局に売る“ナイトクローラー”という職業を見つける。次第に彼はスクープを追うために手段を選ばなくなり、モラルを失っていく。鋭い社会風刺と心理描写が魅力。

ここがおすすめ!

スリルとサスペンスが交錯する展開に引き込まれます。主人公の常軌を逸した行動にハラハラしっぱなしで、観終わったあとも考えさせられる内容。メディアが題材な点でも「ミッドナイト・マーダー・ライブ」と通じる作品です。

エアホステスVSテロリスト(原題:Red Eye)

この映画を一言で表すと?

密室の飛行機内で繰り広げられる命がけの駆け引きが魅力の、サスペンスアクション!

どんな話?

深夜便の飛行機に搭乗した主人公は、隣に座った男から父親の命と引き換えに政府関係者の宿泊先を変更しろと脅迫される。逃げ場のない空の上で、果たして彼女はどう立ち向かうのか。90分ノンストップのスリルが展開。

ここがおすすめ!

密室&リアルタイムで進行するスリラーとして、「ミッドナイト・マーダー・ライブ」が好きな人にはドンピシャ。脚本のテンポも良く、短時間で濃密なストーリーを味わえる点も共通しています。

リザーバー・ドッグス

この映画を一言で表すと?

タランティーノのデビュー作にして、裏切りと暴力が交錯する極限の会話劇!

どんな話?

宝石店強盗の現場から逃げ帰った6人の男たち。彼らは倉庫に集まり、失敗の原因と裏切り者の存在を探り合う。全編ほぼ密室で展開される、緊張感あふれる心理戦が見どころ。非線形の構成も見事。

ここがおすすめ!

密室での会話劇、緊張感、誰が信用できるのかという疑心暗鬼の構図は、「ミッドナイト・マーダー・ライブ」が持つ空気感と非常に近いです。少人数で展開される濃厚なドラマを求めている方に強くおすすめ。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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