この記事では、映画『ライリー・ノース 復讐の女神』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ライリー・ノース 復讐の女神』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。
映画『ライリー・ノース 復讐の女神』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0046171
製作年 | 2018年 |
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上映時間 | 101分 |
ジャンル | アクション サスペンス スリラー |
監督 | ピエール・モレル |
キャスト | ジェニファー・ガーナー ジョン・オーティス ジョン・ギャラガー・Jr フアン・パブロ・ラバ |
製作国 | アメリカ 香港 |
映画『ライリー・ノース 復讐の女神』の登場人物(キャスト)
- ライリー・ノース(ジェニファー・ガーナー)
- 夫と娘を失い、復讐に燃える女性。
- カーマイケル刑事(ジョン・ギャラガー・Jr)
- ライリーが巻き込まれた事件の担当刑事。後に彼女を追う立場に。
- ガルシア(フアン・パブロ・ラバ)
- ギャングのボス。
映画『ライリー・ノース 復讐の女神』のネタバレあらすじ(起承転結)
映画『ライリー・ノース 復讐の女神』のあらすじ【起】
ライリー・ノースは娘の事で、同級生の母親と揉めていた。娘の誕生日に同級生を大勢呼び祝わってもらうはずだった。その日、ライリーは残業になり、家に戻って来るとパーティには誰もいなかった。その同級生の母親が同じ日に子供の同級生を集めてパーティを開いていたためだった。
そこで夫のクリスも連れて娘と共に夜の遊園地に向かうことにする。遊園地で遊んでいる間に夫は友人と電話で話していた。その友人はギャングのボスであるガルシアから金銭を強奪する計画を立てていた。その計画においてクリスに運転手を担当してもらおうとしていた。クリスは断り、行くことは無かった。
その友人たちはギャングたちに拉致されていた。彼の電話の履歴からクリスも仲間だと判断されてしまった。ガルシアはクリスを殺すように命じる。遊園地でライリーがアイスを買っていた時に一台の車が近づいてくる。マシンガンにより夫と娘を殺されたライリーもまた銃弾を受けてしまう。
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映画『ライリー・ノース 復讐の女神』のあらすじ【承】
一命を取り留め、入院していたライリーは聴取に来た刑事に犯人を目撃したことを伝える。警察は犯人の絞り込みに成功する。3人の男が判明する。刑事はガルシアが絡んでいることやクリスが無関係だったことを知る。部下のカーマイケル刑事に警察内にギャングとの内通者が居ることを伝えると今回の事件は深入りせずに処理することを命じる。
一方、ライリーの元に弁護士がやって来る。弁護士から今回の件をこれで忘れるようにと金を渡される。ライリーは受け取りを拒否する。法廷ではライリーは精神患者として扱われてしまい、証言の信憑性は無いとされる。3人は不起訴となる。納得出来ないライリーは法廷で暴れてしまい取り押さえられる。彼女は精神病院へ送られることになってしまう。カーマイケル刑事が同行するが、ライリーは刑事を殴り飛ばし走って逃走する。
5年後。実行犯である3人の男をライリーが射殺し、観覧車に吊るし上げる。その前には武器店から武器が多数盗まれた事件があることが分かっていた。この事件の犯人もライリーではないかと警察は考えるようになる。
映画『ライリー・ノース 復讐の女神』のあらすじ【転】
ライリーはガルシアが買収した弁護士、検事、不起訴にした裁判官を次々殺していく。
ガルシアはメキシコの麻薬カルテルと揉めていた。カルテル側の麻薬が運搬中に盗まれていたことがきっかけだった。それはライリーの策略だった。ライリーはギャングが集金した金を集めるアジトに突撃し、尋問用に一人を残して皆殺しにする。殺さなかった一人にガルシアが牛耳っている仕事を全て聞きだす。
カーマイケル刑事は捜査を進めていく。SNSにはライリーの行動を応援する書き込みが増加していた。ライリーはギャングの麻薬倉庫を爆破する。倉庫にいた手下の車を襲い、ガルシアの自宅に侵入する。ライリーは手下を殺しながらガルシアを追い込んでいく。ガルシアを殺そうとした瞬間、彼の娘が走ってやって来る。ライリーが彼女に視線を向けてしまった隙を狙い、ガルシアはナイフでライリーを刺す。手傷を負ったライリーは逃亡を図る。刑事の家に乗り込み、殴って車を奪い去るとギャングが縄張りとしているスラム街へ向かう。
映画『ライリー・ノース 復讐の女神』の結末・ラスト(ネタバレ)
スラム街にはカーマイケルの相棒がいた。彼は付近の住民に聞き込みをしていく。そこにカーマイケルがやって来る。警察の内通者はカーマイケルだった。その秘密を知られたかも知れないと相棒を始末する。
ライリーがスラム街に戻る。ゴミ箱に捨てられた刑事の死体からスマホを取りだしたライリーはテレビ局に連絡を取る。彼女は実況中継を始める。カーマイケル刑事の正体を明るみにするため彼も映していた。
その中継を見ていた刑事たちは警官をスラム街に集結させていく。ライリーは手下たちを次々と殺していく。ガルシアは街の子供を人質にとる。ライリーが銃を捨てて出ていく。ガルシアはライリーへ反撃するがそこにパトカーが集結する。
ガルシアはカーマイケルが裏切ったと判断し、彼を射殺すると逃走。ライリーは彼を待ち伏せして頭に銃口を向ける。刑事が止めようとしたがライリーはガルシアを射殺する。ライリーも警官から発砲され倒れる。
手錠をかけられ入院中のライリーの元に刑事がやって来る。彼はライリーの手に手錠の鍵をこっそり渡して去る。
映画『ライリー・ノース 復讐の女神』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)
復讐ものとしては王道ですが、ジェニファー・ガーナー演じるライリーの変貌ぶりが圧巻でした。家族を殺された喪失感から5年の歳月をかけて復讐者へと変わる姿に、怒りと悲しみが詰まっていて胸を打たれました。アクションもキレがあり、女性主役のバイオレンスものとして見応えがあります。終盤の展開はややご都合主義に感じた部分もありましたが、それでも彼女の怒りの矛先が明確で、爽快感のあるラストでした。(30代 女性)
ライリーの覚悟が全編を通じて伝わってきて、感情移入しやすかったです。警察や裁判所が腐敗しているという設定がリアルで、復讐に走る動機に説得力がありました。とはいえ、個人でここまでの行動力を持てるか?という疑問も。映画としてはテンポが良くて最後まで飽きずに観られました。個人的にはもっと敵側の描写も欲しかったかなと思います。(40代 男性)
ジェニファー・ガーナーの新境地という感じで、彼女の強さと悲しさを兼ね備えた演技が光っていました。家族を理不尽に奪われ、自分で正義を貫こうとするライリーの姿に胸が熱くなりました。ラストの警察とのやり取りも印象的で、彼女に対する一種の理解がにじんでいたのがよかったです。アクション映画としてもテンポがよく、特に倉庫での銃撃戦は緊張感たっぷりで見応えがありました。(20代 女性)
復讐というテーマ自体に魅力があるので、そこに強い女性像が加わることで、非常に刺激的な作品になっていたと思います。無敵に近いライリーの戦いぶりは、もはやダークヒーロー的。警察との駆け引きや市民の支持も得るなど、彼女の行動に正義があると感じられる演出が上手いです。もう少し敵キャラに深みがあると、さらに良かったかもしれません。(50代 男性)
最初はよくある復讐映画かと思っていましたが、ライリーの成長と怒りの積み重ねに心を揺さぶられました。娘との回想シーンが効いていて、彼女の痛みがより伝わってきました。ラストは少し強引に感じたものの、彼女が「正義」をどう考えているかが分かって、胸に残る終わり方だったと思います。女性視点の復讐劇がもっと見たいと思わせる作品でした。(20代 男性)
リアルに描かれたアンダーグラウンドなLAの雰囲気と、ライリーの孤独な戦いがとても良くマッチしていました。裁判所、警察、ギャング…すべてが腐っている中で、彼女だけが真っ直ぐ怒りを燃やし続ける構図は、観ていて胸がすっとする瞬間も。終盤の展開にはツッコミどころもありますが、全体としてスリリングで良作。ガーナーのアクションも迫力がありました。(30代 男性)
家族を失った一人の女性が、圧倒的な力を身につけて復讐に挑む姿がとても印象的でした。ライリーがひとつひとつ敵を追い詰めていく様子は、まるでゲームのようなテンポ感で、観ていて爽快でした。ラストにかけて少しファンタジー寄りな展開もありますが、それも含めてエンタメ作品として十分に楽しめました。女性主人公のバイオレンス映画としてはかなり上位。(40代 女性)
個人的に、復讐映画には一定の魅力があると思っていますが、本作はライリーの変貌の描き方がうまく、観る側に彼女の正義が伝わってきました。世間の同情を買いながらも、自らの道を突き進む姿は勇敢で、どこか悲しさもあります。ガーナーがアクションスターとして返り咲いた印象もあり、役のハマり具合が抜群でした。アクションも緊張感があり、全体に引き込まれました。(50代 女性)
ライリーのキャラ造形がすごく魅力的で、最初は普通の主婦だった彼女が、冷徹な復讐者になる過程が丁寧に描かれていたのが良かったです。ギャングの冷酷さや、法の無力さも対照的で、彼女の怒りに納得できる演出でした。特に、街の人々が彼女に共感するシーンが印象的で、現代社会における“正義”のあり方を問いかけられている気がしました。(20代 男性)
最初から最後までスピード感のある展開で、アクション好きとしてはとても楽しめました。ライリーがすでに高い戦闘能力を持って登場するという展開も潔くて良かったです。背景や訓練過程をもっと見たかった気もしますが、それを補って余りある迫力がありました。彼女の強さと哀しみが、ラストの静かなシーンでぐっとくる形になっていて、満足度の高い作品でした。(30代 男性)
映画『ライリー・ノース 復讐の女神』を見た人におすすめの映画5選
ジョン・ウィック
この映画を一言で表すと?
“怒らせてはいけない男”が魅せる、スタイリッシュ復讐アクション!
どんな話?
最愛の妻を亡くし、平穏な生活を送っていた元殺し屋ジョン・ウィック。だが、愛犬を殺され復讐を決意。裏社会に戻り、圧倒的なスキルで次々と敵を倒していく。非情ながらも悲しみを背負った男の戦いが描かれる。
ここがおすすめ!
キアヌ・リーブスの本気アクションが炸裂。無駄のない動きと徹底したガンフー(銃+カンフー)が特徴で、爽快感と緊張感が両立。愛する者を失った者の怒りと悲しみが描かれ、『ライリー・ノース』の感情に共鳴するはず。
イコライザー
この映画を一言で表すと?
静かに生きる男が、理不尽に牙を剥く正義の代行人に変貌する。
どんな話?
元CIAのマッコールは静かに暮らしていたが、親しくなった少女がギャングに虐げられていることを知り、怒りに火がつく。彼の過去のスキルを使い、冷酷に悪を裁く孤独な戦いが始まる――。
ここがおすすめ!
デンゼル・ワシントンが静と動を使い分ける演技で魅せる復讐劇。寡黙な主人公が正義を貫く姿は、『ライリー・ノース』同様に胸を打ちます。非情ながらもどこか優しさを残す人物像が魅力的です。
アトミック・ブロンド
この映画を一言で表すと?
氷のようにクールで美しい女スパイが繰り広げる、極限バトル。
どんな話?
冷戦末期のベルリンを舞台に、英国諜報部のロレーンが裏切りと陰謀に満ちた任務に挑む。スパイとして、そして一人の人間としての葛藤を抱えながら、敵の真意に迫るスタイリッシュアクション。
ここがおすすめ!
シャーリーズ・セロンの圧倒的な肉体演技とスタイルが映えるアクションが圧巻。女性が主役の骨太アクションが好きな人にはドンピシャ。『ライリー・ノース』のような強さと美しさを兼ね備えた女性像が魅力です。
96時間(原題:Taken)
この映画を一言で表すと?
父親が本気を出したら、誰も止められない。
どんな話?
元CIAのブライアンは、パリ旅行中に娘が人身売買組織に拉致されたことを知り、単身でヨーロッパへ。24時間以内に娘を救うため、冷酷なまでに敵を追い詰めていく父親の執念の物語。
ここがおすすめ!
リーアム・ニーソンの「お父さん最強」アクションが炸裂。元工作員が娘のために無双する姿は、『ライリー・ノース』のように“失ったものを取り戻す”ための激しい戦いに共感できます。テンポも抜群で一気見必至。
エンド・オブ・ホワイトハウス
この映画を一言で表すと?
ひとりで国家の危機に立ち向かう、孤高のヒーローアクション!
どんな話?
ホワイトハウスがテロリストに占拠され、合衆国大統領が人質に。元シークレットサービスのバニングが単独で突入し、極限状態の中で奪還作戦を遂行する。国家と正義を背負った男の決死の戦いが描かれる。
ここがおすすめ!
リアルな銃撃戦と緊迫感あるシナリオが魅力。正義感の強い主人公が一人で状況を打開していく姿に胸が熱くなります。『ライリー・ノース』のように、圧倒的不利な状況で戦う姿にスカッとしたい人におすすめ。
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