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映画『レッドライン』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『レッドライン』の概要:類稀な歌声と、天才的なドライビングテクニックを持つ美少女、ナターシャ。レース事故で父親を亡くした過去を持ち、レーサーになることを自身で禁じていたが、とあるきっかけで賭博レースへドライバーとして参加することに。ナターシャの美しさと、うねりを上げ走る超ド派手な高級車のカーレースから目が離せない。

映画『レッドライン』の作品情報

レッドライン

製作年:2007年
上映時間:95分
ジャンル:アクション
監督:アンディ・チェン
キャスト:ナディア・ビョーリン、ネイサン・フィリップス、エディ・グリフィン、アンガス・マクファーデン etc

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映画『レッドライン』の登場人物(キャスト)

ナターシャ(ナディア・ビョーリン)
シンガーを目指してバンド活動をしている。伝説のレーサーを父に持ち、過去にクラッシュ事故で父親を目の前で亡くしている。母親は自動車工場を経営する。
カルロ(ネイサン・フィリップス)
アメリカ軍人で、イラクへ遠征に行っていた。弟思いで、叔父が大嫌い。
マイケル(アンガス・マクファーデン)
偽札作りで財を築く。「自分を解き放て」が口癖の、妙な哲学を持つ変人。一回り以上も年下のナターシャに一目惚れする。
インフェイマス(エディ・グリフィン)
賭け狂いのラッパー。自身の車を改造したナターシャの腕と、ドライビングテクニックに魅せられ、彼女を賭博レースへ参加させる。
ジェリー(ティム・マシスン)
映画プロデューサーで、派手な賭け事を好む。ナターシャのおかげで1億ドルのレースを制する。
ジェイソン(トッド・ロウ)
ロサンゼルスからラスベカスまで1時間45分で走る、驚異の走り屋。マイケルの甥で、カルロの弟。女と走ることが大好き。

映画『レッドライン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『レッドライン』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『レッドライン』のあらすじ【起】

ナターシャは、速い車が大好きな女の子。母親が経営している車屋のガレージで、バンドメンバーと曲の練習をしていると、車の改造を依頼していたインフェイマスが車の受け取りにやってくる。

1台の改造に8,000ドルを要求するナターシャに対して、強気な態度のインフェイマスだったが、改造したのがナターシャだと知り一目置く。ナターシャが運転する車にテストドライブとして同乗すると、ナターシャの過激で天才的なドライビングテクニックに、更に惚れ惚れとする。ナターシャを、ラスベガスで行われるカーレースにレーサーとしてスカウトするが、ナターシャは考えておくとだけ答えた。

伝説のレーサーを父に持つナターシャは、父が最後に出たレースの写真を眺める。父はレース中にスピンし、大事故を起こして亡くなった。ナターシャの母親は、ナターシャにレースへの参加を促すが、ナターシャは頭を振るだけだった。

インフェイマスは、ナターシャの歌声とその美貌もあり、バンドだけでもとナターシャとバンドメンバーをラスベガスに連れて行くことにする。

軍人のカルロは、イラクから戻ってきて早々弟のジェイソンが運転する車に乗り、ラスベガスで人気のクラブに赴く。そこにナターシャもバンドメンバーと来ており、男に絡まれて困っていたナターシャをカルロが助ける。

騒ぎになってしまったため、ナターシャと話をすることもできず、男の仲間から追われることになったカルロ。ジェイソンが車を回し、カルロはナターシャの前から姿を消した。

映画『レッドライン』のあらすじ【承】

レース当日、会場にインフェイマスと賭け相手のマイケルがやって来る。マイケルの用意したレーサーは自分の甥のジェイソンだった。弟がレースに出場するので、カルロもレース会場に一緒についてくる。そこでカルロは、ナターシャと再会した。

ナターシャをどうしてもレースに出場させ、賭けに勝ちたいインフェイマスは、自分のレーサーにケガをした振りをさせ、ナターシャをレースに出場させることに成功する。そこへ最後の賭け相手である映画プロデューサーのジェリーが到着する。

賭けの盛り上がりは最高潮となり、ナターシャのバンド演奏のおかげで更に会場は熱く沸き立つ。ナターシャの歌っている姿に、マイケルは一目で虜となっていた。

最初のレースが始まり、ジェイソンとナターシャが位置につく。マイケルは520万$を掛けるが、300万$しか手持ちがないインフェイマスは困惑する。レースの条件として、マイケルは自分が勝ったらナターシャも寄越すようにインフェイマスに約束させた。

2人のレースがスクリーンに映し出され、最終コーナーを曲がる。最後の直線でナターシャに抜かれたジェイソンは、ニトロのスイッチを入れる。ナターシャをぶっちぎりで抜くが、メーターを振り切ったところで車の部品が破損し出し、速度に耐え切れず車体が浮き、車が宙を舞う。

ナターシャは咄嗟にハンドルを切り車との激突は免れるが、代わりに壁にぶつかり意識を失う。レースは、車が反転しながらも滑り込んでゴールラインを超えたジェイソンが勝利する。意識を失いそうになりながらも、ジェイソンは駆け寄ってくるカルロに笑い掛ける。だがジェイソンの車は爆発し、ジェイソンは炎に包まれた。

助けに向かうカルロは警察に止められ、ジェイソンをレースに誘った叔父のマイケルに暴言を吐き泣き叫んだ。衝突の衝撃で意識を失っていたナターシャは、ドクターヘリに乗せられ運ばれるが、心配するバンドメンバーは搬送先の病院を教えてもらえなかった

映画『レッドライン』のあらすじ【転】

カルロは知り合いを訪ね、銃と弾薬とプラスチック爆弾を用意させる。市街をバイクで爆走しながら、マイケルの豪邸に向かう。

ナターシャが目を覚ますと、下着姿でマイケルの自宅のベッドに寝かされていた。頭痛がし、意識が朦朧としながらも、ここが病院でないことを悟ったナターシャは、マイケルを警戒する。マイケルから、レースの賭けの対象となったことで、これからはマイケルと死ぬまで生涯を過ごすことを告げられる。

夜遅くになってから、カルロはマイケルの自宅に浸入する。同じくして、ナターシャも部屋から抜け出し、カルロに助け出される。道中、ナターシャはマイケルに誘拐されたことを、カルロは弟をマイケルに殺されたことを話す。

レースで身内を無くしたという同じ境遇を持つ2人が、惹かれあうのに時間はかからなかった。

ジェリーはマイケルに電話を掛け、新しい映画の撮影地をレース場にする提案をする。偽札づくりで財を築いてきたが、焼きが回っていたことで資金難に陥っていたマイケルは、ジェリーの話に乗り、2500万$を掛け金に設定する。部下からレーサーがいないことを突かれると、ナターシャを使うと明言した。

その言葉通り、実家の自動車工場が襲われ、ナターシャの母は連れ去られる。ナターシャとカルロが自動車工場に着いた頃には、既に惨劇の後だった。

映画『レッドライン』の結末・ラスト(ネタバレ)

レース会場に訪れたナターシャは、1着で勝てば母親を返すとマイケルに約束させる。だが、敵のレーサーの1人を見てナターシャの脳裏に、父の最後のレースの写真がフラッシュバックする。相手は、ナターシャの父をクラッシュさせ殺した人物だった。

出場する4台の車が一列に並ぶ。レースクイーンの合図で一斉に走り出した。

その頃カルロは、マイケルの部下が経営しているボクシングジムに見学として入り込む。
そして、その建物の奥で拘束されていた母親を救い出した。

レース途中、カルロから連絡が入り母親の無事を知ったナターシャは、存分にレースに集中する。最初にインフェイマスのレーサーがクラッシュし脱落する。父の仇のレーサーも、コーナーでナターシャに仕掛けるが逆に自身が曲がり切れず激突し、崖から転落していった。最後にジェリーのレーサーとの一騎打ちとなる。

直線でナターシャは相手の車を軽々と抜き、マイケルは勝利を確信した。だが、ゴールライン手前でナターシャが急ブレーキを踏み、ジェリーのレーサーがナターシャを抜く。

勝利はジェリーの手に渡り、総額1億ドルを総なめにした。母親を始末しろと部下に電話を掛けたマイケルだが、電話を取った相手がカルロだと分かると、全てを悟る。ナターシャはマイケルに別れを告げ、マイケルは酒を煽る。

ナターシャに貸しができたジェリーは、映画業界から音楽業界へ手を伸ばす。そして、ナターシャの売込みに成功し、ナターシャは音楽誌のトップを飾るアーティストとなった。

ジェリーに褒美として車を2台渡され、ナターシャはカルロと共に市街で新車を走らせる。

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