この記事では、映画『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0079681
製作年 | 2022年 |
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上映時間 | 129分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
監督 | マリア・シュラーダー |
キャスト | キャリー・マリガン ゾーイ・カザン パトリシア・クラークソン アンドレ・ブラウアー |
製作国 | アメリカ |
映画『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』の登場人物(キャスト)
- ミーガン・トゥーイー(キャリー・マリガン)
- ニューヨークタイムズの女性記者。取材当時に妊娠中で、つわりが収まらずお腹も膨らんでいた。出産後は、ジョディと共にワインスタイン告発の取材を行う。
- ジョディ・カンター(ゾーイ・カザン)
- ニューヨークタイムズの女性記者。フェミニスト団体の代表者からの情報提供を受けて、ワインスタイン告発の取材を行うことになる。
- ディーン・バケット(アンドレ・ブラウアー)
- ニューヨークタイムズの編集者で、ミーガンとジョディの上司で黒人男性。会社のことに気を遣いながらも責任感のある人物。
- アシュレイ・ジャッド(本人役)
- 女優で、ワインスタインの被害者。マッサージを強制され、度重なる性的欲求をされ何度も断っていたため、映画の候補から外されてしまう。
- グウィネス・パルトロウ(本人役)
- ハリウッド女優。ワインスタインの被害者。ワインスタインから商談目的で関係を迫られ、それを断ると仕事を失うと脅された。
- ハーヴェイ・ワインスタイン(マイク・ヒューストン)
- 事件の加害者。多くの女性たちに対して、自身の権威を悪用して関係を迫る。女性に対して、差別的な考えを持っている人物。
- ローラ・マッデン(ジェニファー・イーリー)
- ワインスタインの被害者。ワインスタインのもとで映画撮影のアシスタントとして働くようになり、被害に遭う。現在でも心に傷を抱えている。
- ゼルダ・パーキンス(サマンサ・モートン)
- ロンドン在住の女性。ワインスタインと秘密保持契約を結んでしまったため、告発することはできないが、ジョディたちに情報を提供する人物。
- ロウィーナ・チウ(アンジェラ・ヨー)
- ワインスタインの被害者。中国人女性で、被害後に再就職できず、ワインスタインを頼って香港で働くことになる。
映画『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』のあらすじ【起】
ミーガンとジョディは、ニューヨークタイムズのジャーナリストとして勤めていた。ある日、フェミニスト団体から、ハリウッド映画の業界を支配している男であるハーヴェイ・ワインスタインがこれまでに行ってきた女性に対するセクシャルハラスメントについてのタレコミを受ける。
これまでワインスタインは、権力を悪用して、女性俳優やモデルに対して体を触ったり、無理やり関係を結んで来たりしていた。ところがそのすべての事件が起訴されずにいた。
女優のアシュレイ・ジャッドもまた、ワインスタインから度重なる性的要求をされてきていた。アシュレイがその要求を拒否し続けていると、出演する映画の候補から外されてしまった。ミーガンたちは、アシュレイだけではなく、他の映画スタッフにも話を聞こうとするのが、全員ワインスタインの話になると曖昧な話をしてしまう。
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映画『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』のあらすじ【承】
被害女性の人々は、弁護士と示談を取り、秘密保持契約を結んでいるのであった。そのため、被害女性からの証言を得ることは難しい状況であった。
ある日、ミーガンたちの所へ女優のグウィネス・パルトロウから連絡が入る。その内容は、ワインスタインが仕事の話を受けているうちに、性的な要求を受け、断るなら仕事が無くなると脅迫を受けたというものであった。他にもモデルのアンブラ・バティラーナ・グティレスは、ワインスタインから強引な要求を受けたと話す。
その後、ジョディたちは、ミラマックスの元従業員であるゼルダに会うことができる。ゼルダは、ミラマックスを辞めたあとも、人々から悪い噂を立てられて、友人や地位などすべてを失ったと語る。その後にゼルダは、ロウェナとローラという女性に会いに行くべきだと助言と当時の雇用条件が記載された書類を残して立ち去るのであった。
映画『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』のあらすじ【転】
早速、ロウェナとローラに接触を試みるジョディたち。ところが、ロウェナは不在。ローラは、電話は繋がるものの、ワインスタインの名前を出したとたんに、電話を切られてしまう。
その後、ローラから再び連絡がある。ローラは、ワインスタインのもとで働いているときに性被害を受けたことを告白してくれる。最初は、ただのマッサージが、徐々にワインスタインからの要求がエスカレートしていったそうである。その後、ワインスタインの隙を見て、ローラは逃げ出すことに成功したのである。当時、ワインスタインの言うとおりにしてしまったことをローラは非常に悔やんでいる様子であった。
その一方で、タイムズ紙の上司のディーンのもとへワインスタインから脅迫めいた電話がかかってくる。内容は、女性たちは秘密保持契約書にサインをしているということであった。契約書にサインをしていないローラも乳がんの手術を控えており、証言する余裕はなかった。
映画『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』の結末・ラスト(ネタバレ)
ジョディたちは、次にワインスタインへ恨みを持つ元財務を担当していたアーウィンに会いに行く。アーウィンは、現在もワインスタインは性暴力を続けていることを告白する。ジョディからワインスタインの悪事を伝えられたアーウィンは驚愕し、一台の携帯をジョディたちに渡す。携帯の中には、ワインスタインの性暴力の証拠となる写真が入っていた。
アーウィンからの証拠や被害女性たちの証言を集めたミーガンとジョディは、社内で会議を開く。上司のディーンが最終的に記事にすることの許可を出す。記事が出ると、続々と女性たちがワインスタインの性暴力を告発する。ミーガンとジョディの記事は、「#MeToo」運動となり、多くの女性たちの活動の源となるのであった。
2020年2月にワインスタインは、強姦と性暴力で実刑判決を受け、会社も解雇される。現在もワインスタインの余罪は、アメリカ国内の裁判で争われている。
映画『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』の感想・評価・レビュー
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映画『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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