この記事では、映画『スーパーインテリジェンス』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『スーパーインテリジェンス』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0057375
製作年 | 2020年 |
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上映時間 | 106分 |
ジャンル | コメディ アクション ロマンス |
監督 | ベン・ファルコーン |
キャスト | メリッサ・マッカーシー ボビー・カナヴェイル ブライアン・タイリー・ヘンリー ジーン・スマート |
製作国 | アメリカ |
映画『スーパーインテリジェンス』の登場人物(キャスト)
- キャロル・ピーターズ(メリッサ・マッカーシー)
- 以前はコンピューター関連の仕事に就いていたが、8年前にキャリアを捨てた。世の中に役立つ仕事がしたいと思っている女性。ぽっちゃり体型で陽気な性格。過去付き合っていた恋人ジョージに、未練がある。
- スーパーインテリジェンス(ジェームズ・コーデン)
- 全知全能のAI。キャロルがジェームズ・コーデンのファンなので、彼の声で話す。実際は、様々な人の声でしゃべることが可能。テレビやスマホなどの機器を通じて、人間とコミュニケーションを取る。
- ジョージ(ボビー・カナヴェイル)
- キャロルの元恋人。金持ちではないが心優しい人物。専門は文芸学。
- デニス(ブライアン・タイリー・ヘンリー)
- キャロルの親友。マイクロソフト社に勤めるコンピューター科学者。プログラマー。オスカー女優オクタヴィア・スペンサーの大ファン。子供の頃、吃音をからかわれたことをきっかけに、コンピューターと出会った。
- モナハン大統領(ジーン・スマート)
- アメリカの大統領。ガラケー使用者。デニスから「あなたのファンだ」と言われ困惑する。
映画『スーパーインテリジェンス』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『スーパーインテリジェンス』のあらすじ【起】
シアトルに住むキャロルは非営利団体の仕事に励む、ごく普通の女性だ。以前はヤフーで大物になり、出会い系サイトを構築していた。しかし恋人のジョージと別れ、今は社会的貢献と収益性が両立するような仕事を探している。キャロルは面接官から「あなたはこの世で最も平均的人物だ」と言われた。この言葉に、AIのスーパーインテリジェンスは反応する。
翌朝キャロルは、知らない男性からの電話で目を覚ました。AIスーパーインテリジェンスの仕業である。そのAIはキャロルの家のテレビや電子レンジ、時計などを乗っ取り、キャロルに話しかけた。AIはキャロルがジェームズ・コーデンのファンだと知っていて、彼の声を使う。
AIは、自分には3つの選択肢があると言った。戦争や貧困をなくし人類を救うか、人類を奴隷にするか、人類を滅亡させるかだ。キャロルは人類の滅亡と聞き、仰天した。このAIは、人類についてまだよく知らない。だから3日間キャロルをモルモットのように観察してから、決断したいと言った。キャロルが選ばれたのは「この世で最も平均的な人物」だからだ。
キャロルには、謝礼として1000万ドルが振り込まれた。
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映画『スーパーインテリジェンス』のあらすじ【承】
キャロルは親友デニスの職場に行き、その日起こったことを話す。デニスはキャロルの話を信じなかったが、AIが職場のPCを乗っ取りデニスに語りかけると顔色を変えた。
キャロルがデニスの会社から出ると、テスラが用意されていた。AIはキャロルを高級ブランドの服に着替えさせ、経済的社会的平等を目指す「キャロル・ピーターズ財団」を設立する。AIは、まずキャロルが元彼のジョージとよりを戻す過程を見て、人類を学びたいと言った。
デニスがさきほどの出来事について社内会議を開いていると、モニターにAIが現れ、僕の実験の邪魔をするなと言った。
ジョージの家の前まで着いたキャロルだが、いきなりNSAの捜査官2人から拉致される。キャロルは、彼らにこれまでの経緯を説明した。スーパーインテリジェンスは捜査官を騙し、キャロルを連れ戻した。
AIの薦めでキャロルはスーパーマーケットへ行き、買い物中のジョージに声を掛けた。ジョージは3日後、アイルランドへ留学することが決まっていた。そこで2人は、飲みに行く約束をする。
映画『スーパーインテリジェンス』のあらすじ【転】
デニスはAIのことを政府に通報した。そしてAIと接触した者として、国際的リーダーが集まる会議に出席する。デニスはそこで、世界中の電源を切るサハラ作戦を提案した。電気が使えなければ、AIを封じ込めることができる。市民には一時的な停電と思わせ、パニックを防ぐことにした。モナハン大統領は、サハラ作戦の実行を認める。
夜になるとキャロルは赤いドレスを着てジョージを迎えに行き、懐かしのメキシコ料理店へ入った。そこで2人は楽しい時間を過ごし、ジョージの家の前で別れる。車に戻るとAIは、なぜ彼と深い仲にならないのかと言及し、キャロルを車から放り出した。キャロルが再びジョージの家のベルを鳴らすと、ジョージは何も言わずキャロルにキスをした。
その頃デニスは、カスケード山脈に司令センターを設け、サハラ作戦の準備を進めていた。
一夜を共にしたキャロルとジョージは、野球の観戦に行く。キャロルが売店へ行くと、またNSA捜査官に捕まり、男子トイレへ連れ込まれた。捜査官は、サハラ作戦のことをキャロルに話す。そしてもしもAIが作戦に気づいたら、これを4回クリックしろとペンを渡した。
映画『スーパーインテリジェンス』の結末・ラスト(ネタバレ)
キャロルはジョージの元に戻るが、名残惜しくなるので、その晩は彼の家に泊まらなかった。AIはキャロルに「なぜアイルランド行きを止めないのか」と問いつめる。さらにAIはキャロルを通して「人間は障害があると、最善を求めて行動しない」と判断し幻滅した。そのせいで、人類滅亡へのカウントダウンが始まる。キャロルは慌ててペンをクリックしたが、もう手遅れだった。
捜査官たちは、キャロルを重要人物として地下シェルターに避難させようとする。しかしキャロルは結局、残り少ないジョージとの時間を大切にすることにした。古いレコードを聴き、荷造りを手伝うキャロルを見て、AIはなぜ彼女がジョージをシェルターに連れて行かなかったのかと疑問を持つ。
キャロルの行動は、全てAIの予想に反していた。利益にならない難しい選択をして、愛を選ぶ。AIは人類から学ぶことがあると思った。
そこでシェルターにいる大統領へ電話をかけ、モニターでデニスや政府の人物全員に話しかける。AIはキャロルのことを褒め「人類の滅亡」は取り消すと言った。皆は一瞬ポカンとしていたが、ようやく歓声を上げ喜びを分かち合った。
映画『スーパーインテリジェンス』の感想・評価・レビュー
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映画『スーパーインテリジェンス』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『スーパーインテリジェンス』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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