この記事では、映画『シンクロニック』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『シンクロニック』の作品情報
出典：https://www.asmik-ace.co.jp/lineup/6873
| 製作年 | 2021年 |
|---|---|
| 上映時間 | 102分 |
| ジャンル | SFスリラー |
| 監督 | アーロン・ムーアヘッド ジャスティン・ベイソン |
| キャスト | アンソニー・マッキー ジェイミー・ドーナン ケイティ・アセルトン |
| 製作国 | アメリカ |
映画『シンクロニック』の登場人物（キャスト）
- スティーヴ・ダニューブ（アンソニー・マッキー）
- ルイジアナ州ニューオーリンズの救急隊員。未婚だが女性にはモテる。長年の仕事の相棒デニスとは、若い頃共に医学部進学を目指していた。愛犬ホーキングと暮らしている。
- デニス・ダネリー（ジェイミー・ドーナン）
- ルイジアナ州ニューオーリンズの救急隊員。既婚男性であるが、妻タラとの結婚生活に不満を抱いている。相棒スティーヴとはプライベートでも仲が良い。独身のスティーヴを羨ましく思っている。
- ブリアナ・ダネリー（アリー・ヨアニデス）
- 18歳のデニスの娘。スティーヴに懐いている。
- タラ（ケイティ・アセルトン）
- デニスの妻。デニスより18歳年下の妹を出産した。デニスにとっては、やや過保護な母親。
映画『シンクロニック』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『シンクロニック』のあらすじ【起】
救急隊員のスティーヴとデニスは、最近現場で前代未聞の症状を持つ患者や変死体と遭遇する。現場には必ず、合成ドラッグのシンクロニックを飲んだ痕跡があった。
スティーヴは、長年の相棒デニスやその家族と川沿いの公園で過ごす。デニスの妻タラは、生まれたばかりの娘を抱いていた。デニスの18歳の娘ブリアナは、大きな岩の上に座っている。岩には「ALLWAYS」と文字が刻まれていた。スティーヴがブリアナと話していると、病院から電話が入る。
スティーヴは先日業務中に軽いけがをしてしまい、感染症の検査を受けていたのだ。しかしその結果、脳の松果体に腫瘍があると分かった。スティーヴの松果体は10代の若者同様若く、初めて診るケースだと医師は話す。余命は6カ月かも知れないし、60年かも知れない。
その後も、剣で刺されるなど現代のものとは思えない多くの事故が起こった。最近ブリアナが入った学生寮からも連絡が入り、スティーヴたちは顔色を変え駆けつける。学生の話から、ブリアナもシンクロニックを飲んだと分かるが、彼女は見当たらない。
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映画『シンクロニック』のあらすじ【承】
デニスはブリアナの失踪届けを出した。
翌日スティーヴは煙草屋へ行き、これ以上被害者が出ないよう、シンクロニックを全て買い取る。すると、この薬の開発者だと名乗るケルマーニ博士が現れた。合成ドラッグを作った彼の説明によると、シンクロニックは脳の松果体に作用するらしい。よってまだ松果体の若い若者が服用すると、タイムトラベルが可能なのだ。
スティーヴは放射線治療のせいで、時折業務中に嘔吐した。デニスはブリアナが失踪してから、辛い日々を過ごし苛立っていた。本部からモルヒネの在庫が減っていると言われたデニスは、スティーヴの薬物中毒を疑う。これが原因で、デニスとスティーヴは殴り合いの喧嘩になった。
スティーヴは、自分がシンクロニックを服用し、博士の話が本当なのか確かめたいと思う。もしもこれが本当の話なら、ブリアナは過去に行ったままの可能性もあるからだ。スティーヴが薬を飲むと、部屋の景色が徐々に崩れていき、そこがまだ沼地だった時代へ、タイムスリップした。この実験で、1度のタイムスリップの制限時間が7分だと分かる。
映画『シンクロニック』のあらすじ【転】
驚いたスティーヴはあらかじめ自分の部屋をカメラで撮影し、記録動画を残すことにした。2度目の実験では氷河期に行く。今度は、薬を飲んだとき座っている場所によって、戻れる時代が違うと気づいた。
次の実験では、愛犬のホーキングを連れてタイムトラベルをした。これで薬を飲んだ人と接触していれば、タイムスリップが可能だと分かる。残念ながらホーキングは首輪からすり抜けたせいで、過去に取り残されてしまった。余命宣言を受けた上、愛犬まで失ったスティーヴは悲しみに暮れる。
またスティーヴは学生寮へ行き薬を試すが、ブリアナは見つからない。しかし学生からの情報で、彼女が寮以外の場所で薬を飲んだと分かる。
デニスとスティーヴはバーのカウンターに座り、酒を飲んでいた。デニスは妻と離婚するかも知れないと弱音を吐き、ブリアナに会いたいと泣きだす始末だ。
バーを出るとスティーヴは自分の病気のことを、デニスに打ち明けた。デニスはショックを受けるが、スティーヴは彼に気を使いこれまで黙っていたのだ。
映画『シンクロニック』の結末・ラスト（ネタバレ）
モルヒネは運転手のトムが盗んでいた。デニスはスティーヴと和解する。それからスティーヴは家族の墓へ行き、これまでの実験の動画をデニスに見せた。驚いたデニスは、自分が過去に行きブリアナを探すと言うが、彼の老いた松果体ではタイムトラベルできない。
デニスの意見を参考に、ブリアナが薬を飲んだ場所を探った。結果、彼女がよく座っていた岩の上だろうという結論に至る。そこで2人は夜の公園へ行き、人生について少し語った。
スティーヴが岩の上で薬を飲むと、今度は過酷な戦場にタイムトラベルした。そこでようやくブリアナと会えたスティーヴは、彼女に最後のシンクロニックを飲ませ、岩の上まで移動した。スティーヴが現在に戻るためには、ブリアナと接触していなければならない。しかし銃を持った男が現れたため、スティーヴはおとりになった。
ブリアナが現在に戻ると、デニスは彼女を抱きしめた。岩の上に座ったスティーヴは、ここに「ALLWAYS」と刻んだのは自分自身だと知る。岩の上のスティーヴの幻影に気づいたデニスは、過去に取り残された彼と名残惜しそうに握手をした。
映画『シンクロニック』の感想・評価・レビュー
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映画『シンクロニック』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『シンクロニック』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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