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映画『スティーヴ・オースティン S.W.A.T.』あらすじとネタバレ感想

映画『スティーヴ・オースティン S.W.A.T.』の概要:2011年製作のアメリカ映画(原題Tactical Force)。スティーヴ・オースティン主演のアクション映画で予測不可能な行動をするSWATチームの活躍を描いた作品である。

映画『スティーヴ・オースティン S.W.A.T.』 作品情報

スティーヴ・オースティン S.W.A.T.

  • 製作年:2011年
  • 上映時間:89分
  • ジャンル:アクション
  • 監督:アダモ・パオロ・クルトラロ
  • キャスト:スティーヴ・オースティン、マイケル・シャンクス、マイケル・ジェイ・ホワイト、キース・ジャーディン etc

映画『スティーヴ・オースティン S.W.A.T.』 評価

  • 点数:60点/100点
  • オススメ度:★★☆☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

[miho21]

映画『スティーヴ・オースティン S.W.A.T.』 あらすじ(ストーリー解説)

映画『スティーヴ・オースティン S.W.A.T.』のあらすじを紹介します。

ロス市警で最も有名なSWATチーム。
隊長のテート(スティーヴ・オースティン)率いる4人組で、射撃の天才ハント、男に負けないジャナード、冷静な頭脳派ブランコだ。
彼らが有名なのは最強であり、そしてそれと同時に事件解決に問題がついて回ること。
人質に怪我をさせたり、物を破壊したりだ。
前回も現場を引っ掻き回した為、再特訓を義務付けられる。
その特訓場の廃墟に集結した時、そこではロシアからの強盗団とイタリアマフィアが潜んでいた。
SWATを邪魔に思った2組は手を組み、彼らの抹殺を計画。
この闘いに挑むSWATチーム。
生き残るのは誰なのか。

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映画『スティーヴ・オースティン S.W.A.T.』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『スティーヴ・オースティン S.W.A.T.』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

ありきたりのアクション映画

よくある設定の、よくあるアメリカ映画という感じ。
90分をきっている上映時間の割にテンポ感を出しきれていないのが残念。
この手の映画ではつまらないと少しでも感じさせてはアウトである。
テンポ良く何も考えさせずに進むからこそ、矛盾点やツッコミたい衝動に駆られず無事に完走できるからだ。

しかし本作品は的を得ていないシーンが多く、必要性の感じられ無いものも多い。
そこで妙にイライラしてしまうのだ。
全体的には内容の描き方が荒く、描写も大きく撮っているのでざっくり感がハンパない。

だがいちいち気にしていたらこのジャンルの映画は観ることが出来ないのもまた事実。
アクションだけ、スティーヴ・オースティンだけという楽しみ方の人は是非オススメしたい。
もし内容に期待しているのであれば、思った以上に普通であることに驚かないで頂きたい。
良くあるSAWTものであるのだから。

意外と残酷である

この映画は裏切りがテーマであり、実は仲間だった、実は裏切り者だったという良くある展開が用意されている。
しかしここでビックリなのが意外にも殺され方が残酷なこと。
甘い気持ちで観ると結構なシーンに驚かされることだろう。
しかし見所の1つでもあるのでここは押さえておきたいポイントでもある。

展開の無駄さ

この映画の悪いところは展開にムダが多いこと。
せっかく廃墟に悪人グループが2組も集まり、SWATも集まるのに話の展開が面白くない。
3組も集めた意味が全くないように思える。
それならこんな手の込んだ場面設定など必要なく、どこか街で戦った方が良いだろう。
活かしきれていなかったのが残念だ。


元WWEのプロレスラーが俳優業に手を出すとこういうことになるんだと実感させられる今作。きっとドウェイン・ジョンソンのような大成功を夢みていたのだと思いますが、スティーヴ・オースティンの出演する作品を見ればその「違い」は一目瞭然。今作もありがちなストーリーと元プロレスラーが見せる肉弾戦がメインのよくある作品でした。
アクションに物凄く力を入れている訳でもないし、ストーリーが緻密に練られている訳でもないのでとにかく中途半端です。スティーヴ・オースティンのファンの方にオススメしたい作品です。(女性 30代)

映画『スティーヴ・オースティン S.W.A.T.』 まとめ

個人的に肉食系のアクション映画は好きではない。
ただアクションシーンを羅列して、むやみに殺人シーンがあり爆発シーンがあり内容が薄いからだ。
この映画もそのような雰囲気が大いに漂っている。

しかし一つ違うのは演技力がそれなりにあること、そして上映時間が短いこと。
スティーヴ・オースティンという俳優が出ている作品を初めて見た。
いかにも内容の無い映画に出ていそうな風貌で毛嫌いしていたからだ。
根本的な趣味の問題は変わることないが、本作品は楽しむことができる。
SWATが殺人事件などで活躍しないという設定も中々面白い。
普通は大きな事件でチームが活躍するところを描きそうなものだが、本作品は偶然悪者とかち合うという面白い構成が威力だ。
何より短い時間でぱっと観ることができるのが良いところである。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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