映画『タラデガ・ナイト オーバルの狼』の概要:2006年のアメリカのコメディ映画です。本作はNASCAR(ナスカー)と呼ばれるストックカーレースを題材にしたものです。アカデミー賞受賞経験者アダム・マッケイ監督と人気コメディ俳優ウィル・フェレルのタッグ作品。
映画『タラデガ・ナイト オーバルの狼』の作品情報
上映時間:121分
ジャンル:コメディ、スポーツ
監督:アダム・マッケイ
キャスト:ウィル・フェレル、サシャ・バロン・コーエン、ジョン・C・ライリー、ゲイリー・コール etc
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映画『タラデガ・ナイト オーバルの狼』の登場人物(キャスト)
- リッキー・ボビー(ウィル・フェレル)
- 父親に言われた一言がきっかけとなり、カーレースNASCARに出場し一躍トップレーサーになるが、親友から裏切られたり、いきなり現れたレーサーにトップを奪われたり、私生活でも悲惨な状況になってしまいます。
- カル・ノートン(ジョン・C・ライリー)
- リッキーの親友で右腕として活躍するレーサー。いつかレースで一番になりたいと望んでいるのですが、リッキーは協力してくれず自分のことばっかり。リッキーに新しいライバルが現れ落ち込んでいる所を狙って親友の妻を奪ってしまう。
- ジャン・ジラール(サシャ・バロン・コーエン)
- フォーミュラ1のフランス人レーサーだったが、リッキーの所属するチームに加入してきます。ゲイでとってもナルシストなキャラクターはどこか憎めないかもしれないですね。
映画『タラデガ・ナイト オーバルの狼』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『タラデガ・ナイト オーバルの狼』のあらすじ【起】
リッキー・ボビーはスピードの中で産まれました。リッキーの父親はレーサーではありませんが大のスピード狂でした。リッキーの母親が産気づき車で病院に向かっている時も物凄いスピードを出していました。そして病院まで着きましたがなんとそのまま通り過ぎてしまいました。リッキーの母親は「病院を通り過ぎたわよ!」と叫びましたが父親はそんな言葉に気にもせず車を走らせ続けました。そして急に物凄い勢いでブレーキを踏みました。その反動でリッキーの母親の体内からリッキーは飛び出し、そしてリッキーはこの世に生を受けたのでした。
そしてリッキーは小学生になりましたが父親はどこかに蒸発してしまい、リッキーは殆ど父親を知らずに育ちました。ある日リッキーの通う学校で生徒達の父親が子供と共にみんなの前に出て、自分の仕事を紹介するという内容の授業をしていました。みんな順番に発表していきリッキーの番が来ましたが、リッキーは「どうせ父親は蒸発してるんだから現れないだろう」と思っていました。
映画『タラデガ・ナイト オーバルの狼』のあらすじ【承】
しかしその時、扉からリッキーの父親が現れました。リッキーは大層驚きましたが、同時に大層喜びました。リッキーの父親も話し出しましたが言葉使いも風貌も大層乱暴でだらしなく、とても自慢出来る父親ではありませんでした。しかし他の生徒達の父親とは違い、ワイルドでなにかいけない魅力を秘めた父親でした。小学生の子供達はみんなそんなリッキーの父親の事を格好良いと思い、尊敬の眼差しで見つめていました。
そしてある時父親はこんな事を言いました。「一番じゃなきゃビリだ」とみんなに話しました。その言葉に衝撃を受けたリッキーは父親の事をただ見つめていました。話が終わりリッキーの父親が帰る頃には、もうリッキーの父親はすっかり生徒達のヒーローになっていました。そしてリッキーが「次はいつ帰るの?」と聞きましたが父親は「またいずれさ」とだけ言い残し、車で走り去っていきました。生徒達はみんなそんなリッキーの父親の去り際に騒いでましたが、リッキーだけは寂しそうな顔をしていました。
映画『タラデガ・ナイト オーバルの狼』のあらすじ【転】
大人になったリッキーは車好きの父親の影響で車関連の仕事に就いていました。その車関連の仕事とは大規模なカーレースイベント、ナスカー関連の仕事でした。ナスカーのあるチームのメカニックを担当しているリッキーは今日もレースがあり、レース中の車の整備をしていました。
しかしリッキーのチームのレースドライバーがレース放棄をして車を降りました。自分のドライビングテクニックではレースの上位に入れずにやる気が無くなったのです。そしてそのドライバーは挙句の果てにハンバーガーまで食い出す始末です。呆れたチームリーダーは「ドライバーになりたいヤツはいるか!?」と叫びました。そしてリッキーは親友のカルの助力もあり、ドライバーに志願しました。
リッキーはレース服に着替え、緊張した面持ちで車のシートに座りました。カルはそんなリッキーに「緊張するな!ぶちかませ!」と叫びました。リッキーはカルの言葉に気合いを入れました。そしてレーシングカーを走らせ、初のナスカーレースに参加したのです。
映画『タラデガ・ナイト オーバルの狼』の結末・ラスト(ネタバレ)
リッキーは初レースで素晴らしい成績を残し、その後はチームのエースドライバーとして活躍していきました。しかし突如現れたフランス人ドライバーに腕の骨を折られ、そのまま強行して参加したレースで大クラッシュを起こしトラウマを持ってしまいます。その後は落ちぶれていったリッキーですが、家族の支えと必死な練習の末にトラウマを克服します。
復活したリッキーはジラールとカルのいるナスカーに戻ってきました。しかしレースが始まると熾烈を極め、一位はジラール、二位はリッキー、三位はカルという状態で激しいクラッシュが起こりレースに参加していた車が全てクラッシュしてしまいました。しかし、リッキーとジラールは車を降りてゴールに向かって走り出しました。
レースには関係ありませんでしたが車を降りての足での競争でジラールに勝利したリッキーは、ジラールにキスをして仲直りしました。カルはクラッシュに巻き込まれましたが車を降りて無かったので失格にならずに繰上げで初めての一位を取りました。そしてリッキーはレーサーとして再起を果たしたのです。
映画『タラデガ・ナイト オーバルの狼』の感想・評価・レビュー
アメリカ人はこういうくだらない、ちょっと下品な笑いが本当に好きだなと苦笑いしてしまう作品でした。NASCARは日本ではあまり馴染みがありませんが、アメリカでは大人気のカーレース。好きと好きを掛け合わせたらアメリカ人好みの面白い映画が出来ちゃったというような、笑いメインの作品です。人気レーサーが事故により転落人生を辿るというストーリーはあるものの、とにかく登場人物が強烈で話が頭に入ってきませんでした。
頭を空っぽにして笑える作品を見たい時にはオススメです。(女性 30代)
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