この記事では、映画『ライトハウス』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ライトハウス』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0065073
| 製作年 | 2019年 |
|---|---|
| 上映時間 | 109分 |
| ジャンル | ミステリー ホラー |
| 監督 | ロバート・エガース |
| キャスト | ウィレム・デフォー ロバート・パティンソン ワレリヤ・カラマン ローガン・ホークス |
| 製作国 | アメリカ |
映画『ライトハウス』の登場人物（キャスト）
- イーフレム・ウィンズロー / トーマス・ハワード（ロバート・パティンソン）
- 端正な顔立ちをした新人の灯台守。
- トーマス・ウェイク（ウィレム・デフォー）
- ベテランの灯台守。新人の若者をこき使う。虚言癖がある。
映画『ライトハウス』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『ライトハウス』のあらすじ【起】
灯台しかない絶海の孤島に老いた男と若い男が降り立つ。2人は灯台守として4週間ここで働くためにやって来た。
若い男は生活する小屋のベッドで、前任者が残していったと思しき、小さな人魚の像を見つける。男はそれを懐へとしまう。
食事の時間、老いたベテランの灯台守は、新人の若い男に酒を勧める。しかし、若い男は勤務中の飲酒は禁止されているからとそれを断る。
翌日から若い男は、老いた男にこき使われる。ほとんど全ての雑事を若い男に押し付け、自身は昼間からちびちびと酒を飲んでいた。給料は老いた男が書く日誌の内容で査定されるため、若い男は老いた男に従う外なかった。
灯台の灯りは、老いた男が管理し、若い男は灯室に入らせてもらうことすら叶わなかった。そこは、老いた男が肌身離さず身に付けている鍵で閉ざされていた。
ある日、老いた男が灯室へ入っているのを下から眺めた若い男は、そこに触手のある得体のしれない怪物を見た。
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映画『ライトハウス』のあらすじ【承】
ある日、老いた男は若い男に灯台をペンキで塗るよう命じる。老いた男が上から若い男をロープで吊るし、灯台の壁面を白いペンキで塗った。しかし、老いた男はロープをしっかりと持っておらず、若い男は地面へと落下。全身を強かに打ちつけた。
相変わらず若い男には重労働が課せられていたが、徐々に生活にも慣れてきていたある日。
任務の終了も間近となったこともあり、若い男は初めて老いた男と酒を酌み交わした。
老いた男は、若い男に名前を尋ね、彼は「ウィンズロー」と答えた。そして「ファーストネームは」と老いた男が問うと、「イーフレイム」だと答えた。老いた男はそれ以来、若い男を「ウィンズロー」と呼び2人の距離は少し縮まったが、説教臭いところや雑務を押し付けるところは相変わらずであった。
ある日、蛇口から出る水が、どす黒くなっていることに気付いたウィンズロー。貯水槽を見に行くと、大量にカモメの死体が浮いていた。そこへカモメがウィンズロー目掛けて飛んでくる。咄嗟にカモメの足を掴んだウィンズローは、岩に叩きつけ、殺してしまう。
映画『ライトハウス』のあらすじ【転】
かつて老いた男は、ウィンズローに「カモメを殺すのは不吉だからやめておけ」と忠告していた。その言葉通り、突然風向きが変わり、島は翌日から激しい風雨にさらされるようになった。その日は、4週間に渡る任務が終了する日で、船が2人を迎えに来るはずであったが、終に現れることはなかった。
2人は、島に取り残されてしまう。次の船が来るのは数週間先だと老いた男は言う。
食糧の多くが浸水により失われた頃から、2人は酒浸りになっていった。歌い踊り、楽しく陽気に過ごすこともあれば、喧嘩をすることもあった。互いに身の上話や打ち明け話をする中で、老いた男は自らを「トーマス・ウェイク」と名乗った。また、ウィンズローも自身の本当の名は「トーマス・ハワード」で、ウィンズローは昔自分が殺した同僚の名であると打ち明けた。
ウィンズローは、島に取り残されたことからくる不安や、ウェイクとの関係、酒の作用等から次第に現実と幻想の狭間で正気を失っていく。
映画『ライトハウス』の結末・ラスト（ネタバレ）
終に酒が切れた2人は灯油を飲むようになる。泥酔状態から目覚めたウィンズローは、風雨で浸水した部屋の中で、ウェイクの日誌を見つける。
そこには、ウィンズローの勤務態度について、批判的なことばかりが書かれていた。それを読んだウィンズローは逆上し、ウェイクを罵倒する。それでも納得がいかないウィンズローは、ウェイクを滅多打ちに殴り付ける。殴っている最中ウィンズローは、様々な幻影を見た。
ウィンズローは、ウェイクを外に連れ出し、穴の中に埋める。ふと、ウェイクが持っている灯室の鍵について思い出したウィンズロー。彼を掘り起こし、鍵を奪って部屋へと戻る。すると穴から這い出して来たウェイクが斧を振りかざし襲いかかって来る。左肩に斧を受けたウィンズローは、斧を奪い、ウェイクに振り下ろす。
終に念願の灯室へと入ったウィンズロー。強烈な光を浴びて恍惚となる。直後、部屋から落ちて、らせん階段を転げ落ちるウィンズロー。気が付いた時には外の岩場におり、生きたままカモメにはらわたを啄まれるのであった。
映画『ライトハウス』の感想・評価・レビュー
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映画『ライトハウス』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ライトハウス』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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