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映画『劇場版ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『劇場版ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET』の概要:春野ムサシは長年の夢を叶え、アストロノーツ(宇宙飛行士)として活動していた。しかし、訪れた星が、怪獣兵器スコーピスによって滅ぼされてしまっていた。ムサシはスコーピスに襲われてピンチに陥るが、ウルトラマンコスモスに助けられる。

映画『劇場版ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET』の作品情報

劇場版ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET

製作年:2002年
上映時間:75分
ジャンル:アクション
監督:北浦嗣巳
キャスト:杉浦太陽、斉藤麻衣、西村美保、松尾政寿 etc

映画『劇場版ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET』の登場人物(キャスト)

春野ムサシ / ウルトラマンコスモス(杉浦太陽)
SRC宇宙開発センター所属。長年の夢だったアストロノーツ(宇宙飛行士)の夢を叶える。ウルトラマンコスモスと一体化して戦うことができる。
シャウ(斉藤麻衣)
ギャシー星人。サンドロスとスコーピスに、母星を滅ぼされてしまう。感情が表に出にくい。人間を信じており、ムサシ達と協力しようと奮闘する。
川瀬マリ(西村美保)
ムサシの友人。シャウ達と知り合い、彼らの研究を手助けするようになる。心優しい女性。
ジーン(松尾政寿)
ギャシー星人のリーダー。マリ以外の人間のことを信じておらず、すぐに攻撃を加えようとする荒っぽい一面がある。母星を失ったことを深く悲しんでいる。

映画『劇場版ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『劇場版ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『劇場版ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET』のあらすじ【起】

春野ムサシはウルトラマンコスモスとの約束を胸に、長年の夢だったアストロノーツ(宇宙飛行士)となった。現在、ムサシは怪獣達の新天地を求め、聖獣パラスタンが護る緑溢れる星・遊星ジュランへと向かっていた。

遊星ジュランは荒れ果て、砂で覆われていた。ムサシは星に何が起きたか分からず困惑する。その時、怪獣兵器スコーピスが現れて襲われそうになる。だが、ウルトラマンコスモスによって助けられる。ムサシはウルトラマンコスモス達の戦いを見て、スコーピスがジュランを砂漠化したことに気づく。ウルトラマンコスモスはスコーピスを倒すと、ムサシが乗った宇宙船を抱えて脱出した。

SRC宇宙開発センターにいたムサシは、父から連絡をもらい仕事の愚痴を零した。父は気分転換に同級生だったツトムの結婚式に参加することを勧めた。そして、旧友に会って、初心に戻るようアドバイスした。ムサシは父の言葉を受け、結婚式に参加するためにサイパン島を訪れた。

ムサシは人魚(シャウ)を目撃するが、友人達は信じてくれなかった。しかし、友人の川瀬マリは幼い日のことを引き合いに出し、ムサシの言ったことを信じた。幼い頃、今回と同じようにウルトラマンを目撃したと言ったムサシの話を信じてもらえないことがあったのだ。ムサシはマリの言葉を受け、その時代のことを思い出した。

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映画『劇場版ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET』のあらすじ【承】

ムサシはマリに誘われ、ダイビングを行った。その時、海底怪獣レイジャに襲われ気を失ってしまう。そこに、シャウが現れ、ムサシを助けた。ムサシが目を覚ますと、ホテルのベッドの上だった。マリから連絡を貰ったキド隊長がムサシを運んだのだ。キド隊長はSRCの元メカニック担当で、ムサシと知り合いだった。現在はSRCの専門セクションであるTEAM SEAの隊長として、海に生息する怪獣の調査と保護活動を行っていた。

レイジャの生態調査が、TEAM SEAの初仕事だった。しかし、1年前からレイジャが生息範囲から消えてしまい、人魚の目撃情報が多発するようになった。キド達が本部で調査を行っていると、スコーピスが宇宙からサイパン島にやって来た。TEAM SEAのメンバーと共にムサシは出動した。

レイジャが海底から現れ、スコーピスに攻撃を行った。しかし、反撃され傷つけられてしまう。戦闘機に乗ったムサシ達は攻撃を行い、冷凍弾を撃ち込んだ。冷凍弾によってスコーピスは凍るが、30分しか持たなかった。その間に避難するよう、ムサシは友人達を誘導した。

シャウはスコーピスに止めを刺すため、傷ついたレイジャを回復しようとした。シャウは自分がスコーピスを倒さなければならないと思い詰めていた。その時、スコーピスの冷凍化が解けてしまう。シャウはレイジャと一体化になり、スコーピスに向かっていった。レイジャがやれる様子を見て、ムサシは銃で応戦した。しかし、スコーピスに反撃され吹き飛ばされてしまう。TEAM SEAのメンバーが乗った戦闘機がスコーピスに攻撃を加えた。スコーピスは逃げていった。

シャウは余計なことをしたとムサシを責めた。そして、スコーピスは逃げたのではなく、シャウの姿を見て異形生命体サンドロスの元に帰還しただけだと教えた。シャウは高性能爆弾を持っており、自爆をしてでもスコーピスに止めを刺そうとしていた。

映画『劇場版ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET』のあらすじ【転】

ムサシはシャウに連れられ、TEAM SEAのメンバーと共に彼女の仲間がいるブルーエリアに向かった。それは、海底にあるゲートを抜けた先にあった。シャウの仲間のジーンは人間のことを信用しておらず、ムサシ達に攻撃を加えようとした。シャウはジーンを止めた。ムサシはシャウに握手を教え、自分達人間を信じてくれたことに感謝した。

マリはシャウ達の研究を手伝っており、ブルーエリアにいた。シャウ達は死滅した星に自然を再生させる研究を行っていた。シャウ達が暮らしていた惑星ギャシーは、サンドロスが送り込んだスコーピスによって滅ぼされていた。さらに、緑を再生させようとするシャウ達の行動を知ったサンドロスとスコーピスによって、多くの仲間が殺されていた。シャウ達が助かったのは、突如現れたウルトラマンジャスティスのお蔭だった。

シャウ達は生命の研究も行っていたが、上手くいっていなかった。ムサシ達は研究を見せてもらい、衝撃を受ける。そんな時、スコーピス軍が襲撃してくることが分かった。シャウ達はスコーピスに対策するため、レイジャが持っている「K2電波」という特殊な電波から強力なエネルギーシールドを開発していた。キド達はシャウ達の存在を統合防衛軍に報告した。イヌガイ司令官はシャウ達のことを信用できず追放しようとするが、ヒジカタ参謀の冷静な意見によって協力体制が認められることになった。

映画『劇場版ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET』の結末・ラスト(ネタバレ)

ジーンの人間に対しての不信感は拭えず、協力することを拒んでいた。シャウはスコーピスが襲撃してくるまでに、ジーンを説得することにした。地球に始めて来たとき、自然や生命を美しいと感じたことを思い出せれば、地球の危機を救うために協力してくれるはずだと考えた。一方、SRCはスコーピスとの戦闘を避け、シャウ達が開発した特殊バリアを使って地球を守ることにした。

ムサシはマリから呼び出される。だが、それはジーンの罠だった。ジーンはシャウが変わってしまったのはムサシのせいだと思っており、攻撃を仕掛けてきた。ムサシはジーンと戦う理由がなかったため、逃げ回りながら説得を重ねた。しかし、ジーンは聞く耳を持たなかった。攻撃がムサシに当たった。ジーンがマリの制止を無視してさらに攻撃を加えたとき、輝石がムサシを守った。ムサシは反撃せず、ジーンに手を差し出して人間を信じてみないかと声をかけた。

ジーンは自分に手を差し伸べたムサシや支えてくれたマリのことを思った。そんな時、スコーピス軍が地球間近まで迫ってきた。ジーンは地球を守るため、力を使って機械を動かしシールドを張った。しかし、スコーピス軍の中にはサンドロスもおり、シールドが突破されてしまう。街が破壊される中、シャウ達は戦いの場へと向かっていった。

ムサシやマリは逃げる人々の手助けをした。その時、ウルトラマンコスモスの助けを信じる少年と出会う。ムサシは少年の想いを受け、戦いの場へと向かった。そして、輝石を掲げ、コスモスの名を叫んだ。輝石が光り、ムサシはウルトラマンコスモスと一体化した。ウルトラマンコスモスがスコーピス軍と戦っていると、サンドロスが姿を現した。

ウルトラマンコスモスはサンドロスの攻撃を受けてしまう。しかも、エネルギー量を知らせるカラーランプが点滅した。そこに、ウルトラマンジャスティスが助けに現れる。ウルトラマンジャスティスはコスモスにエネルギーを分け与え、一緒に戦ってサンドロスを倒した。

ジーンは敵の攻撃を受けていたが、レイジャに救われ無事だった。マリはジーンの元に駆け寄った。シャウはムサシに初めて笑顔を向けた。シャウ達の研究が上手くいき、命の源が誕生した。ウルトラマンコスモスは街を修復し、シャウ達は自分達の星へと帰っていった。

映画『劇場版ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET』の感想・評価・レビュー

地球人とギャシー星人という種族を超えた友情が素敵だったと思う。ムサシとシャウ、マリとジーンのほのかな恋も良かった。でも、物語のラストで、シャウ達があっさり自分達の星に帰還していったのが悲しかったと思う。もう少し、別れを惜しむ描写があっても良かったのではないかと思う。テレビシリーズ『ウルトラマンコスモス』から2年後が物語の舞台になっているため、テレビ版を見ていないと少し話の流れがよく分からない部分があった。(MIHOシネマ編集部)


ウルトラマンコスモスといえば「優しいウルトラマン」そして「杉浦太陽」のイメージがものすごく強いです。このコスモスは怪獣を殺さないウルトラマンとして知られていて、TVシリーズでは街を大きく破壊するということもあまりなかったのですが、今作ではかなり街がぐちゃぐちゃになり、激しいバトルを見ることが出来ました。
コスモスの「優しい」ウルトラマンという設定は賛否ありますが、最後にコスモスが破壊してしまった街を直していくシーンはウルトラマンコスモスの設定をしっかり守っていて感動しました。(女性 30代)

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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