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映画『水を抱く女』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『水を抱く女』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『水を抱く女』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0059783

製作年 2020年
上映時間 89分
ジャンル ドラマ
監督 クリスティアン・ペッツォルト
キャスト パウラ・ベーア
フランツ・ロゴフスキ
マリアム・ザリー
ヤコブ・マッチェンツ
製作国 ドイツ
フランス

映画『水を抱く女』の登場人物(キャスト)

ウンディーネ(パウラ・ベーア)
ベルリンの歴史研究者で、博物館のガイド。国内外の見学者相手に、ドイツの街を解説している。
クリストフ(フランソ・ロゴフスキ)
潜水作業員の男性。博物館でガイドをしていたウンディーネと出会う。
ヨハネス(ヤコブ・マッチェンツ)
ウンディーネの恋人。ウンディーネ以外に心を寄せる相手がいる。
モニカ(マリアム・ザリー)
黒髪の女性。クリストフの同僚。クリストフを常に気にかけサポートしている。

映画『水を抱く女』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『水を抱く女』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『水を抱く女』のあらすじ【起】

カフェで深刻な顔をしているウンディーネと、その恋人のヨハネス。ヨハネスはウンディーネに話があり、呼び出していた。ウンディーネは話の先を予想して泣き出してしまう。ウンディーネはヨハネスを引き止めるため、30分後に同じカフェで待ち合わせの約束をした。

ウンディーネが仕事に戻ると、多くの見学者が待っていた。街の模型を使いベルリンの歴史を解説するが、ヨハネスの姿を浮かべてしまい、ウンディーネは仕事に身が入らない。

休憩時間を迎え、ウンディーネは先ほどのカフェに戻るが、そこにヨハネスの姿はなかった。カフェ内でヨハネスの名前を呼ぶが返事はない。ヨハネスを探すウンディーネに1人の男性が声をかけてくる。博物館でウンディーネの解説を聞いていた見学者の1人、クリストフだった。

クリストフはコーヒーを奢ろうとするが、ウンディーネは何も反応をしない。クリストフは諦めて立ち去ろうとするが、棚の上の水槽を落としてしまう。ウンディーネとクリストフは床に倒れ、店員の叱責を無視して見つめ合っていた。

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映画『水を抱く女』のあらすじ【承】

クリストフは湖の底で作業中、巨大なナマズを目撃し呆気に取られる。浮上したクリストフは、同僚であるモニカにナマズの話をするが、信じてもらえないので自身のカメラの映像を見せる。クリストフは巨大ナマズに夢中だった。

ウンディーネはクリストフと駅で待ち合わせていた。会った瞬間2人は抱き合う。クリストフは、ナマズを見た湖にウンディーネを誘い、2人は湖に潜る。クリストフは湖底でウンディーネを見失ってしまうが、巨大ナマズと泳ぐウンディーネを目撃し、後を追った。水面近くでグッタリとするウンディーネを見つけ、急いで陸にあげ無事に蘇生する。

2人は一夜を過ごし、クリストフはウンディーネを駅まで送り、別れ際に潜水士の人形を渡した。

職場に戻ったウンディーネは、同僚にいつもとは違う解説の仕事を任されてしまったため、帰宅後に慣れない解説の練習をしていた。そこにクリストフが訪ねて来る。

翌朝、クリストフを駅まで送る道中、ヨハネスとその恋人と偶然すれ違うが、お互いに顔を見合わせるだけで、声は掛けなかった。

映画『水を抱く女』のあらすじ【転】

ウンディーネが職場に向かう途中、ヨハネスが待ち伏せをしていた。ヨハネスは新しい恋人とは別れると言い出し、休憩時間にいつものカフェで待っていると告げるが、ウンディーネは怪訝な顔をする。

ウンディーネは、ヨハネスに別れを告げるためカフェに向かう。だがヨハネスは、2人の思い出のホテルを予約したので一緒に行こう、と一方的に話した。ウンディーネは返事をせずに仕事へと戻った。

帰宅したウンディーネにクリストフから電話が来る。出会ったカフェでウンディーネは誰かを待っていたのではないか、とクリストフは疑い、ウンディーネは嘘をついてしまう。クリストフは問い詰めるが、真実を言わないウンディーネに怒り、電話を切る。ウンディーネは何度もかけ直すが、クリストフは出ない。ウンディーネは本当のことを留守番に残すが、朝までクリストフの返事はなかった。

ウンディーネはクリストフのいる湖に足を運ぶ。湖の周りには野次馬が溢れ、警察も来ていた。クリストフが事故に遭い、病院に運ばれたという。

映画『水を抱く女』の結末・ラスト(ネタバレ)

ウンディーネは病室へと急ぐ。病室にはモニカがおり、クリストフは脳死状態にあることを聞かされる。

茫然自失のウンディーネは、ヨハネスがいるホテルへと向かう。ウンディーネは、プールで泳いでいるヨハネスの背後から忍び寄り、ヨハネスを溺死させる。

ヨハネスを殺害したウンディーネは、湖の底へと自ら沈んでいく。

病室では、クリストフがウンディーネの夢を見て飛び起きる。退院したクリストフは、ウンディーネを探しに自宅や職場に行くが、どこにも姿はない。

2年の月日が流れ、クリストフは仕事に復帰した。同僚のモニカは恋人になり妊娠している。クリストフは事故に遭った湖で作業をしていると、ウンディーネの姿を目撃する。クリストフは何事もなかったように振る舞うが、家に帰っても忘れられず、夜中に家を飛び出す。

後を追ってきたモニカはクリストフを止めるが、クリストフは湖に潜っていってしまう。クリストフは湖の中でウンディーネと再会を果たし、モニカの元へと戻る。その手には潜水士の人形が握られていた。

映画『水を抱く女』の感想・評価・レビュー

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映画『水を抱く女』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『水を抱く女』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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