12000作品を紹介!あなたの映画図書館『MIHOシネマ』

映画『アンストッパブル(2010)』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『アンストッパブル(2010)』の概要:暴走した貨物列車が街中に突入するのを止めようと奮闘する機関士らの活躍を描いたアクション映画。スピード感に溢れた手に汗握る展開が見所で、『トップガン』などで知られるトニー・スコット監督の遺作となった。

映画『アンストッパブル』の作品情報

アンストッパブル

製作年:2010年
上映時間:99分
ジャンル:アクション、サスペンス、アドベンチャー
監督:トニー・スコット
キャスト:デンゼル・ワシントン、クリス・パイン、ロザリオ・ドーソン、イーサン・サプリー etc

映画『アンストッパブル』をフルで無料視聴できる動画配信一覧

映画『アンストッパブル(2010)』をフル視聴できる動画配信サービス(VOD)の一覧です。各動画配信サービスには2週間~31日間の無料お試し期間があり、期間内の解約であれば料金は発生しません。無料期間で気になる映画を今すぐ見ちゃいましょう!
U-NEXT
Hulu ×
Amazonビデオ
dTV
TELASA
TSUTAYA DISCAS
ビデオマーケット
Netflix ×

※動画の配信情報は2022年5月時点のものです。配信状況により無料ではない場合があります。最新の配信状況は各動画配信サービス(VOD)の公式サイトでご確認ください。

映画『アンストッパブル』の登場人物(キャスト)

フランク・バーンズ(デンゼル・ワシントン)
勤続28年のベテラン機関士。妻をガンで亡くし、娘2人がいる。解雇通知を受け取っていたが、家族を守りたいとの思いから貨物列車を止めようとする。
ウィル・コルソン(クリス・パイン)
鉄道会社で働き始めてまだ4か月の新米。妻の浮気を疑ってトラブルを起こしたために家族から接近禁止令を出されている。
コニー・フーバー(ロザリオ・ドーソン)
鉄道会社の職員。貨物列車が暴走したために、現場で陣頭指揮を執る。会社の上司と対立してもフランクたちの列車を止める試みを支援する。

映画『アンストッパブル』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『アンストッパブル(2010)』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『アンストッパブル』のあらすじ【起】

ウィルは、出勤途中に車からこっそりと子供の通学する姿を見守り、その後に妻に電話をするが無視されてしまう。出社したウィルはフランクに挨拶し、2人で機関車の元に向かう。発車の準備をしていたフランクは娘の誕生日を忘れていたことに気付いて慌てて電話するが、無視されてしまう。

操車場で貨物列車を移動させようとしていた機関士がポイントを切り替えるために運転席を離れるミスを犯し、貨物列車が無人のまま走り出してしまう。出社してきたコニーは事情を知って愕然とする。

フランクとウィルは機関車に貨物車両を連結させる。作業中にウィルは兄からの電話で家族への接近禁止令が30日間延長されたことを知らされる。フランクとウィルが走行を始めたところに運転司令所から連絡があり、貨物列車が暴走しているので側線に入って待機するように指示される。

コニーは上司と連絡を取り、貨物列車の積み荷が毒性の強い危険物質であることを知る。コニーは人口密集地に入る前に貨物列車を脱線させるように提案するが、損失が大きいからと却下されてしまう。上司はコニーに踏切を全て封鎖するように指示する。

映画『アンストッパブル』のあらすじ【承】

鉄道会社は、暴走する貨物列車の先頭に機関車をつないで前方からブレーキを掛けて貨物列車の速度を落とさせ、その間にもう1人の機関士が貨物列車に飛び乗る計画を実行する。しかし、ヘリコプターから飛び乗ろうとした機関士は怪我をしてしまい、前方を走っていた機関車も暴走する貨物列車に押されて脱線してしまう。

会社の計画が失敗しフランクたちの列車は、貨物列車と正面衝突する恐れが出てくる。フランクはアルバイト中の娘に電話をかけ、愛していると告げる。フランクたちの列車は貨物列車との衝突ギリギリのところで側線に入るが、後方の車両がぶつかってしまい大破する。

暴走する貨物列車の様子を見たフランクは後ろから機関車で近づき、引っ張って止めようと思いつく。フランクとウィルは機関車をバックさせて走行させながら、貨物列車を追い掛ける。コニーから連絡が入り、フランクは計画を伝える。しかし、会社は脱線器を使って貨物列車を止めようと計画しており、フランクが無茶をすれば解雇すると脅す。これに対しフランクは既に強制早期退職の解雇通知を受け取ったと言い返す。

映画『アンストッパブル』のあらすじ【転】

フランクはコニーに暴走列車の位置と速度を知らせるように頼む。貨物列車追い掛けながらウィルはフランクに身の上話を打ち明ける。ある日、ウィルは妻が男とメールをしていると勘違いしてしまう。そして、男の家に乗り込んで騒ぎを起こしてしまう。しかし、実際には妻は姉にメールをしていただけだった。この件でウィルは家族への接近禁止命令を出されてしまっていた。

貨物列車は脱線器を壊して暴走を続け、会社の計画は再び失敗する。遂にフランクたちに最後の望みが託される。貨物列車を追い掛けながらフランクは自分の妻がガンで亡くなったことをウィルに打ち明け、ウィルに諦めずに妻と連絡を取るように促す。一方、ウィルの妻はニュースを見てウィルが置かれた状況を初めて知る。フランクの娘たちも同じようにニュースを見る。

貨物列車が見える距離にまで近づき、ウィルが機関車の外に出て貨物列車との距離をフランクに伝えながら何とか連結を図ろうとする。しかし、ピンが下りずに失敗してしまう。ウィルは自力でピンを蹴って連結させるが、落下しそうになって足を怪我してしまう。

映画『アンストッパブル』の結末・ラスト(ネタバレ)

貨物列車は、街中の工業地帯にある大きなカーブに向かっていく。速度を落とさなければカーブで脱線して大惨事となってしまう。フランクは機関車の発電プレーキを掛けて減速させようとするが、貨物列車の力に負けてしまう。フランクは貨物列車に移動して、車両の一つ一つに備えられた手動ブレーキを作動させていく。しかし、機関車の発電プレーキが壊れてしまい、列車は止まることが出来ないままカーブに差し掛かってしまう。

フランクはウィルに機関車の手動ブレーキを掛けさせ、貨物列車は傾きながらもギリギリのところでカーブを曲がりきる。フランクは先頭の機関車両に向かうが、途中の車両の間隔が広すぎて身動きが取れなくなる。そこに鉄道会社の社員がトラックで近づいて来る。ウィルは列車からトラックの荷台に飛び乗り、先頭の機関車両を目指す。トラックを機関車両と並走させると、ウィルは機関車両に飛び移る。ウィルは運転室に入ってレバーを操り、貨物列車を停車させる。貨物列車を降りようとしていたウィルの元に妻と子供が駆け寄ってくる。

記者会見が開かれ、フランクとウィルはヒーローとなる。フランクの解雇は取り消され、現場にやって来たコニーが2人に感謝する。

映画『アンストッパブル』の感想・評価・レビュー

ストーリーが単純明快で頭を空っぽにして楽しめる作品。めまぐるしくカットが変わる演出が緊迫感を盛り上げる。上映時間も1時間40分に満たず、無駄なシーンが一切そぎ落とされている点も好感が持てる。トニー・スコットとデンゼル・ワシントンのコンビによる作品は『クリムゾン・タイド』や『マイ・ボディガード』など面白いものが多かっただけに、スコット監督の遺作となってしまったのは残念でならない。(MIHOシネマ編集部)


暴走列車を止めるため、2人の男が奮闘する姿を描いた実話ベースの物語。映像がとにかくリアルで迫力がすごいです。列車が通過する時の轟音や、レールの軋む音、鳴り響く警笛など耳元で鳴らされているのかと感じるほど臨場感があり、怖いくらい。ストーリーはわかりやすく、どんどん引き込まれていく展開なのでハラハラドキドキしながら、最後まで楽しめました。
慣れている仕事でも何が起こるかわからない。手抜きや油断は絶対に許されないですね。(女性 30代)

みんなの感想・レビュー