この記事では、映画『ゾッキ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ゾッキ』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0055799
製作年 | 2021年 |
---|---|
上映時間 | 113分 |
ジャンル | コメディ ヒューマンドラマ |
監督 | 竹中直人 山田孝之 齊藤工 |
キャスト | 吉岡里帆 鈴木福 満島真之介 柳ゆり菜 |
製作国 | 日本 |
映画『ゾッキ』の登場人物(キャスト)
- 前島りょうこ(吉岡里帆)
- 離婚をきっかけに、愛知県蒲郡市の実家に戻って来た。素直で割り切りがよい。
- 伊藤(鈴木福)
- 愛知県蒲郡市の古いアパートで独り暮らしをしている青年。大きな振動音を嫌う。
- 藤村(松田龍平)
- 伊藤の隣人。ある日突然、ママチャリに寝袋1つだけを積んで旅に出る。口数は少ないが人当たりが良い。
- 牧田(森優作)
- 友達がいなかったが、学校でのある出来事がきっかけで伴君と仲良くなる。その場の空気に流されやすい。
- 伴君(九条ジョー)
- 高校の中で、自殺したいと繰り返し口にしては問題行動を起こしていたが、恋をして生きる喜びを感じるようになった。
映画『ゾッキ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ゾッキ』のあらすじ【起】
前島りょうこは離婚をきっかけに、愛知県蒲郡市の実家に戻って来た。
老齢の祖父は床に臥していることが多いが、ある朝りょうこが目覚めると、祖父は一人で朝食を摂っていた。
祖父はりょうこに「お前には秘密はあるか?」と訊いた。
りょうこは離婚のことについて訊かれているのかと身構えたが、祖父は「人は秘密を抱えることで生き続けられる。全ての秘密を告白し終えて秘密がなくなると、人は死んだも同然だ。だから秘密は大切にしろ」と語った。
祖父の持っている秘密は、幼い頃に誘拐され、犯人の手が祖父の口をふさいだとき、石鹸の香りがしたという記憶だ。
その誘拐事件を知っている者は、祖父以外皆死んでしまい、祖父は事件のことが自分だけの秘密になったと捉えていた。
りょうこは祖父に、どれくらい秘密があるのか訊ねた。
祖父が「260個」と答えたのを聞いて、りょうこは飲んでいた牛乳を吹き出した。
映画『ゾッキ』を無料視聴できる動画配信サービスと方法については、以下の記事をご覧ください。
映画『ゾッキ』のあらすじ【承】
蒲郡市のあるボロアパートに住む伊藤は、隣人の藤村に「大きな音を立てるな」と抗議をする。
藤村はただ窓の開閉をしただけだったが、アパート自体が古く、がたつきがある上に防音対策が行われていないので仕方がなかった。
藤村は伊藤に「宛てがないという宛てを頼りに、宛てのない旅に出る」と告げ、自転車に寝袋を積んでアパートを後にする。
藤村がコンビニに立ち寄ると、初恋の女性に似た女がいたため、思わず見入ってしまう。
そこへ女性の下着を買おうとしていた男子高生・牧田が藤村の視界に入って来たが、牧田は逃げるようにコンビニを去る。
藤村は、コンビニで買ったカップ麺を食べながら、高校時代の初恋の女性・京子のことを思い出していた。
京子が入院して学校をしばらく休んでいたとき、藤村は同級生に「京子は屁が止まらない病気で入院している」と冗談を言った。
その冗談が噂になって広がり、退院して復学した京子は藤村に、殴る蹴るの暴行を加えた。
藤村はその思い出を胸に、神社の敷地内で寝袋にくるまり、涙を流しながら寝た。
映画『ゾッキ』のあらすじ【転】
藤村は海辺の町を通りがかった際、地元の漁師たちの仕切り役であるヤスさんに声を掛けられる。
かつて、バイクで一人旅をしたというヤスさんと藤村は意気投合し、今日が誕生日だというヤスさんのために、漁業組合の仲間たちが開くというパーティーに藤村も参加することになった。
パーティーの参加者たちは、仲間の漁師の妻が不倫の末、男と蒸発したという話題で盛り上がっていた。
一方、藤村がコンビニで遭遇した牧田は、通っている高校で連発している、窓ガラスを割るという悪戯の犯人だと疑いをかけられ、居残りをさせられていた。
そこへ同級生の伴君がやって来て「俺が、自殺をするために窓ガラスを割った」と言った。それをきっかけに牧田と伴君は仲良くなった。
ある日、伴君は牧田に「君の姉ちゃん、美人らしいな」と言い、牧田は一人っ子だったが伴君に話を合わせていた。
伴君は牧田の姉についての想像を膨らませ、恋をしているようだった。
牧田は伴君から、牧田の姉と会わせて欲しいと懇願され「姉は岡山の大学に通っているから、ここにはいない」と嘘をついた。
映画『ゾッキ』の結末・ラスト(ネタバレ)
伴君は牧田に、牧田の姉のパンツを5万で売れと言い出した。
牧田はコンビニで女性用のパンツを買おうとしたが、他の客の視線が気になり、ゲームセンターのクレーンゲームで入手した。
パンツを手に入れた伴君はそれでも満足せず、牧田の姉に会わせろと要求する。
牧田は、姉は1週間前に交通事故で死んだと言い、伴君が線香をあげにきた時には、仏壇に遺影として、昔好きだった本田さんの写真を飾った
高校卒業後、牧田と伴君は別々の進路に進んだ。
地元で就職した伴君は、牧田の姉にそっくりな本田さんと出会い、猛烈なアプローチの末、本田さんと結婚した。
その後も伴君は、牧田の姉の命日に線香をあげに来ていた。遺影は本田さんの写真でなく別の女子のものに変えたが、伴君は気付かなかった。
牧田は伴君を駅まで送った後、りょうこと再会し、2人で河原で語り合う。
りょうこが牧田に秘密があるかと訊くと、牧田は「墓場まで持って行く秘密が1つある」と答えた。
手拭きにと、りょうこが差し出したティッシュを白いパンツと見間違えている牧田の傍を、藤村の自転車が通過した。
映画『ゾッキ』の感想・評価・レビュー
この映画の感想・評価・レビューはまだ投稿されていません。
映画『ゾッキ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ゾッキ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
映画『ゾッキ』を見逃した人やもう一度見たい人のために、以下の記事では映画『ゾッキ』を無料で視聴できる動画配信サービスと方法について紹介しています。
ぜひ、以下の記事もご覧いただき、映画『ゾッキ』を視聴してみてはいかがでしょうか。
みんなの感想・レビュー