この記事では、映画『サンゲリア2』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『サンゲリア2』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0060912
| 製作年 | 1998年 |
|---|---|
| 上映時間 | 94分 |
| ジャンル | ホラー |
| 監督 | ルチオ・フルチ ヴィンセント・ドーン |
| キャスト | デラン・サラフィアン ビアトリス・リング アレックス・マクブライド リチャード・レイモンド |
| 製作国 | イタリア |
映画『サンゲリア2』の登場人物（キャスト）
- パトリシア（ベアトリス・リング）
- ボーイフレンドのグレンとドライブデートをしていたところ、鳥ゾンビに襲われる。グレンがゾンビになった後も、行く先々でゾンビに襲われ悲惨な目に遭う。生き残って戦っていたロジャーやケニーと合流し、ゾンビで溢れかえった町から脱出を図る。
- ボー(マッシモ・ヴァンニ)
- フィリピンに駐留している米軍兵士。同僚のロジャーやケニーと、のんきに女の尻を追っかけていたところ町の怪異に襲われる。怪我を負った女性の手当てをするため町に医者を探しに行くが、いつの間にかゾンビに囲まれてしまい命からがら逃げ出す。その後、通りかかったパトリシアの車に拾ってもらったものの、集まってきたゾンビに食い殺されてしまう。
- ホルダー医師（ロバート・マリウス）
- フィリピンの米軍基地にある研究所で、軍事機密である「デス・ワン」というウィルスの実験を行なっていたが失敗。さらにテロリストにデス・ワンを奪われてしまい、大気中にウィルスが漏れ出したことで拡散を危惧する。血清をつくり感染を抑えようとするが、感染者を抹殺して事実を隠蔽しようとするモートン将軍と対立する。
- モートン将軍（マイク・モンティ）
- フィリピンの駐留米軍を指揮する総司令官。デス・ワンの感染拡大を防ぐため、感染者の遺体を焼却させたことで拡散を助長させてしまう。ホルダー医師に助言を求めておきながら、彼の言うことは全く聞き入れず、感染者を抹殺して強引に事態の収拾を図ろうとする。
映画『サンゲリア2』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『サンゲリア2』のあらすじ【起】
フィリピンにある米軍の科学研究所で、「デス・ワン」というウィルスの実験が秘密裏に行われていた。研究者のホルダー医師は、被験者にデス・ワンを注入。すると、皮膚がみるみる内に爛れて死んでしまった。しかし、しばらくすると突然蘇り、実験ケースを破壊して飛び出してきた。ホルダー医師はすぐに実験を中止し、デス・ワンを軍に引き渡すことにした。
兵士たちの厳重な警備の元、デス・ワンがヘリに積み込まれる。そこへ突如テロリストたちが現れ、銃を乱射しながら襲撃してきた。多くは軍の兵士によってその場で射殺されたが、テロリストの中の男1人がデス・ワンを奪って逃走。軍はヘリで彼を追跡する。男は森の中を逃げ込むが、ヘリに見つかり銃撃を受ける。その時、デス・ワンが入ったジュラルミンケースにも弾が当たってしまい、中身が漏れ出してしまう。男はウィルスに触れて手が爛れていく中、デス・ワンを放棄して近くのホテルに逃げ込んだ。
軍はデス・ワンを回収。ホルダー医師は、ウィルスは酸素に触れると効果が弱まるので問題はないと軍のモートン将軍に説明する。
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映画『サンゲリア2』のあらすじ【承】
ホテルに逃げ込んだ男は症状が悪化し死亡。すぐにゾンビ化した。部屋に入ってきた従業員が襲われてしまい、通報を受けて軍の兵士たちが駆けつける。モートン将軍の指示で、感染した遺体は全て焼却される。しかしホルダー医師は、灰が大気に降り注いでウィルスが拡散してしまうと将軍に警告。
同じ頃、パトリシアとグレンのカップルが車を走らせていると、大量の鳥の死骸が道に散乱していることに気づき停車する。車を降りてグレンが近寄っていくと、急に鳥が飛び掛かってきた。傷を負ってしまったグレンの手当てをするため、パトリシアは近くのガソリンスタンドを訪ねるが、小屋の奥からゾンビが出現。襲撃を受けながらもなんとか振り払ったパトリシアは、灯油を撒いてスタンドを爆発させてゾンビを撃退。
同じ頃、ナンシー、キャロル、リアら若い女性たちが乗るバスに、鳥の大群が侵入して襲い掛かってくる。後ろからバスを追いかけていたボー、ロジャー、ケニーの３人の兵士が、バスに乗り込んで鳥を追い払った。モートン将軍は、一帯を封鎖して、感染者や感染の疑いがある者を根絶やしにするしかないと考える。
映画『サンゲリア2』のあらすじ【転】
兵士３人と女たちは、廃墟と化したホテルに逃げ込んだ。鳥に襲われたリアの傷が悪化し苦しんでおり、医者を探すためにボーとキャロルがジープで街に向かう。あたりの民家を捜索するキャロルだったが、ゾンビに突き飛ばされてプールに落下。叫び声を聞いたボーがプールに飛び込みキャロルを助けるが、彼女は両足をちぎられてゾンビ化していた。襲い掛かってくるキャロルを何とか振り切って逃げ出したボーだったが、いつの間にかゾンビに囲まれてしまっていた。幹線道路まで逃げ出ると、パトリシアの車が通りかかり乗せてもらうことができた。しかし、程なくしてグレンがゾンビ化し、ボーに襲い掛かってくる。さらに、傍らから他のゾンビがわらわらと集まってきて、餌食となってしまうボー。
ホテルでは、鳥に噛まれたリアもゾンビ化。ナンシーが襲われるが、ロジャーとケニーに救われる。そこへパトリシアが逃げ込んできた。ホテルには大量のゾンビが群がってくるが、一行はバリケードを築いて足止めを図りながら脱出を試みる。
映画『サンゲリア2』の結末・ラスト（ネタバレ）
その頃、研究所ではホルダー医師らがウィルスの血清をつくり、感染拡大を食い止めようとしていた。しかし、モートン将軍によって封鎖地域に兵士が送り込まれ、皆殺しが開始されてしまう。ホテルから脱出した一行は、川でカヌーを見つけ漕ぎ出す。しかし、現れた軍の兵士に有無を言わさず銃撃され、命からがら逃げ出した
研究所では、医師たちと将軍の意見が真っ向から対立。感染拡大を防ぐため、この事態を外部に公表するべきだというホルダー医師。しかし、機密事項を外部に漏らせないといってモートン将軍は反対する。
一行は病院にたどり着くが、妊娠女性の腹を突き破って出てきた胎児ゾンビにナンシーが襲われ絶命。残されたロジャーとケニー、パトリシアは外でヘリを見つけ脱出を図る。しかし、最後に乗り込もうとしたロジャーが、ゾンビに引き摺り下ろされてしまう。そして、やって来た兵士たちに撃ち殺されてしまった。
ケニーとパトリシアは、ヘリの中で「新しい時代の始まりだ」と言うラジオDJの言葉を聞いて、感染が広がっていることを覚悟する。そして、戦い続けるしかないと決意するのだった。
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映画『サンゲリア2』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『サンゲリア2』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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