『80デイズ』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

1956年の『八十日世界一周』のリメイク版。主演はジャッキーチェン。世界10か国でのロケを敢行した大作。尚、カメオ出演でアーノルド・シュワルツェネッガーも出演している。

あらすじ

80デイズ』のあらすじを紹介します。

イギリスに住む発明家のフィリアス・フォッグ。何でも実験しないと気が済まない彼は、過激な実験に執事を無理矢理協力させることもしばしば。そんな彼に愛想を尽かし、執事はとうとう出て行ってしまった。
フォッグが困り果てていたところ、屋敷の庭に一人の男が落ちてきた。彼の名はラウ・シン(ジャッキー・チェン)。中国にある故郷の村から秘宝を盗み出した盗賊を追ってイギリスにやってきた彼は、盗賊から秘宝を奪い返し、町中を逃げ回っていたのだった。ラウはとっさに「パスパルトゥー」という偽名を名乗り、フォッグの家の執事兼実験台として雇われることになった。
その後行われた英国科学アカデミーの会合で、フォッグは科学大臣のケルヴィン卿の挑発に乗せられ、彼との無謀な賭けを受けてしまった。それは「80日間で世界を一周してみせる」。成功すればケルヴィン卿から科学大臣の座を奪い取れるが、できなかった場合は英国科学アカデミーから永久追放され、二度と発明ができなくなってしまう。
勢いで賭けに乗ってしまった事を後悔するが、パスパルトゥーの励ましで旅立つ決心をするフォッグ。しかし、パスパルトゥーには、この旅を利用して故郷の村に立ち寄り、秘宝を無事送り届けるという真の目的があった。パリで出会った画家志望のモニカ・ラ・ロッシュを一行に加えて旅は続く。しかし行く手に待ち受けるのは、ケルヴィン卿の妨害工作、そしてパスパルトゥーを追う盗賊団の一行だった。
果たして、フォッグの一団はそれぞれの目的を達成出来るのか。そして、パスパルトゥーは故郷の村で旅を終わらせるのか…。
80日という期間は世界一周するのに可能な時間なのか…。

評価

  • 点数:60点/100点
  • オススメ度:★★☆☆☆
  • ストーリー:★★★★★
  • キャスト起用:★☆☆☆☆
  • 映像技術:★☆☆☆☆
  • 演出:★★★★★
  • 設定:★★★★★

作品概要

  • 公開日:2004年11月6日
  • 上映時間:121分
  • ジャンル:アクション
  • 監督:フランク・コラチ
  • キャスト:ジャッキー・チェン、スティーブ・クーガン、ジム・ブロードベント、カレン・モク、ユエン・ブレムナー etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『80デイズ』について、3つ考察・解説します。※ネタバレあり

世界一周

この映画の注目は世界一周する所にウェイトが強い。何も知らずにこの作品に手を出すと世界観がポンポン変わって全く楽しめない可能性あり。小説みたいに世界一周をイメージさせる作業であれば楽しめると思うが、映像化して表現すると案外面白いものではない。国が変われどそこまでの差異を表現するのは難しいし、それに比例して面白さがあがるというわけでは別にないらしい。そんな映画の代表作と言える。

ジャッキー映画

ジャッキー映画というと香港作品とハリウッド作品で評価が割れやすい。香港映画の頃はジャッキーチェンの個性で勝負できたが、やはりハリウッドともなると全体配分なのでジャッキーの個性はどうしても薄くなる。この作品では、さらに存在感が薄い。作品のテーマがデカ過ぎたのかもしれない。

とはいえ、「ラッシュアワー」や「WHO AM I」のように成功作品もあるので、ジャッキーにとっては、自分自身の力を活かしきる作品でなきゃもはや納得がいかないのではと思う。

内容

薄い…。というより、一貫してはいるのだが、結局面白みに欠けるといった所だろう。ジャッキーの記憶に残るようなアクションシーンもほとんどない。ジャッキー・チェン必要?と思えるほどである。

まとめ

世界一周とジャッキーチェンはあまりにも相性が悪すぎたのではないかと思える。別にジャッキー・チェンが世界一周所を観客は観たいわけではなかったみたいだ。結論、ジャッキーチェンの見たい所はアクションなのである。アクションシーンで今まで以上の事はこれまでになかったアクションを期待しているのである。
 とはいえ、ジャッキーもそろそろいい年齢。危険度の高いアクションは心配ではあるが、これからもハラハラするようなアクションに期待したい。世界をまたにかけるのは、インディー・ジョーンズに任せておけばとりあえずはいいと思う。
 まとめの評価として、作品の出来栄えはあまりよろしくない。一回観たらもういいやという感じになる。ジャッキーとは無縁に世界各国を一遍に色々見たい方は観てみるといいのでは?

Amazon 映画『80デイズ』の商品を見てみる