映画『ベイマックス』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

マーベル・コミックの『BIG HERO 6』を原作にしたディズニー・アニメ。東京とサンフランシスコを融合させた都市サンフランソーキョーを舞台に、少年ヒロと介護ロボ・ベイマックスがヒロの兄タダシの死の真相を追う。監督はドン・ホール、製作総指揮は『トイ・ストーリー』のジョン・ラセター

ベイマックス

あらすじ

映画『ベイマックス』のあらすじを紹介します。

13歳にして飛び級で高校を卒業した天才少年ヒロは、大学へ進学せず違法のロボットバトルに明け暮れていた。そんなヒロを見かねた兄タダシが、自らが通う大学の「科学オタクが集まる」ラボを紹介。タダシが研究中の介護ロボ・ベイマックスと、ロボット工学の第一人者ロバート・キャラハン教授と出会い感銘を受けたヒロは大学進学を決意する。入学のために挑んだ研究発表会で「マイクロボット」を用いた集合体を神経トランスミッターでコントロールし、瞬時に物体を変化させる発明を発表し、大成功。利益を追い求める技術会社社長アリステア・クレイからの誘いを退け、キャラハンから入学許可証を手に入れたヒロ。しかし、キャンパスで大規模な火災が発生し、タダシが亡くなってしまう。悲しみにくれる中、ヒロはひょんなことからベイマックスと再会する。

評価

  • 点数:90点/100点
  • オススメ度:★★★★★
  • ストーリー:★★★★★
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★★
  • 演出:★★★★★
  • 設定:★★★★★

作品概要

  • 公開日:2014年12月20日
  • 上映時間:102分
  • ジャンル:SF
  • 監督:ドン・ホール、クリス・ウィリアムズ
  • キャスト:スコット・アツィット、ライアン・ポッター、T・J・ミラー、ジェイミー・チャン、デイモン・ウェイアンズ・Jr. etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

映画『ベイマックス』について、2つ考察・解説します。※ネタバレあり

ディズニーの勢いは止まらない

再び黄金期を迎えているディズニー。『アナと雪の女王』のヒットばかりに目が行きますが、『塔の上のラプンツェル』などの傑作も生み出しています。

日本からの影響が強い映画という点、ベイマックスの愛くるしさからヒットが予想されていた本作はどうだったのかというと、正直、驚きました。広告のような心温まるドラマ、というだけではないということは知っていたものの、想像以上にアクションが目立つ作品でした。そのアクションが、まあ凄いこと。マーベルスタジオが制作しているのかと勘違いしてしまうほどの迫力とケレン味があり、見応え充分です。映像もお見事!ギャグもバシバシ決まり、泣かせる演出も本当に素晴らしかった。今年、本作以上のアニメーションは公開されないでしょうから、絶対に劇場で見るべきです。

実写のような3D映像

かつての3Dは、作り物感がありました。本作の3Dは、まるで実写です。『アナ雪』とは異なり、現代を舞台にしているから、余計に実写のように感じられます。海、霧、雨、濡れた道路、埃など、創作にありがちな過剰演出もなく、非常にリアルです。アカデミー賞で美術賞にノミネートされてしかるべきでしょう。私が驚愕したのは、タダシが亡くなり、悲しみにくれるヒロが階段で佇むシーン。外では雨が降っており、キャラクターの心境を表現しています。その雨に濡れる窓の影が壁に反射しているのですが、これが凄い。実写よりも実写です。細かな部分にも気を抜かず、むしろ、より注意を注いでいる。資金力と技術力って凄いなぁ。日本じゃあ逆立ちしても無理ですよ。話も面白いし……。クールジャパン、負けてますよ。

まとめ

子どもも楽しめる映画を映画館で観る時の楽しみは、子供たちの反応です。どんなシーンで笑い、泣き、声を上げるのかが楽しみでしょうがないんです。一番反応が良かったのは、ベイマックスが工場での戦闘で傷んだ身体をセロハンテープで補強するシーンでした。エンドクレジットでも触れられるくらいですから、相当の自信があるシーンだったんでしょう。ああいうギャグを連発するベイマックスは凄腕ですよ。元々はドラゴンだったベイマックスを、あんなデザインにしてしまったディズニーは素晴らしい。なんといっても、おもちゃを買いたくなるルックスですよ。ベイマックスを主人公にした第二のトイ・ストーリーが生まれること間違いなし。ディズニーランドにもベイマックスが来ることでしょう。どんだけ儲けるつもりなんだ……。

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