『クルーエル・インテンションズ』あらすじとネタバレ映画批評・評価

クルーエル・インテンションズの概要:1999年アメリカ映画(原題Cruel Intensions)。ラクロの「危険な関係」を設定を変えて描いたサスペンスドラマ。

クルーエル・インテンションズ

クルーエル・インテンションズ あらすじ

映画『クルーエル・インテンションズ』のあらすじを紹介します。

両親の再婚で義理の姉と弟になったキャサリン(サラ・ミシェル・ゲラー)とセバスチャン(ライアン・フィリップ)。
キャスリンはゲーム感覚で男女の関係を楽しむ小悪魔、セバスチャンもまたそんな姉に翻弄されながらプレイボーイとして名をはせていた。
プライドが高いキャスリンは振られた男性への腹いせのため、現在の彼女との仲を引き裂いたりと何かと姑息な手を使う女性だった。

そんなあるとき、新学期から赴任してくる校長の娘であるアネット(リース・ウィザー・スプーン)にセバスチャンが近づく。
最初はアネットを落とせるかという姉との賭け事だったが、次第にアネットの純粋さに心を惹かれたセバスチャンは本気で恋に落ちてしまう。
アネットもまた真摯なセバスチャンの熱意に心を奪われ恋に落ちていく。
幸せなはずの二人だったが嫉妬ともゲームともいえる姉は、今までプレイボーイだった人間がそんなに簡単に変わるわけがないとセバスチャンに忠告する。

それを聞いた彼はアネットに別れを告げるが、やはり彼女なしでは生きることができないと気づく。
そこで今まで認めていた女性や姉との関係が書かれた真実の日記をアネットに渡す。
そこには卑劣な姉に頼まれて関係を持った女性たちとの出来事が。

それを読んだアネットはセバスチャンに会いにいくが、姉に仕組まれ用意された男性と口論になる。
そこに仲裁に入るアネットは車にはねられそうになり、セバスチャンは身が変わりとなり死んでしまう。
全ての元凶が姉にあると怒りに満ちたアネットは、セバスチャンの追悼式で彼の日記をコピーし生徒たちにばらすのだった。

クルーエル・インテンションズ 評価

  • 点数:75点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:1999年
  • 上映時間:97分
  • ジャンル:サスペンス
  • 監督:ロジャー・カンブル
  • キャスト:サラ・ミシェル・ゲラー、ライアン・フィリップ、リース・ウィザースプーン、セルマ・ブレア etc…

クルーエル・インテンションズ 批評 ※ネタバレ

映画『クルーエル・インテンションズ』について、4つ批評します。※ネタバレあり

キャストや風景が美しく目を奪われる

この映画の魅力は美しい俳優陣と景色である。
見ていて飽きることは全くない。
特に女性陣が美しくもあり可愛らしくもありで惹かれてしまう。
そして乗馬のシーンやガーデンや町並みなど、細部にこだわった映像が美しくそれだけで映画としては満足である。

このまま恋愛映画として終わって欲しかった

冒頭からラスト10分前までちょっと度の超えた青春恋愛ドラマという雰囲気で、恋愛映画としても非常に楽しむことができる。
まるで少女漫画を読んでいるようなテンポ感で進むので、映画の中にはいって恋愛しているかのような錯覚に陥ってしまうのである。
しかしラストで心を入れ替え、愛する女性と本気でぶつかるがことができたセバスチャンがあっけなく事故死。
原作を知らないで見ると突然の彼の死に衝撃を受けてしまう。
どんな映画なのかと調べてから鑑賞したのだが「サスぺンス」と書いてありどこがサスペンスなのかと思っていたら始まった復讐。
しかし復讐というより仕返しという感じで殺人事件などではない。
ぜひ映画のジャンルをサスペンス一言で片付けるのをやめて頂きたい映画である。

前知識なしで見るには意外と面白い映画

なんの予備知識を入れずにみてもらいたい。
パッケージとキャストから想像するといかにもつまらない恋愛3角関係が生む悲劇のサスペンスが繰り広げられるかのように思いがちだが、実際にはそうではない。
性格や育ちこそねじ曲がっているものの、誰もが経験するような淡い青春ラブストーリーであり描かれているとおり見てもらえればそこそこ楽しめることは間違いない。

ラストのセバスチャンの死があっけなさすぎて酷い

交通事故死は良しとしても、あまりに突然死んでしまう。
これからアネットとよりを戻し、お互いを理解し始めてから姉の嫌がらせがはじまる展開を期待していたのだからなおさらである。
病院で手術を待つでもなくいきなり葬儀というのもびっくりで、全くついていけない状況が残念すぎた。

まとめ

なんといってもこのアイドル映画は、キャストの風貌と内容がマッチしていてとても良かった。プレイボーイでちょっとHな義兄弟を演じるには申し分ない。
良くこれでプレイボーイ役を?と共感を全く得られず思わっていくラブコメディがあるが、この物語はキャストでもっていると言っても過言ではないチョイスなので安心してみることができる。
本当はラストをもっと伸ばして男女の行く末をハラハラしたものに描いて欲しかったのだが、1時間半のスピード感だからこそもっと見たいと思っているのかもしれない。だとしたら成功であるだろう。

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