『エヴァンゲリオン序』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

高い人気を誇る人気アニメーションを再構築し、映画化したシリーズの第一作。第6使徒を撃破するまでのストーリーを描く。総監督・脚本をシリーズの生みの親、庵野秀明が務める。

あらすじ

エヴァンゲリオン序』のあらすじを紹介します。

セカンドインパクトから15年後の世界が舞台。碇シンジは第3新東京市にやってきてすぐにエヴァンゲリオン初号機に乗せられ、第4使徒と戦わされる。歩くことさえままならなかったが、初号機の暴走により使徒を撃破。
シンジは自信の理不尽な運命に苦しめられながらも訓練をこなし、第5使徒との戦いでは先制攻撃をしかけるも失敗、遠くの山までふっとばされてしまう。葛城ミサトの撤退命令に背いて攻撃に転じ、なんとか使徒を撃破するものの、シンジはエヴァンゲリオンに乗ることに対する葛藤がより大きくなり、ミサトの説教に聞く耳を持たぬまま失踪する。連れ戻されたシンジは初号機に乗ることを拒否するが、綾波レイと接する中で少しずつわだかまりが溶けていき、ミサトに第2使徒リリスを見せられ、彼女らの決心を聞かされたことで第6使徒との戦いで初号機に乗る決心をする……。

評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★★
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2007年9月1日
  • 上映時間:98分
  • ジャンル:SF
  • 監督:庵野秀明
  • キャスト:緒方恵美、林原めぐみ、三石琴乃、山口由里子、石田彰 etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『エヴァンゲリオン序』について、2つ考察・解説します。※ネタバレあり

ストーリーテリングの手際が良すぎ

まず最初に断っておきますが、私はTVシリーズを見たことがありません。本作で初めてエヴァを見たという人間です。
そんな私は、本作の異常なほど手際の良いストーリーテリングにとても混乱しました。なぜ連れて来られてばかりのシンジがいきなりエヴァに「乗って当然」という対応を取られるのか、エヴァが暴走したことについて何一つ語られないのはなぜなのか、ヤシマ作戦で1回目の被弾のときに零号機はどこにいたのかなど、わからないことばかり。ただ、おかげで退屈はしませんでした。名台詞が沢山出てきて「あー、これがあのセリフかぁ」という新鮮な気持ちで鑑賞していました。本シリーズはTVシリーズのストーリーを再構築しているとのことなので、所見でも問題なく鑑賞することが出来ます。ただ、ストレスなく見続けるには原作を見ておいたほうがいいですね。私の疑問は、エヴァオタクの人たちにとっては「何言ってんだ」レベルの疑問なんでしょう。ちょっと悔しいです。

TVシリーズからの変更点

私が調べた限り、変更点はかなりあるみたいです。

  • ・TVシリーズ冒頭のテロップがない
  • ・TVシリーズ後半に登場した渚カヲルが登場する
  • ・ミサト達職員がリリスの存在を知っている
  • ・NERVのシンボルマークの変更

庵野秀明がこれまでに監督した作品の経験が生かされているのかと思ったら、全くそんなことがなかったあたり、完全に原点回帰しているのかと思ったら意外と変わっていたんですね。

まとめ

正直、キツかったです。私は新房昭之の文字の演出が大嫌いなのですが、あれはエヴァの影響を受けた演出だったんだなぁというのがわかったのは収穫でした。やってることは世界防衛なはずなのに、びっくりするほど日本語だらけ!それでいいのか、宇宙戦艦ヤマトと同じ過ちを犯しているのではないかと思いましたが、私のような門外漢には何も言えません。
それでもある程度の評価をしているのは、シンジらキャラクターの人物背景がしっかりしていてキャラクターに興味を持てたこと、異常なほど手際の良い演出のおかげで飽きずに最後まで見ることが出来たことが大きいです。物語も面白かったので、疑問点さえ無ければかなり高評価でした。一見さんお断りの映画じゃなくて良かったです。

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