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映画『エヴァンゲリオン新劇場版:序』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『エヴァンゲリオン新劇場版:序』の概要:数多くある日本のアニメ作品の中でも、トップレベルの知名度と人気を誇る『新世紀エヴァンゲリオン』。エヴァンゲリオンに乗り、使徒という未知の生物と戦うことを義務付けられた少年少女たちの葛藤を描く。

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映画『エヴァンゲリオン新劇場版:序』の作品情報

エヴァンゲリオン新劇場版:序

製作年:2007年
上映時間:98分
ジャンル:アニメ、SF、アクション
監督:摩砂雪、鶴巻和哉
キャスト:緒方恵美、林原めぐみ、三石琴乃、山口由里子 etc

映画『エヴァンゲリオン新劇場版:序』の登場人物(キャスト)

碇シンジ(緒方恵美)
父親に呼び出され、エヴァンゲリオン初号機の操縦士を任された少年。エヴァンゲリオンに乗ることへの恐怖と戦っている。
綾波レイ(林原めぐみ)
エヴァンゲリオン零号機の操縦士。感情表現が乏しく、唯一ゲンドウに心を許す。
葛城ミサト(三石琴乃)
NERVの職員で、シンジと共に暮らすようになる。シンジにとって上司であり、姉のような存在。
碇ゲンドウ(立木文彦)
シンジの父親でありNERVの総司令。息子との仲はうまくいっていない。
鈴原トウジ(関智一)
シンジのクラスメイト。シンジの戦いによって妹が怪我を負ったことを根に持っている。

映画『エヴァンゲリオン新劇場版:序』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『エヴァンゲリオン新劇場版:序』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『エヴァンゲリオン新劇場版:序』のあらすじ【起】

現在の地球は、かつての人口が約半数にまで減少するという、人類にとって危機的状況に陥っていた。その原因は、15年前に突如として起きたセカンドインパクトにあった。そのセカンドインパクトという大規模災害の影響で、南極大陸は地図上から姿を消し、何者も生きられない死の海と化したのだった。辛うじて残った東京であったが、東京もその災害の影響を受け、今では常夏の国に変貌していた。

そんな東京に、碇シンジという少年が暮らしていた。シンジは長らく音信不通だった父、碇ゲンドウに呼び出されNERVという施設に向かっていた。そこでシンジは、エヴァンゲリオンという人型兵器の操縦士になるよう父から言い伝えられる。そのエヴァンゲリオンに乗って、現在世界に現れている使徒と呼ばれる謎の生命体と戦えというのだ。

そしてシンジは、第四使徒と戦うことになる。エヴァンゲリオンと感覚を共有しているシンジは、第四使徒に与えられる痛みに恐れ戦く。絶体絶命と思われたシンジであったが、突如シンジの乗る初号機が暴走、圧倒的な力を持って第四使徒を倒してしまうのだった。

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映画『エヴァンゲリオン新劇場版:序』のあらすじ【承】

シンジは世界を救ったヒーローになった…かのように思われた。しかし翌日、シンジは転校した学校で鈴原トウジという男子学生に突然殴られてしまう。実は、トウジの妹は先日のシンジと第四使徒との戦いの際に巻き込まれ、怪我を負っていたのだった。そうした被害者の行き場のない怒りを、シンジは背負うことになるのだった。

しかし、使徒は容赦なく現れる。次に現れた第五使徒を打ち倒すべく、シンジは再び初号機に乗り込んだ。第五使徒は切れ味鋭い触手を用いる強敵で、シンジは苦戦を強いられる。上層部はシンジに対して退避命令を出すものの、シンジはその命令を無視する。そして、ナイフを手に第五使徒に突っ込んでいくのだった。エヴァンゲリオンには稼働限界時間があり、その時間ギリギリで何とかシンジは第五使徒を倒すことに成功する。

しかし、上層部は命令を無視したシンジを問題視。シンジはそのまま行方をくらますが、すぐにNERVの手の者に見つかってしまう。自暴自棄になったシンジは、周りが乗れというのならエヴァに乗るしかないとぼやく。そんなシンジに対して、彼の上司であるミサトは、エヴァに乗るか乗らないか、自分で決めなさいと伝えるのだった。

映画『エヴァンゲリオン新劇場版:序』のあらすじ【転】

実は、シンジのクラスメイトにはもう一人エヴァンゲリオンの操縦士がいた。彼女の名前は綾波レイ、非常に色素の薄い、存在自体が儚げな少女だった。口数も少なく感情表現も乏しい彼女と、自分の殻に閉じこもりがちな面があるシンジは同じエヴァンゲリオン操縦士であるにも関わらず、これまでロクな会話をしたことがなかった。

そんな彼女が唯一笑顔を見せるのが、シンジの父親であるゲンドウと会話をしている時である。その際、レイだけでなくゲンドウも笑みを浮かべており、何とゲンドウはかつてエヴァンゲリオンの実験中に事故に巻き込まれたレイを、自らが傷つくことも厭わず助け出したのだという。

父親との仲がお世辞にも良好とは言えないシンジは、その二人の様子を見て言いようのない気分に陥るのだった。シンジは自分を決して認めようとはしないゲンドウに関して悪口を言い立てる。すると、あの大人しいレイがシンジの頬を叩いたのだった。それは、シンジが初めて見た、レイの感情をあらわにした姿だった。

映画『エヴァンゲリオン新劇場版:序』の結末・ラスト(ネタバレ)

そして、第六使徒が現れる。シンジはいつものように使徒に立ち向かうが、何と使徒の攻撃を胸に受け気を失ってしまう。命に別状はないものの、シンジは恐怖のあまりエヴァンゲリオンに乗ることを拒否するようになるのだった。

そして、第六使徒は、NERV本部を狙っていた。約10時間後には使徒の攻撃がNERVに降り注ぐ。その時、ミサトはシンジに覚悟の話をした。このNERVの地下施設には第二使徒、リリムが保管されていた。そしてこのリリムと他の使徒の攻撃が交わることで、例のセカンドインパクトと同様の現象、サードインパクトが起きるというのだ。そしてNERVの職員は、その事態を防ぐためであれば自らの命を投げ打つ覚悟はいつでもできているという。

その話を聞いたシンジは、再び初号機に乗る決意をする。そしてシンジはレイとコンビを組み、第六使徒に立ち向かう。危ないながらも、何とか第六使徒を倒すことに成功した二人。レイは自分を心配するシンジを見て、今まで感じたことのない感情を抱くのであった。

映画『エヴァンゲリオン新劇場版:序』の感想・評価・レビュー

新劇場版エヴァンゲリオン4部作の初回作品である。基本的な設定はほぼ変更されていないが、各人物のちょっとした性格や、細かい部分などは変更されている。元々アニメ版で見ていた人でも、アニメ版での流れを濃縮したような展開なので、再度見直しの意味を含めて見ると良いかもしれない。もちろんエヴァンゲリオンを初めて見るという人には、アニメ版より敷居が低くなっている印象なので、オススメである。とはいえ、現時点でまだ3部までしか公開されていないので4部の公開はしばらく待つ事になるだろう。(男性 30代)


原作アニメが社会現象になった再放送の時に主人公と同世代だった僕らは、エヴァンゲリオンが好きな人間と死ぬほど好きな人間の二つに分かれた。この作品以来アニメをテレビで鑑賞したことはない私ですら楽しみにしていたのでインパクトの大きい作品である。そのリメイクと聞いて、かつて映画化により熱が冷めたことを思い出して肝を冷やしたが作品と長く離れたせいか非常に楽しめた。元々より随分とすっきりした印象になったがそれが良かったのだろう。ただこれではあの熱狂は生まれない。(男性 30代)


とにかく深い、の一言。作り込まれた細かい作画と綺麗なキャラクターの心理描写、すべてが胸にグッと来る。そしてぜひ次作である『エヴァンゲリオン新劇場版:破』と一緒に見てより深い人間の愚かさに浸ってほしい。

最初は碇シンジの煮え切らない行動に人によってはいら立ちを覚えてしまうかもしれないが、それはこの作品に心を動かされたということである。私はこの作品には、心に干渉するための技法が数多く詰め込まれていると感じる。(男性 20代)


「使徒」とは何か、「エヴァンゲリオン」とは何か、何のために、なぜ彼らが戦うのか。『エヴァンゲリオン』始まりのストーリーです。『エヴァンゲリオン』というあまりにも有名すぎるアニメの存在。使徒という敵、「碇シンジ」「綾波レイ」言ったキャラクターの名前などそれしか知らない人にもしっかりとわかるストーリーになっています。
とにかくものすごく細かいです。細部にまでこだわりすぎて、飲んでいるお酒の銘柄までわかります。アニメを作る人達の技術と努力の賜物です。最高の作品でした。(女性 30代)


にわかには信じ難いが最初のテレビシリーズから四半世紀が経っている長寿シリーズ。ここからは新劇場版として、最初のテレビシリーズで描かれた世界の再構築が行われる。新劇場版の第一弾の「序」はほぼほぼ最初の筋を踏襲、そもそも謎の部分は多々あるとしてもまだ安心して観ていられる。テレビシリーズ前半の総集編的な作品ではあるが大きな山場もあり一本の作品としての破綻はない。ここまでであれば難しい話は抜きにしてもなんとなく楽しめるのではないだろうか。(男性 40代)


テレビシリーズより随分高画質です。そして、全体的な色味が独特ですっかり魅了されました。シンジはかなり過酷な状況に立ち向かわねばなりませんから、躊躇することは自然なことでしょう。シンジの葛藤や、成長する様子をぜひ沢山の人に見てほしいです。テレビシリーズを圧縮したように、サクサクとテンポ良く進行します。ラストのヤシマ作戦まで一瞬のように感じました。シンジ達が、夕闇の第3新東京市を眺めるシーンは胸が熱くなりました。(女性 30代)


エヴァに乗り使徒と戦うストーリーですが、他の敵と戦うアニメや戦隊ヒーローと比較して、戦闘シーンは短く、その前後の心理的な葛藤が濃く描かれている印象を受けました。
急にエヴァに乗って人類を救えなんて言われたら、シンジのように反発したりパニックになるのは普通だと思いますが、シンジのウジウジ具合には少しうんざりしかけるところもありました。ただ、多くの漫画やアニメの主人公のようなハツラツとしたリーダータイプではないシンジがエヴァに乗り、悩み苦しむ姿こそがこの作品の醍醐味のように感じました。(女性 20代)

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