映画『ハードウェア』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「ハードウェア」のネタバレあらすじ結末

 

 

 
ハードウェアの概要:戦争により荒廃してしまった世界。人々は僅かに残された資源を再利用しながら、劣悪な環境の中で暮らしていた。ある日、モーは恋人のためにスカベンジャーからロボットの頭部を購入した。

ハードウェアの作品概要

ハードウェア

公開日:1990年
上映時間:93分
ジャンル:SF
監督:リチャード・スタンリー
キャスト:ステイシー・トラヴィス、ディラン・マクダーモット、ジョン・リンチ、ウィリアム・フットキンス etc

ハードウェアの登場人物(キャスト)

モー(ディラン・マクダーモット)
ジルの恋人。軍隊に入隊していて、時々しか恋人と会えない。楽天的で、世の中の在りようを在るがままに受け入れている。
ジル(ステイシー・トラビス)
廃材を使って作品を作る芸術家。モーから受け取ったプレゼントがきっかけで事件に巻き込まれる。

ハードウェアのネタバレあらすじ

映画『ハードウェア』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

ハードウェアのあらすじ【起】

荒廃した世界。見渡す限り砂漠が続く。ガスマスクを被り、砂塵を防ぐスカベンジャーの頼りはコンパスだけだった。旅人が砂漠を進むと機械の残骸が散乱しているのを見つけた。砂に埋もれた腕がまだ動いている。側を掘り起こすとロボットの顔が見つかった。

文明が崩壊してしまったせいで、壊れた機械から銅線に至るまで、全てが取引材料になりえた。スカベンジャーは砂漠で見つけた部品を売りに町にやってきた。買い取り屋のアルヴィに品物を見せると、その場に居合わせたモーが恋人のジルへのプレゼントとしてロボットの顔を購入した。

ラジオでは遠くで行われている戦争の話。大勢が死んだことが明るく知らされる。それから、テレビでは人口抑制法が施行されたという報道。それと共に立案者が自殺した。

モーは友人のシェードの誘いを受けてニューヨークに向かおうとする。その前に彼は、ジルの家に立ち寄った。ジルは芸術家で、廃材から作品を作り上げている女性だ。モーはジルにプレゼントを渡す。見たこともない造詣のロボットを見て、彼女は喜んだ。

ハードウェアのあらすじ【承】

ある晩、アルヴィが徹夜でモーから買い取ったロボットの腕を検めていると、それがフェアライル電子会社の殺戮兵器マルコ13であることが発覚した。

不吉な視線を感じたジルは夜中に目を覚ます。寝付けなくなってしまったジルはテレビを付けて聞こえる音をBGMに、創作活動を始めた。ロボットの頭部を星条旗模様に塗り替えたり、金属製の部品を切断したり。彼女のベッドで眠っていたモーは騒音に目を覚ます。下階からの苦情も気にも留めず、ジルは創作活動に没頭した。

二人のもとに電話がかかってきた。相手はアルヴィで、大金が手に入るから、マルコ13の頭部を持って来いと話す。アルヴィはマルコ13に関する調査を進めていた。マルコ13は戦時中、政府が大量の投資をして作られた兵器だったが、湿気に弱いという弱点が見つかったため、量産が中止された。しかし、乾燥地帯ではその実力を十分に発揮することができ、自己修復機能や様々な動力充填装置も備えているという。

再び寝入ったジルをおいて出掛けるモー。一方、アパートの外には赤外線装置でジルの部屋を覗く不審人物がいた。電話の音に目を覚ますジル。受話器を取ると、モーを名乗る怪しい人物が彼女に卑猥な言葉を浴びせてきた。ジルは呆れて受話器を置き、煙草を吸った。再び眠りに就くジル。それを見計らったように、マルコ13は動き出し、ジルの部屋にあった部品を吸収し、自身の身体を再生し始めた。

時を同じくして、アルヴィの店でもマルコ13の腕が自律行動を始めた。アルヴィの死角に忍び寄ったマルコ13の腕は内蔵されている毒針を露出させ、彼に突き刺した。アルヴィに呼ばれてやって来たモーが、死体を発見する。店の装置に録音されていた音声とアルヴィが遺した資料から事態を察知したモーは、慌ててジルに電話をかけた。しかし、既に腕を動かせるほどにまで再生していたマルコ13が受話器を握り潰してしまう。モーはシェードに電話をかけた。薬物でトリップ状態になっていたシェードだったが、モーは彼にジルの救出を頼む。

ハードウェアのあらすじ【転】

眠るジルに忍び寄るマルコ13だったが、その直前に彼女は眼を覚ます。間一髪のところでマルコ13の攻撃をかわしたジル。一撃を与え損ねたマルコ13は彼女の前から姿を消した。ジルは部屋から脱出するため玄関に向った。ドアを開けるとそこにはモーを名乗った変質者がいた。変質者はジルの家に入り込むと、親切な振りをして彼女の警戒を解こうとした。その場から立ち去りたいジルだが、ドアが緊急ロックされ開かない。徐々に本性を露わにする変質者だが、潜んでいたマルコ13に襲われ、殺されてしまう。マルコ13の動きから、熱感知で物を見ていることに気付いたジルは冷蔵庫の中に潜んだ。そこにシェードがやって来る。外から聞こえる声に気を取られたマルコ13の一瞬の隙を突き、工具を使って反撃に出る。マルコ13の上半身と下半身を両断して、キッチンのガスを充満させたジルは火の付いたライターを放る。モーも駆け付けてきたが、彼女は一人でマルコ13を打ち倒した。荒らされた部屋を茫然と歩きながら、ジルは呼び鈴に気付いた。今度こそ本物のモーだった。彼女がドアを開けるとモーとシェードが警備員を引き連れ、銃を構えて待ち構えていた。驚いて倒れ込むジル。その背後には最期の力を振り絞って彼女を殺そうとするマルコ13の姿があった。マルコ13に向って一斉射撃をするモーたち。窓から落ちていくマルコ13を見て、今度こそ安全を取り戻したと誰もが確信していた。

ハードウェアのあらすじ【結】

しかし、マルコ13はまだ生きていた。幾ら倒してもマルコ13は何度も立ち上がってくる。ジルは下階に突き落とされ、モーも足に毒針を突き刺されてしまった。モーの身体には毒が回り、自己再生を始めたマルコ13を前にして気を失ってしまった。

下階で気を失っていたジルは目を覚ました。マルコ13と共に上階に取り残されたモーを助けるため、仲間の制止を振り切り、部屋に戻る。しかし、モーは既に息絶えていた。マルコ13はアパートの警備システムを吸収していた。ジルは警備システムの入力装置を介してマルコ13に取引を持ちかける。だが、マルコ13は支離滅裂な言葉を繰り返す。ジルはシャワー室にマルコ13を誘き寄せた。そこにシェードが駆け付けてきて、モーの死体が握っていた銃を使ってマルコ13の頭を撃ち抜いた。怯んだマルコ13にジルはシャワーを浴びせた。回路がショートしたマルコ13は遂に機能を停止した。

ラジオからは政府がマルコ13の量産を正式に許可したというニュースが流れていた。そのおかげで、組み立て工場で800人もの人が職につける。自分たちが作っているものが何なのかも解らずに、職のない人は工場に集まった。
 
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