映画『ハンガー・ゲーム2』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

2012年に公開された「ハンガーゲーム」の続編、2013年に公開されたアクション映画「ハンガーゲーム2」。監督は前作のゲイリー・ロスからフランシス・ローレンに変わったが、主要キャストは前作から引き継がれた。

あらすじ

映画『ハンガー・ゲーム2』のあらすじを紹介します。

前作「ハンガーゲーム」で、第12地区の運命の恋人たちとして、異例の2人同時優勝を果たしたカットニスとピータ。
しかし、肝心のカットニスは、ゲームのトラウマで悪夢にうなされる日々。

そんな中、優勝記念の凱旋パレードが行われるが、政府の横暴な行動を目撃してしまうカットニスとピータ。

やがて、歴代の優勝者をプレイヤーとした記念ゲームが開催されることになる。
前回のゲームで使ったトリックやピータとの偽りの恋がばれてしまったカットニスは、大統領に「危険人物」として命を狙われていたのだった。

ヘイミッチもかつての優勝者だったが、ピータが代わりとなり、カットニスとピータは再びゲームの舞台へと赴く。

かつての優勝者たちは、再びゲームに参加させられる事に不満を持っていたが、ゲームは始まってしまう。

数人のプレイヤーと同盟を組むカットニスとピータだが、同盟を組んでいないプレイヤーが助けに入る事に疑問を持つカットニス。
極限状態に置かれたカットニスは、ゲーム場内の綻びに向かって弓矢を放つが、そのまま意識を失ってしまう。

気がつくと、そこはヘリの中で、ヘイミッチ、フィニック、ビーティー、そしてヘブンズビーがいた。
彼らはカットニスを中心とした革命を計画しており、実はプレイヤーの半数も協力者だったのだ。
だが、ピータともう一人の協力者が、政府に捕らわれてしまう。

第12地区が破壊される中、故郷に残してきた恋人や家族を救出したカットニスたちは、かつて核兵器によって滅ぼされた第13地区へと向かうのだった。

・・・続編に続く。

評価

  • 点数:65点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★★★
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2013年12月27日
  • 上映時間:147分
  • ジャンル:SF、アクション
  • 監督:フランシス・ローレンス
  • キャスト:ジェニファー・ローレンス、ジョシュ・ハッチャーソン、リアム・ヘムズワース、ウッディ・ハレルソン、エリザベス・バンクス etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

映画『ハンガー・ゲーム2』について、2つ考察・解説します。※ネタバレあり

マネシカケスの意味

マネシカケスの意味は、辞書で引いても出てきません。
ですが、カットニスは「マネシカケスの少女」と呼ばれることが何度かありますし、ウエディングドレスが燃えて、マネシカケスのドレスに変わるシーンがあります。
司会者に「鳥なのか?」と尋ねられた、カットニス自身の口からも、「これはマネシカケスなのよ」と語られています。

また、カットニスの幸運のブローチは、鳥をモチーフにしたもので、劇中で反乱を起こしている人々は、カットニスのブローチのような絵の旗を掲げています。
おそらく、空想上の動物を使うことで、フィクションという感覚を増やそうとしたのでしょう。

次の作品へ続くもの、反乱を起こす人々のシンボルマークとして、マネシカケスは使われていくと思われます。

また、「炎の少女」とも呼ばれるカットニスですが、出身の第12地区が鉱山で生計を立てているので、前作で炎を使った衣装を、多用したためについたニックネームです。
「マネシカケスの少女」と「炎の少女」両方使いつつ、マネシカケスに重点を置いていくのは、1984年のスティーヴン・キング原作の映画「炎の少女チャーリー」に配慮したものと思われます。

本当の敵とは

「競技場に出たら、本当の敵を思い出せ」ヘイミッチの言葉です。
これは、カットニスに弓矢を向けられたフィニックも言っています。

ヘイミッチがエフィーからもらったはずのブレスレットを、フィニックが付けていたのは、評判のよくないフィニックをカットニスに信用させるための、ヘイミッチの苦肉の策でしょう。
なぜなら、カットニスは特にスノーに監視されているような状態で、監視カメラや盗聴などの危険があったからと思われます。

また、カットニスと共に行動していたピータも、伝えられていなかった可能性が高いと思われます。
なので、追跡装置を外す危険な行動をする際、別行動を余儀なくされたのでしょう。

そして、本当の敵とは政府、つまりスノーであり、プレイヤーには仲間もいるという意味をこめての言葉であると、考える事ができます。

まとめ

前作は、アクション満載のクールなヒロインの物語でした。
ですが今作は、カットニスを中心とした革命の序章が描かれていて、ゲームまでの前置きが長く、アクションは少なめ。
前作のようなアクション映画を期待するとがっかりします。

ですが、目の前で女性プレイヤーがドレスを脱いだ時の、嬉しそうなヘイミッチとピータに反し、カットニスの困ったような、微妙な表情には笑えます。
ラストシーンの、強い決意を秘めた表情には、引き込まれます。

そして、前作で13の地区が反乱と言いつつ、第12地区までしか出ないのは、第13地区が滅んでいるからだと判明し、すっきりしました。

ヘイミッチの想像以上にだらしない生活面、エフィーの意外な優しさが垣間見えたり、変わることのないシナの心使いなど。
アクションよりも、心の動きに力を入れた作品に仕上がっているのではないでしょうか?
続編も決まっており、カットニスの心がピータに傾くことがあるかも、見守りたくなります。

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