映画『インベージョン(2007)』あらすじネタバレ結末と感想

インベージョン(2007)の概要:『インベージョン(2007)』は、スペースシャトルが墜落した事件をきっかけに、未知のウイルスが世界中に蔓延して混乱を招く中、主人公キャロルが息子を守るため、そして解決のために奮闘するSF・サスペンス。

インベージョン あらすじネタバレ

インベージョン
映画『インベージョン(2007)』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

インベージョン あらすじ【起・承】

ある日、スペースシャトルが墜落する事件が起こる。墜落した破片には、未知のウイルスが付着しており、現場に居合わせたタッカーは誤ってそれに触れてしまう。何事もなく帰宅したタッカーだったが、眠っている間に妙な変化が起こる。

一方、タッカーの元妻で精神科医のキャロルは息子のオリバーと二人で暮らしていた。連絡を取っていなかった元夫のタッカーから突然オリバーに会いたいという連絡があり、キャロルは少々疑問に思う。
その頃、キャロルは患者から「夫が別人のようになってしまった」という話を聞く。半信半疑で、新しい薬を処方して帰すが、他にもおかしなことが周辺で起こるようになっていた。
ハロウィンパーティで、オリバーの友人が突然犬に襲われる。その友人と遊んでいる際、オリバーの皮膚に妙な膜のようなものが付着しているのを見つける。

友人のベンに相談し、謎の膜のようなものを分析してもらうことにした。
オリバーをタッカーに預け、ベンとパーティに出かけた後帰宅すると、夜中にも関わらずキャロルの自宅に国税調査員が訪ねてくる。無理やり家に入ろうとする様子に恐怖し、寸でのところで追い返すが、どうやら街のあちこちでおかしなことが起こっていると気づく。

ベンの友人スティーブンが妙な膜を分析し、その結果が出た。それは皮膚で、人間が眠っている時に変化が起こるということが分かった。
世界各地で広がっているが、アメリカではなぜか新型インフルエンザとされている。
未知のウイルスではあるが、感染して眠っても変化のない人間がいることがわかる。それはキャロルの患者で、過去の病気によって免疫があることがわかる。これを利用すればワクチンを作ることができる。

インベージョン あらすじ【転・結】

原因が分かった時、キャロルとベンの友人から泊まっている知人の様子がおかしいと連絡が入る。すぐにそこへ向かった一行は、変化の様子を目の当たりにする。
タッカーの様子も変だったことを思い出し、キャロルはすぐにオリバーを連れ戻しに行くが、そこにオリバーはいなかった。家の中に閉じ込められたキャロルは、別人のようになったタッカーが吐き出した粘液を顔に浴び、ウイルスに感染してしまう。
眠ったら最後、自分もウイルスに乗っ取られてしまうが、急いでオリバーを探しに向かう。

オリバーはタッカーの母宅にいることが分かった。そこに向かうには電車に乗らなければならないが、公共の施設は全て危険。ウイルスに感染して完全に身体を乗っ取られた人間は無表情なので、キャロルも心を落ち着けて無表情に徹した。

オリバーは昔かかった病気で免疫があり、眠っても変化していなかった。二人はベンと合流するために食料品店に隠れるが、なかなかベンは現れない。キャロルは眠らないようにするために興奮剤を打ち、万が一の時のためにオリバーに注射を打つよう頼む。
途中眠りかけることもあったが、なんとか変化せずに耐えていた。そこにようやくベンが現れるが、彼は既に感染した後だった。ベンから逃れるために足を打ち、オリバーと二人車で逃走していると、スティーブンから連絡が入る。

街中の人間から追われながらも、二人はスティーブンが乗るヘリに助けられて逃げ延びる。
スティーブンらの研究者によってワクチンが作られ、事態は次第に収束していった。

インベージョン 評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2007年
  • 上映時間:96分
  • ジャンル:SF、アクション、サスペンス
  • 監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル
  • キャスト:ニコール・キッドマン、ダニエル・クレイグ、ジェレミー・ノーサム、ジャクソン・ボンド etc

インベージョン 批評・レビュー

映画『インベージョン(2007)』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

まるで『バイオハザード』のよう

謎の宇宙生命体に人体を乗っ取られ、それが世界中に広まっていくというストーリーなのだが、変化する様子とか群衆が襲ってくる様子とか、まるで『バイオハザード』のようで、SFというかゾンビホラーのようだった。
原作の『盗まれた街』は規模がもっと小さく、家族や恋人など身の回りの人間が変だということに気付き、徐々に「別人」であるとわかるというジワジワした怖さがある作品のようだが、この映画ではコンパクトにするためか規模が大きいためか、「変だ」と気付く過程が蔑ろにされているような気がする。感染した人間をゾンビのように描き、そっちのインパクトの方が重視されているように思える。

まとめがお粗末

最後、スティーブンによって救出された後、だいたい一年後くらいだったと思うがすぐに世界が落ち着きを取り戻す様が描かれる。しょうがない気もするが、そこに至るまでをもう少し詳細に見せてほしかった。
また、作中の中盤までは、キャロルは自分に好意があるベンに対して「親友のベンを失いたくない」と言って拒んでいたのに、ラストではどうやら結婚している。この辺も、終わり良ければすべて良し、ハッピーエンドだから文句ないだろ?という適当な考えがミエミエで残念だった。最後までベンが戦っていたというならわかるが、感染してフェードアウトしてこれはない。ベンを演じているのはダニエル・クレイグ。今ではジェームズ・ボンドの印象が強くてかっこいいので、きっとこの作品でもこの人が何とかしてくれるんだろうと期待していたら、感染した挙句撃たれて倒れたので、ちょっと笑ってしまった。

インベージョン 感想まとめ

原作『盗まれた街』の映像化としては、今作は四作目らしい。そのせいかかなりストーリーや設定が改変されているようだが、ストーリーは面白かった。
ニコール・キッドマン演じるキャロルとダニエル・クレイグ演じるベンがいいコンビで最後まで戦うのかと思ったが期待外れに終わった。その代わり、息子のオリバーがかなり良かったと思う。可愛いし演技はうまいし、後半に入ってからは特にキャロルとオリバー親子のコンビが見どころだと思う。

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