『愛を殺さないで』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

ブルース・ウィリス、デミ・ムーア夫妻が共演したことが話題となったサスペンス。デミ・ムーアは制作にも携わっている。監督は『モダーンズ』のアラン・ルドルフ、脚本はウィリアム・ライリー、クロード・カービン。

あらすじ

愛を殺さないで』のあらすじを紹介します。

シンシア・ケロッグ(デミ・ムーア)は、ある殺人事件の重要参考人としての取り調べを受けようとしていた。彼女の親友ジョイス(グレン・ヘドリー)はヤク中でろくでなしの夫ジェームス(ブルース・ウィリス)との言い争いが絶えず、精神的に参っていた。

ある日、シンシアとジョイスがカーニバルで憂さ晴らしを計画するも、ジェームスは強引についてきた。シンシアが目を離している隙にジェームスを殺害したジョイス。死体を捨て、事件を隠蔽しようとするも、シンシアが夫アーサー(ジョン・バンコウ)に事を話してしまい、アーサーはシンシアをなじりながら警察に事件を伏せるよう命じた。

死体が発見され、なんとか切り抜けた2人だったが、シンシアがアーサーに事件を伝えたことにジョイスは激怒してしまう。

評価

  • 点数:10点/100点
  • オススメ度:★☆☆☆☆
  • ストーリー:★★☆☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★☆☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:1991年
  • 上映時間:102分
  • ジャンル:サスペンス
  • 監督:アラン・ルドルフ
  • キャスト:デミ・ムーア、グレン・ヘドリー、ブルース・ウィリス、ジョン・パンコウ、ハーベイ・カイテル etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『愛を殺さないで』について、2つ考察・解説します。※ネタバレあり

何なんだこれは

この映画は一体何を伝えたのか、さっぱりわかりません。サスペンス?どこがだよ!サスペンス要素にシンシアは一切絡んでいないじゃないか!警察やジョイスが勝手に動いているだけで、シンシアはまるで置物。夫に事件を話してしまう理由も、話してしまったことで生じる面白みもない。脚本家は大丈夫か?そして、こんな映画をノリノリで制作したデミ・ムーア大丈夫か?せっかく夫がクソ野郎を演じてくれているのに、ただ単に嫌なやつとしか演出されていないから奴が死んでも何の感情もわかないよ。一体何を目的にした映画なのか全く分からないくてイライラします。

全ての元凶は監督か

監督のアラン・ルドルフは「ある意味」巨匠らしい。どんな刺激的なサスペンスも退屈なメロドラマに変貌させてしまう天才らしいんです。フィルモグラフィにヒット作はなく、ロバート・アルトマンの助監督を務めていた時に作り上げたコネで映画を撮り続けた産業廃棄物製造機とのこと。そんな人がダメ脚本で映画を撮ったらこうなってしまったということなんですね。なぜデミ・ムーアはこの人の映画に乗り気だったんだ……?

まとめ

つまらない映画を観ている時に全身に重くのしかかる「逃げたい」という感情のほうが、本作よりもよっぽどサスペンスでした。一度見始めたからには最後まで観たい。でも退屈でしょうがないのだ!……ドラマですね。本作には無いドラマが、観客の心のなかにはありました。恐ろしい。近未来的映画と言えるでしょう。ひょっとしたら、「隙な夢を見ることが出来る機械」というのは、本作のような駄作を突き詰めた先にあるのかもしれません。星新一も思いつかないような、奇想天外な未来が我々を待っているかもしれません。

いやぁ、つまらなかった。みなさん、コネは大切ですよ。コネさえあれば、何本もの駄作を作っても業界にとどまることが出来るのです。天才に気に入られるという才能は、映画を作る才能よりも大事かも。
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