『ナショナル・トレジャー』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

2004年のアメリカ映画、日本では2005年に公開。先祖が受け継いだ秘密を手掛かりにアメリカ独立宣言書に隠された宝を捜し出す。監督は「魔法使いの弟子」のジョン・タートルトーブ、出演はニコラス・ケイジ。

あらすじ

ナショナル・トレジャー』のあらすじを紹介します。

チャールズ・キャロルは独立宣言書に署名をした最後の生き残りで秘密結社フリーメイソンのメンバーだった。1832年死期が近い事を悟った彼は夜中ホワイトハウスへと馬車を走らせたのだがあいにく大統領は留守だった、そこでチャールズは自分の秘密を信頼する人物に打ち明けた。

その話を興味深そうに聞き入る少年は祖父にどんな秘密かと尋ねると“人の想像を超えた宝物だ”とささやくように教えてくれた。暴君・ファラオ・皇帝・武将たちがこの宝を争い手にした、その間に宝は増え続けたのだがある時その宝は消えてしまった。再び見つかったのは1000年以上後の事、発見したのは第一次十字軍の騎士たちだった。ソロモン神殿から宝を持ち帰った彼らは自らをテンプル騎士団と名乗り自由な石工(フリーメイソン)を作って欧州からアメリカヘ渡ったが、独立戦争がはじまると宝は再び姿を消してしまった。

宝がイギリスの手に渡らないように隠されたのだが時が流れるうちに忘れられていき、唯一残った手掛かりがトーマス・ゲイツという人物に秘密として渡された“秘密はシャーロットと眠る”という紙だけだったのだ。そのゲイツ家は代々その秘密を追ってきたが誰も見つける事ができなかった。その少年は祖父にフリーメイソンとゲイツ家の義務に生きるか?と尋ねられて迷いなくひざまずいて祖父に誓う。それから時が経ちかつての少年ベン・ゲイツは北極圏北部で一面氷の世から昔の船を捜し出そうとしていた。

評価

  • 点数:55点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2005年3月19日
  • 上映時間:131分
  • ジャンル:アクション
  • 監督:ジョン・タートルトーブ
  • キャスト:ニコラス・ケイジ、ダイアン・クルーガー、ハーベイ・カイテル、ジョン・ボイト、ショーン・ビーン etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『ナショナル・トレジャー』について、2つ考察・解説します。※ネタバレあり

ベンジャミン・フランクリン

この物語でとても重要な役割をするベンジャミン・フランクリンは凧を使った実験で雷が電気だということを証明したことで有名な方です。フランクリンは数々の発明をしていてそのノウハウを使って独立宣言書の裏に巧妙に宝の場所を記しています。さらに100ドル紙幣に描かれた独立記念館は彼の友人が描いたもの、サマータイムの提唱、接眼鏡を使った2重3重の謎などが出てきてベンたちはそれに振り回されてばかりです。フランクリンがそれを見ていたとしたらしてやったりと得意顔になっていただろうなあと思います。

宝の場所を見つけるための謎解きの楽しさ

独立宣言書の裏面には何も書かれていなかったのですが科学変化を利用して“オッテンドルフの暗号”を発見してサイレンス・ドゥーグッドの書簡と照らし合わせて独立記念館の2時22分ということまで導き出します。(このサイレンス・ドゥーグッドというのはフランクリンのペンネーム)独立記念館で接眼鏡を見つけて宣言書の裏に“ここの壁にあり”と書かれているのを発見します。これ以降はあまり理解ができなかったのですが“ヒア・アット・ザ・ウォール”のHereのつづりがHeereだったことが決め手になります。ウォール街のウォールは対英軍用の防壁でその正門はヒア(Heere)通りにあり今はブロードウェイに改名されているためウォール街とブロードウェイ通りが交わる場所に宝があったというものです。さあこれで分かった!と思いきやこのあとも二転三転するので最後までハラハラしながら観る事ができます。

まとめ

テンプル騎士団やフリーメイソンと今や陰謀といえばこの組織が必ず名前が出てくるので最初はまたかという感じが否めなかったのですが、ベンジャミン・フランクリンという人物が仕掛けた数々の謎に挑むという設定がとても楽しかったです。この騒動に巻き込まれたアビゲイルも最初は独立宣言書を無事に取り戻すことしか考えていなかったのですが、ベンの話を聞くうちに興味が出てきて共に行動するようになります。このお話の登場人物に共通していえることは好奇心旺盛だということだと思いました。

主役のベン・ゲイツは6代にわたって宝を探し続けていてその筋ではゲイツ家といえば変人だとかあまりよく思われていないなど不遇にあるようです。それでもゲイツ家の人々は宝を探し続けて来た・・・あれ、どこかでこういう話を聞いたことがあるような気がします、確か某海賊漫画に栗のような頭の男が同じ事をしていたような。不遇のうちにあってもロマンを追い続ける生き方もあるんだなと思いつつ観ていました。

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