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映画『ナショナル・トレジャー』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ナショナル・トレジャー』の概要:1997年から映画化の話が出ていた名作が、ニコラス・ケイジなどの豪華俳優陣を揃えとうとうスクリーン上に!瞬く間に大ヒット作となり、続編、『ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記』が制作された。

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映画『ナショナル・トレジャー』の作品情報

ナショナル・トレジャー

製作年:2004年
上映時間:131分
ジャンル:アドベンチャー、サスペンス
監督:ジョン・タートルトーブ
キャスト:ニコラス・ケイジ、ダイアン・クルーガー、ハーヴェイ・カイテル、ジョン・ヴォイト etc

映画『ナショナル・トレジャー』の登場人物(キャスト)

ベン・ゲイツ(ニコラス・ケイジ)
トレジャーハンター。幼い頃祖父から聞いた秘宝を、長年探し求めている。
ライリー・プール(ジャスティン・バーサ)
ベンの仲間。ベン達と比べると歴史に関する知識が浅く、度々馬鹿にされる。ムードメイカー。
イアン・ハウ(ショーン・ビーン)
かつてベンの仲間だったが、ベンと敵対、彼を殺そうとする。秘宝を探している。
アビゲイル・チェイス(ダイアン・クルーガー)
公文書館に勤めている女性。好奇心旺盛で、ベンらと共に秘宝を追うようになる。
パトリック・ゲイツ(ジョン・ヴォイト)
ベンの父親。以前はトレジャーハンターをしていたが、足を洗っている。息子との仲はあまりよくない。
ジョン・ゲイツ(クリストファー・プラマー)
ベンの祖父。ベンに秘宝の存在を明かした張本人。長年秘宝に関する秘密を守り続けていた。

映画『ナショナル・トレジャー』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ナショナル・トレジャー』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ナショナル・トレジャー』のあらすじ【起】

時代は遡り、1974年のアメリカ。ワシントンDCに、ベン・ゲイツという一人の少年が暮らしていた。ベンは非常に好奇心旺盛な子供で、ある日自宅の屋根裏部屋を散策していた。すると、ベンはとある年代物の書籍を発見したのだった。ベンはそれを手に、祖父、ジョン・ゲイツの元へ向かう。すると、ジョンはベンにとある歴史について語り出すのだった。

それは、1832年のことだった。チャールズ・キャロルという人物が、自らの死期を悟り、ホワイトハウスへと向かっていた。彼は、秘密結社フリーメイソンの一員で、とある秘宝について話をするためその場所に向かっていたのである。チャールズは、信頼に足る人物に、その秘密について打ち明けた。そんな人物とはトーマス・ゲイツ。ベンの先祖にあたる人物である。

1000年前にその宝を見つけた者達は、自らをテンプル騎士団と名乗り、フリーメイソンを立ち上げ代々宝を守ってきたという。しかし、アメリカ独立戦争の頃、宝は再び行方をくらましてしまう。失われた宝のたった一つの手がかりは、トーマスがチャーチルから聞いた、『秘密はシャーロットと眠る』という言い伝えのみ。

そして、成長したベンは宝探しに没頭していた。ベンは、北極圏に眠るシャーロット号という船を発見する。そして、船の中に、ある用紙が隠されたパイプを発見した。その用紙の暗号を読み解くと、アメリカにとって歴史的価値を持つ、独立宣言書という文字が現れたのである。

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映画『ナショナル・トレジャー』のあらすじ【承】

ベンと共に宝探しをしていたイアンは、迷うことなくその宝を盗もうと提案する。しかし、流石のベンもそれには抵抗を示す。すると、怒ったイアンが、ベンを殺そうとするのだった。燃え盛る船の中、ベンは仲間のライリーと共に命辛々逃げ出した。しかし、イアンが独立宣言書を狙っているのは明らかである。アメリカに戻ったベンは、FBIやNASAに、独立宣言書が危ないことを伝えるが、誰も彼のことを信じようとはしない。ベンは、独立宣言書が保管されている公文書館にも向かうが、職員であるアビゲイルもベンの話を聞き流すのだった。

困り果てたベンは、とんでもない考えに至ってしまう。イアンに独立宣言書を盗まれ、歴史的重要物を破壊されるよりは、自分で盗んでしまおうと考えたのだ。ライリーはそんなベンを止めるが、自分が独立宣言書を守らなければ、と考えているベンは止まらない。

公文書館では、近々創立70周年パーティが開かれることとなっており、人の出入りが多いその日を狙って、作戦を実行しようと考えた。ベンはライリーの協力のもと、アビゲイルを利用して独立宣言書が保管されている部屋に忍び込む。そして、見事偽物とすり替えてみせたのだった。

映画『ナショナル・トレジャー』のあらすじ【転】

しかし、イアン達もまた、独立宣言書を手に入れるため会場を訪れていた。そして、イアン達の襲撃のせいで、警察やFBIに気づかれ、ベンにも危険が迫ってしまう。なんとかその場を切り抜けたベンだったが、ベンに騙される結果となったアビゲイルは、ベンのことを疑っていた。ベンの自宅にも捜査の手は伸びるか、ベンが直前に独立宣言書が盗まれると訴えていたこともあり、黒幕は他にいる、と捜査官のピーターは考えていた。

一方、ベンは父親であるパトリックのもとに身を寄せていた。ベンとパトリックの仲は良好とは言えず、息子が独立宣言書を盗んだと知ると、パトリックはベンを激しく非難する。しかし、秘宝のことを知ると、パトリックも内心、好奇心を抑えきれずにいた。パトリックもまた、かつてはトレジャーハントをしていたのである。

ベンのことを追ってきたアビゲイルも、すっかり宝探しに夢中になっていた。彼らはそれぞれの知識を持ち寄ると、独立宣言書の裏面に暗号が隠されていることをつきとめる。その暗号が示す、フランクリン博物館に向かった一行は、現地の子供の協力のもと、宝に繋がる手がかりを手に入れるのだった。

映画『ナショナル・トレジャー』の結末・ラスト(ネタバレ)

そして、ベン達は次なる場所、自由の鐘の時計台へと向かう。その時計台で、ベンは接眼鏡を見つけるのだった。しかし、そんなベン達を追っている者がいた。イアンである。イアンは、ベン達が宝を見つけたところを横取りしようと、彼らをずっと追っていたのだった。イアンの追跡に気づいたベン達は、イアンを巻くために分かれて行動をとることになる。しかし、ライリーはイアンに、ベンはFBIに捕まってしまうのだった。

宝へたどり着くためにベンの力が必要であるイアンは、FBIに接触を図る。そして、妨害電波を流し、ベンを奪還することに成功するのだった。イアンはパトリックを人質にとっており、ベンはイアンの言うことを聞く他ない。そして、一行は秘密へと続く最後の冒険に出るのだった。

彼らは、トリニティ教会の下に隠された秘密の通路を発見する。そして、通路を辿ると、一つの部屋に出るのだった。しかし、その部屋は空洞で、ベンは宝がすでに持ち去られてしまったのだと指摘する。納得しないイアンは、彼らを置き去りに、一人どこかへ消えてしまうのだった。

しかし、これはベンによる芝居だった。ベンは、宝は別の場所にあると考えていたのだ。シャーロット号で見つけたパイプを壁の穴にはめると、そこにもう一つの出口が現れた。そして、そこには見たこともない金銀財宝が眠っていた。その後、ピーターの協力のもと、イアンに全ての罰がなすりつけられ、彼はFBIに逮捕される。ベン達は見つけた宝の殆どを寄付し、譲り受けた1%の財宝で、優雅な日々を過ごすのだった。

映画『ナショナル・トレジャー』の感想・評価・レビュー

秘密結社フリーメイソンが関与する財宝を、ニコラスケイジ扮するベンゲイツが辿っていくストーリー。トレジャーハンターを生業とするゲイツ家の祖父ジョンゲイツが守ってきた財宝の秘密をベンに打ち明ける所から始まるのだが、謎解きのクオリティが非常に高く、かつそれを紐解いていくベンにいちいち関心させられてしまう。こういった秘密結社絡みのものは最終的に拍子抜けなパターンが多いのだが、この作品はしっかりと財宝まで明かされるのでとてもスッキリする。(男性 30代)


ニコラス・ケイジ主演のアドベンチャー映画。歴史の陰に隠された秘宝とその陰謀に挑むトレジャーハンターの姿を描く。

「インディ・ジョーンズ」シリーズを彷彿とさせる冒険や探索も見どころだが、史実の謎を巧妙に利用した設定、演出がストーリーに深みを持たせている点がすばらしい作品。
主人公・ベンの知識のみならず機器に瀕したときに機転を利かせて切り抜けていく姿がクール。(男性 20代)


ストーリー展開やテンポも良く謎解きも面白い&もちろんハラハラドキドキするが、ディズニー映画なので無駄な死や悲しみが無く安心して見られ家族で楽しめる。雰囲気としては『ダヴィンチ・コード』を子供向けにして宝探しをメインにした感じ。完璧な美しさのダイアン・クルーガー、欲を言えば主人公がニコラス・ケイジよりも、もう少し若めのイケメン俳優が良かったかも…。独立宣言書にフリーメーソン、テンプル騎士団の秘宝これを聞いただけでもワクワクする夢やロマンが詰まった映画。(女性 30代)


「頭がいい人って好き」主人公ベンの相棒、ライリーが思わず呟くセリフです。理屈っぽくて頑固なベン。でもそんなこと気にならないほど、沢山の知識を持っていて本当に頭がいい。観ていて爽快で、気持ちよくなりました。ただ謎を解くだけでなく、そこに辿り着くまでのヒントや仕掛けが丁寧に、とても緻密に描かれているので、大人も子供も一緒になって楽しめる作品です。
続編『ナショナル・トレジャー2 リンカーン暗殺者の日記』にも期待が膨らみ、続けて観たくなりました。(女性 30代)


近代版のインディ・ジョーンズという雰囲気の映画です。ベンの仲間のライリーがパソコンを駆使しているところが近代的です。
アメリカの歴史をきちんと勉強していればすごく楽しい映画なんだと思います。あまり知らないと、「なんか聞いたことのある名前が出てきた……」という感じです。ハラハラするシーンや銃撃戦のシーンもあり、知識が少なくても普通に楽しめます。残酷なシーンもほとんどありません。最後に宝を見つけるところまで描かれているのが夢があります。(女性 30代)

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次作 ナショナル・トレジャー2 リンカーン暗殺者の日記

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みんなの感想・レビュー

  1. 匿名 より:

    ①ベンジャミン・フランクリン

    この物語でとても重要な役割をするベンジャミン・フランクリンは凧を使った実験で雷が電気だということを証明したことで有名な方です。フランクリンは数々の発明をしていてそのノウハウを使って独立宣言書の裏に巧妙に宝の場所を記しています。さらに100ドル紙幣に描かれた独立記念館は彼の友人が描いたもの、サマータイムの提唱、接眼鏡を使った2重3重の謎などが出てきてベンたちはそれに振り回されてばかりです。フランクリンがそれを見ていたとしたらしてやったりと得意顔になっていただろうなあと思います。

    ②宝の場所を見つけるための謎解きの楽しさ

    独立宣言書の裏面には何も書かれていなかったのですが科学変化を利用して“オッテンドルフの暗号”を発見してサイレンス・ドゥーグッドの書簡と照らし合わせて独立記念館の2時22分ということまで導き出します。(このサイレンス・ドゥーグッドというのはフランクリンのペンネーム)独立記念館で接眼鏡を見つけて宣言書の裏に“ここの壁にあり”と書かれているのを発見します。これ以降はあまり理解ができなかったのですが“ヒア・アット・ザ・ウォール”のHereのつづりがHeereだったことが決め手になります。ウォール街のウォールは対英軍用の防壁でその正門はヒア(Heere)通りにあり今はブロードウェイに改名されているためウォール街とブロードウェイ通りが交わる場所に宝があったというものです。さあこれで分かった!と思いきやこのあとも二転三転するので最後までハラハラしながら観る事ができます。

  2. 匿名 より:

    テンプル騎士団やフリーメイソンと今や陰謀といえばこの組織が必ず名前が出てくるので最初はまたかという感じが否めなかったのですが、ベンジャミン・フランクリンという人物が仕掛けた数々の謎に挑むという設定がとても楽しかったです。この騒動に巻き込まれたアビゲイルも最初は独立宣言書を無事に取り戻すことしか考えていなかったのですが、ベンの話を聞くうちに興味が出てきて共に行動するようになります。このお話の登場人物に共通していえることは好奇心旺盛だということだと思いました。

    主役のベン・ゲイツは6代にわたって宝を探し続けていてその筋ではゲイツ家といえば変人だとかあまりよく思われていないなど不遇にあるようです。それでもゲイツ家の人々は宝を探し続けて来た・・・あれ、どこかでこういう話を聞いたことがあるような気がします、確か某海賊漫画に栗のような頭の男が同じ事をしていたような。不遇のうちにあってもロマンを追い続ける生き方もあるんだなと思いつつ観ていました。