映画『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」のネタバレあらすじ結末

パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンドの概要:「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの第三作目。第二作、「デッドマンズ・チェスト」の続きとなっており、より早くに第三弾を公開する為に、制作は第二弾と同時に行われた。この後第四弾も発表されるが、登場人物も変わる為に事実上の第一部完結作品と言える。

パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンドの作品概要

パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド

公開日:2007年
上映時間:170分
ジャンル:アクション、ファンタジー、アドベンチャー
監督:ゴア・ヴァービンスキー
キャスト:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、ジェフリー・ラッシュ etc

パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンドの登場人物(キャスト)

ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)
大海原をまたにかける大海賊。飄々とした性格をしており、どこか掴みどころのない憎めない性格をしている。第二作目で死んだとされていたが・・。
ウィリアム・ターナー(オーランド・ブルーム)
海賊の父親を持つ青年。エリザベスと恋に落ち、エリザベスを助けるべくデイヴィ・ジョーンズの心臓を狙っている。
エリザベス・スワン(キーラ・ナイトレイ)
ウィリアムの恋人で、勇敢な性格をした美女。ウィリアムを助ける為ならば犠牲も厭わないといった性格で、二作目におけるジャックの死因を間接的に作ったのも彼女である。
デイヴィ・ジョーンズ(ビル・ナイ)
ジャックを含む多くの海賊から恐れられる伝説の海賊。心臓を繰り出した過去があり、その心臓が破壊されない限り息絶えない。
ティア・ダルマ(ナオミ・ハリス)
謎の呪術師の女性。今までジャックたちに幾度も予言をしてきたが、今回その本来の姿が明らかになる。

パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンドのネタバレあらすじ

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンドのあらすじ【起】

先の戦いでデイヴィ・ジョーンズの心臓を手に入れたベケット卿は、その心臓を人質にデイヴィを掌握していました。その強大な力を手にしたベケット卿は、この世から海賊という存在を根絶する為に、デイヴィの船であるフライングダッチマン号に次々と他の船を襲わせていきます。

一方、『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』で復活が確認されたバルボッサは、そんなベケット卿を止めるべくエリザベスを連れてインドネシアへと向かいます。そこで、9人の選ばれし船長達による評議会を開き、この状況を打開する為の策を練ろうと考えたのです。しかし、その9人のうちの1人であるジャックは、先の戦いでクラーケンに食べられ死亡してしまっています。

そこでバルボッサは、”死んで”しまったジャックを見つけ出す為、海図の果てにある”ワールズ・エンド”、つまり世界の果てまで向かい、死の世界からジャックを再びこの世へと引きずりあげようと考え、船を出しました。

パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンドのあらすじ【承】

ようやくワールズ・エンドまで辿り着いた一行は、無残な姿で打ち上げられているクラーケンを発見します。多くの海賊達に恐れられてきたあのクラーケンを、ジャックが返り討ちにしたのでした。ジャックを見つけ出すバルボッサ一行は、彼を死者の世界から生者の世界へと連れ帰りました。そして、今度こそ評議会を開くべく再びインドネシアへと戻ります。

しかしその矢先、ここまでバルボッサ達を手助けしてくれた9人の船長のうち1人、サオがベケット卿の手先に殺されてしまいます。サオは死の間際船長の役目をエリザベスに託し、エリザベスが9人の船長の一人として名を連ねる事となりました。そしてとうとう評議会が開かれます。

力を持った9人を取りまとめるべく、代表となる船長を選出する事となりましたが、全員自分に投票するばかりで一行に話が進みません。しかし、そんな中ジャックがエリザベスに投票、エリザベスが全海賊達の代表となりました。エリザベスはバルボッサに聞かされていた通り、女神”カリプソ”という存在を解放し、ベケット卿を退けるという命を出しました。

パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンドのあらすじ【転】

しかしその矢先、ベケット卿の軍が膨大な戦艦を引き連れ評議会を襲います。海賊達はその力に対抗するべく、女神カリプソを解放する事としました。カリプソとは、今迄ジャック達に幾度もアドバイスを送ってきたあのティアの事で、普段は人間の姿をしていたのでした。

また、まだ人間だった頃のティアはデイヴィのかつての想い他人でもありました。再び女神としての姿を取り戻したティアは、その巨大な姿で海上に大きな嵐を巻き起こします。その嵐の影響で生じた渦に船を流されながら、ベケット卿達と海賊達との激しい戦いが繰り広げられます。

そしてその戦いの最中、とうとうジャックがデイヴィの心臓をベケット卿から取り戻し、心臓に刃を突き立てました。流石のデイヴィも心臓を破壊された為に生き絶え、船から転落し荒れる海の中へと消えていきました。ベケット卿達は強大なフライングダッチマン号を操る力を失い、全ては海賊達の描いていた通りとなったように見えました。しかし、デイヴィは死の直前に、ウィル・ターナーの脇腹に剣を突き刺していたのでした。

パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンドのあらすじ【結】

最早死は免れないと言った状態のウィルに対して、彼の父親であるビルは、かつてデイヴィがした事と同様に、ウィルの止まりかけている心臓を抜き出しました。こうしてウィルは、デイヴィに代わる新しいフライングダッチマン号の船長を務める事となったのでした。

そしてウィルが率いるフライングダッチマン号と、ジャックが率いるブラックパール号による猛攻が、ベケット卿を乗せた船へと襲い掛かります。二つの力に為すすべもないベケット卿は、そのまま海底へと沈んでいきました。こうしてベケット卿達の海賊の戦いは海賊達の勝利で幕を下ろしました。

しかし、フライングダッチマン号の船長となってしまったウィルには、10年に一度しか陸に上がれないという厳しいルールが課せられました。それでも変わらない愛を誓ったウィルとエリザベスは、10年後再び出会う事を誓い、エリザベスは陸に残りウィルは海へと消えていきました。一方のジャックは、ブラックパール号をバルボッサに盗まれ、小さなボートで大海原へと乗り出しました。

パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンドの解説・レビュー

ひとまずの完結編

一作目から続いてきた『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの、完結編。今後もシリーズは続いていくが、ウィル・エリザベスが揃って登場するのはこれが最後だ。
二作目がかなり中途半端なところで始まり終わった分、今回に期待を寄せていたが、完結編らしい最後だったと思う。
『ワールド・エンド』というタイトルにふさわしく、まさに大航海時代の海賊の危機的状況の話。伝説の海賊九人というのも夢があっていい。
このいつもは対立する海賊たちが、今回ばかりは総力をあげて敵に立ち向かっていく姿は観ていてスカッとする。
今までの悪役たちが仲間になるのって、実力が分かっているだけ頼りになるし、本当にオールスターが揃ったスペシャルだ。
東インド貿易会社側の人間がシリーズはじめから一貫して悪役に徹しているのも良かった。

ファンタジー

今回は海の女神まで現れて、この作品のファンタジーもついにここまで来たかと思った。欲するものを示す羅針盤とか、亡霊船とかはまあファンタジーとして許容できるのだが、いまいち理解できないことも多い。

人の生死にかかわることがあっさりととんでもないことになっているのが気になる。前作から続いて、ウィルの父親ビルは契約によって死者同然に奴隷として働かされているというが、それって本当は死んでるの?生きてるの?という疑問。また、クラーケンに食われたジャックがいたのは恐らく死の世界の入り口みたいなところだと思うが、死んだ人間があっさり生き返るのもわからない。ウィルは死ぬかと思えば心臓を取り出して契約することで生きているし、これも本当は死んでるのか生きてるのか……。
契約に縛られて10年に一度しか陸に上がれないということは、死んだも同然ということだと思うのだが。亡霊船ということだし。
そもそもジャック・スパロウっていくつなのか。この人に限っては不死身だと言われても驚かない。

この生死についてはっきりしないところが少々引っかかった。

パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンドの感想まとめ

シリーズ一応の完結で、ラストもきれいな終わり方で良い。10年に一度しか会えないって織姫と彦星以上の苦行である。分かりやすいハッピーエンドではないというところも良さなのだと思う。ウィルは亡霊同然だが、それでも10年に一度はエリザベスと息子に再開できる。ウィルの苦行はこれで終わりじゃないし、ジャックもまだどこかで懲りずにバルボッサと船を奪い合いながら海賊を続けている。
この三作目でウィルとエリザベスの役目は終わりかと思ったが、五作目でウィルはまた登場するらしいので楽しみだ。

Amazon 映画『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』の商品を見てみる

関連作品