映画『レイン・オブ・アサシン』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「レイン・オブ・アサシン」のネタバレあらすじ結末

レイン・オブ・アサシンの概要:剣術界の覇権を手にすると言われた、ミイラの上半身を盗んで逃亡した刺客の主人公は、顔と名前を変え新しい人生を始める。彼女は出会った男性と結婚し、幸せに暮らすはずだった。しかし、かつて所属していた暗殺集団に見つかり、再びミイラ争奪戦へと連れ戻される。

レイン・オブ・アサシンの作品概要

レイン・オブ・アサシン

公開日:2010年
上映時間:120分
ジャンル:アクション
監督:スー・チャオピン、ジョン・ウー
キャスト:ミシェル・ヨー、チョン・ウソン、ワン・シュエチー、バービー・スー etc

レイン・オブ・アサシンの登場人物(キャスト)

ザン・ジン(ミシェル・ヨー)
整形後のシーユー。剣を捨てて生活している。アシャンの人となりを観察し、結婚を決意。貧乏ながらも夫を思いやる内助の功。
アシャン(チョン・ウソン)
貧乏な配達人だが、心根が優しく快活。足の速さに自信がある。ザン・ジンと結婚する。実は整形をした宰相の息子で、シーユーであるザン・ジンに復讐しようとしていた。
転輪王(ワン・シュエチー)
暗殺集団、黒石の首領。常に頭からローブを被っており、刺客たちの師でもある。実は宮中の宦官で、男に戻りたいと強く願っている。
シーユー(ケリー・リン)
黒石の暗殺者。達磨大師の上半身ミイラを黒石から盗み、逃亡する。独特な剣法を持っており、柔らかくしなやかな剣と一対の腕前。素早く何度も刺すことから、細雨と呼ばれている。

レイン・オブ・アサシンのネタバレあらすじ

映画『レイン・オブ・アサシン』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

レイン・オブ・アサシンのあらすじ【起】

800年前、インドから中国へ修行に来た達磨大師は山で修行して究極の奥義を身につけた。達磨の死後、弟子たちによって山へ葬られたが、墓は暴かれミイラは腰から上下2つに引き裂かれる。伝説では遺体を手にした者が武術界の覇権を握ると言われ、武術界ではミイラの争奪戦が繰り広げられていた。

暗殺集団黒石に所属するシーユーは、独特な剣法を持つ達人である。彼女は首領、転輪王の命により、当時の宰相から達磨大師の上半身ミイラを仲間達と奪った。
しかし、シーユーはその遺体を持って、姿をくらましてしまったのである。

遺体を持ったシーユーは逃走の際、僧侶の男と出会う。彼と3カ月を過ごし武術の対決をしたシーユーは改心し、最後の1人として僧侶を倒した後、剣を捨てることにした。
医者の元で整形し名前もザン・ジンへと改め、新しい人生を歩み始める。

数年後、都で家を借りたザン・ジン。その数か月後に都へやって来たアシャンと出会った。
アシャンは雨が降る度にザン・ジンの露店へ赴き、雨避けをかける手伝いをしてくれる。彼はザン・ジンへ好意を寄せているようだった。

そんなある日、ザン・ジンは人を使ってアシャンに手紙を届けさせる。手紙の内容は随分と意地の悪い内容だった。手紙を届けたアシャンは、内容を見た送り主になぜか殴られる。
また雨が降り、アシャンは腫れた顔でやはりザン・ジンの元へと駆けて来るのだった。人の良い彼は殴られても怒らないのである。
それ以来、ザン・ジンはアシャンを日々観察。彼女は人殺しの自分が、幸せになって良いものか悩んだが、彼女を改心させた僧侶の師に背を押され、決心するのだった。

レイン・オブ・アサシンのあらすじ【承】

晴れてアシャンと結婚したザン・ジン。相変わらず貧乏だが、幸せに暮らしていた。
ある日、銀行へ来た夫婦。しかし、タイミング悪くそこへ強盗が入る。賊は無益な人殺しはしないらしく、動けなくするツボを押してまわる。ザン・ジンは咄嗟にツボ返しをして、わざと倒れた。

賊はミイラの半身を探しているようだった。銀行にミイラが無いと分かった奴らが、広間に出て来る。だが、ツボの押しが弱かったのか、アシャンが短時間で動き出した。ザン・ジンは様子を窺い、夫が倒される前に動き出して彼を椅子に避難させる。その後、彼女はあっさりと賊を追い返してしまった。

無事に帰宅した夫婦。ザン・ジンは当然、何かを聞かれると思い覚悟していたが、夫は何も聞かず食事にしようと笑う。ザン・ジンは彼の優しさに救われる。

銀行を襲った賊の残党を牢から出し、話を聞いた転輪王。女の腕前を聞いてシーユーだと察知。彼は部下の刺客である、新人のジャンチンと古参のレイ・ビン、彩戯師を都に呼び戻すよう命令を下した。

大家から子宝に恵まれるというおやつを貰ったザン・ジン。建物の屋根にかつての仲間の姿を見る。彼女はレイ・ビンを追って家へ。自宅のテーブルには黒石が3つ置いてあった。
居場所がばれたことを知ったザン・ジンは、アシャンを眠りに誘う蝋燭で早々と休ませる。
そして、天井の梁に隠していた自分の剣を取り、夫の綻んだ靴を繕いながら刺客を待った。

夜半、姿を現したのはレイ・ビンと彩戯師に小娘のジャンチン。小娘は生意気な口をきき、ザン・ジンに剣を向けるが、軽くあしらわれる。そこへ、転輪王が登場。ザン・ジンは自分の命と夫の命を遺体の半身と交換するよう交渉するが、首領は遺体の上下を見つけたら解放してやると言う。岳陽楼で落ち合う約束をして、黒石は去って行った。

レイン・オブ・アサシンのあらすじ【転】

3日後、約束の場所で仲間達と落ち合ったザン・ジン。銀行の主が遺体の半身を持っているらしいという情報を得る。夜に銀行へ彩戯師とザン・ジンで潜入するよう、レイ・ビンが手はずを整えていた。

その日の夜、彩戯師と銀行へ潜入したザン・ジン。取引を見守る。その場には遺体の上下が揃ったが、仲間割れにて取引は破談し、銀行の主は刺殺される。用心棒の若い女が下半身を持って逃亡したため、彩戯師が追いかけて始末した。

彩戯師を追って来たザン・ジン。広場にはレイ・ビンと転輪王、ジャンチンが揃う。彩戯師はザン・ジンとレイ・ビンの3人で黒石を裏切ろうとする。しかし、ザン・ジンは仲間には加わらず、遺体の上半身を置いて立ち去ろうとする。そんな彼女をジャンチンが阻止。
転輪王と彩戯師も戦闘を開始。レイ・ビンは黒石を裏切ることができず、双方に攻撃を加えるのだった。

残念なことに、彩戯師は転輪王に負けてしまい命を落とした。首領は部下達へと言葉をかける。名うてのシーユーには、若い2人では敵わない。だが、彼女に剣術を教えたのは転輪王である。彼はわざと4手抜いて、彼女へ剣術を教えていたのだった。それはかつて、シーユーを改心させた男が、ずっと口にしていたことだった。4手足りない剣術では、それが弱点となり彼女が死んでしまうと。

転輪王が言う通り、剣を交えたザン・ジンは弱点を突かれ、追い詰められてしまう。彼女は転輪王の剣から命からがら逃げきった。
自宅に戻ったザン・ジンは、夫に逃げろと言い意識を失う。アシャンは妻を寝台に寝かせ、おもむろに何かの準備を始めた。

逃亡したザン・ジンを追って来た、レイ・ビンとジャンチンがアシャンと対峙。夫には怯える様子もなく、見逃してはもらえないかと笑うが、刺客達には冗談が通じない。アシャンは床のレンガを外して、隠してあった剣を取り出した。長い間、隠していたのか剣は錆ついている。レイ・ビンはそれを笑うも、アシャンは笑みを消すことなく、間に合うから大丈夫と悠長にも剣を研ぎ始める。

レイン・オブ・アサシンのあらすじ【結】

剣を研ぐアシャンの隙を突いて、レイ・ビンが攻撃開始。アシャンは素早い動きで彼の暗器を弾き返した。戦闘しながら、剣を研ぐ器用なアシャン。1本では間に合わないと思ったのか、もう1本の剣を取り出した。その剣に見覚えがあったレイ・ビン。
達磨の遺体を奪う際、殺した宰相の息子が使っていた剣と同じ剣だ。アシャンは2本の剣でレイ・ビンを倒し、ジャンチンからはザン・ジンの剣を奪い返した。

夜が明けて、転輪王の住まいに侵入したアシャン。寝台に達磨の遺体があるのを発見。その後、転輪王を探して宮中へ向かった。彼は下っ端の宦官であった。アシャンは彼に攻撃を仕掛け、翌日の丑の刻に雲何寺へ来いと言った。

その夜、アシャンは雲何寺を訪れ、妻の秘密のすべてに目を通した。
意識を取り戻したザン・ジンは、医者から話を聞いて寺へ。夫婦はそこで正体を明かす。
親の仇であるシーユーだったザン・ジン。宰相の息子は医者に命を助けられて生き延びた。奇しくも、彼を救ったのはシーユーの整形をほどこした医師だった。整形した息子はアシャンと名前を変え、都でザン・ジンを発見。復讐するために彼女と結婚したのだった。

ザン・ジンはアシャンと対決し、彼に勝利。そして、夫の胸に短剣を突き刺す。その後、黒石の合図を空へ放った。
やがて、転輪王がやって来て彼女と対峙。ザン・ジンの剣法は奴によって4手抜かれているため、敵わない。
彼女は自分を改心させた男の動きを思い出し、アシャンの胸から短剣を手に取る。そして、再び転輪王へと向かって行った。激しい攻防を繰り返し、ザン・ジンはとうとう転輪王を倒す。だが、彼女も深手を負っていた。

アシャンのツボを押して動きを封じたザン・ジンは、彼へ仮死状態にする薬を飲ませた。そして、胸に短剣を突き刺す。これで、転輪王を欺けるはずだ。自分を愛していないと言った夫だが、彼には生きて幸せになって欲しかった。自分とは離縁し、今度は本当に愛する女と所帯を持って欲しかったのだ。倒れた彼女は、夫の姿を見つめて目を閉じた。

夜が明けて辺りが明るくなった頃、意識を取り戻したアシャン。彼は起き上がり辺りを見回して、倒れている血塗れのザン・ジンを見つける。愛していないと口にしたが、本当は偽りだった。彼女の傍に膝をつき悲しみに暮れるアシャンだったが、微かに息があることに気付く。彼は急いで妻を抱き上げ、帰路についた。ザン・ジンは離縁しろと囁くが、アシャンはそれを笑って否定するのだった。

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